シュッツ!とモツレクCD。
昨日から、BCJのシュッツ公演に向けての練習がはじまりました!
シュッツ…カッコいいです!!
バッハ・コレギウム・ジャパンのHPでは、慶応義塾大学教授・佐藤望先生による
「シュッツってどんなひと?」の連載が載っています。
へぇ~、ふぅーん、がいっぱい。
第1回
第2回
第3回
第4回
(ここだけの話ですが、あくまで個人的感覚ですがデザイン上の問題ですっごく文字が読みづらいので、
Facebookをなさっている方は、FacebookのBCJのページでお読みになることをお勧めいたします。。。)
母音の響きが輝きを放つイタリアンな音の世界を、ドイツ語でどこまで表現できるか、
シュッツさんはそんなことを目指されたらしいです。
ソリストさんたちのアンサンブルは「美声各種詰め合わせ」な充実感。
そこに合唱、さらに楽器が組み合わさるとどうなるか。
佐藤先生もお書きになっていますが、歌の声部と器楽のパート、
どれをチョイスするか、可能性は何通りもあるんですって。
ここで聴けるバージョンは、ここでしか聴けないものになるのでは。
まだ、a=465Hzのピッチに慣れていないけど。。
(Hz(ヘルツ)は音の高さ、ピッチを表す言葉です。数字が大きくなるほど音が高くなります。
音の高さの話をする時は、a(ラの音)を基準にします。
オーケストラのチューニングもラの音の高さをあわせます。
普通のピアノでは、ラの高さは442Hz。
a=465Hzのピッチで歌うということは、楽譜にドと書いてあったらドのシャープで歌っている感覚。
音の高さが普通のピアノとは半音くらい違うのです。
また、いわゆるバロックピッチはa=415Hzで、普通のピアノよりは半音くらい低く歌っています。
私はそれには慣れてしまったのですが、
バロックピッチから見ると、今歌わなくてはいけないのは
「ドを見てレと歌う」という感覚。
ハ長調のハーモニーがニ長調に聴こえる。。。早く慣れなくては。)
シュッツの音楽をご存知の方もそうでない方も、ぜひ!御運びくださいませ。
まずは、11/21(金)に青山学院大学講堂にてレクチャーコンサートをさせていただきます。
演奏する曲数は減りますが、鈴木雅明先生によるお話がたっぷり聞けますよ。
18時半開演です。
神戸公演は11/22(土)神戸松蔭女子大学チャペルにて、
東京公演は11/24(月)東京オペラシティコンサートホールにて、
どちらも15時開演です。
そして!
昨年12月に録音をしました、モーツァルトの「レクイエム」のCDが届きましたー!!
わーい!!
でも聴きたいから、そのうち開けます。
こちらも、すでに販売されているようです。
昨年の公演をお聴きになったかたもそうでない方も、
ぜひお手に取ってみてくださいね。
by takahashi_chiharu | 2014-11-19 09:38 | リハーサル日記 | Comments(0)