関東縦断の日。

今日は朝からコール・エッコさんのアルトパートの方々のヴォイトレをしに
栃木県佐野市へ。
来月に定期演奏会を控え、皆様それぞれ、
もっとこう歌えたらいいのになーとかここが難しいなーという
ちょっとしたお悩みをお持ちで。
お一人ずつが短い時間になってしまって申し訳なかったのですが
少しでも何かヒントを持ち帰っていただけていると、いいなぁ。
本番で、皆さんが心から楽しんで歌えますように!
大成功をお祈りしています☆

お昼の休み時間もそこそこに、
ヴォイトレのスケジュールをぎゅぎゅっとコンパクトに詰め込んでいただいて、
朝10時から午後2時過ぎまでヴォイトレをし、
今度は横浜へと移動。
皆様のお声を聞かせていただいたあとは、
今度は自分がレッスンを受ける番。
湘南新宿ラインに80分近く乗ったので
ちょっと奮発してグリーン車に乗っちゃいました♪

で、電車の中で
先日のレッスンの録音を聴いてみたわけですが

・・・ヴォイトレで、皆様にあーだこーだ言っているわりには
なんじゃこりゃ、な私の声www
ああ、いい声で歌いたいなぁ。
気持ちだけじゃなく、体もきちっと使えるように
もう一度、細部を見直してみよう。

そんなことを思いつつ、横浜の先生のお宅へ。
先日は、別の先生にピアニスト目線でいろいろ仰っていただいたわけですが
あのレッスンで音楽の方向性に迷いが減って、やりたいことが濃くなっていたので
今日は、どの曲も最初に歌ったときからしっかりと
「表現する」ことができていたように思います。
そんな私達の演奏の、
歌い手である私の、技術的な面についてアドヴァイスをいただき。

その中で、「調を変える」ということが起こりました。

・・・私達が歌っているクラシックの歌曲は
作曲家が曲を作ったときの、原曲のキー(原調)のままの楽譜のほかに、
キーを下げた状態を譜面にしたもの(移調譜といいます)も出版されています。
ソプラノやテノール用は「高声用(または原調版)」、
メゾソプラノやバリトン用は「中声用」、アルトやバス用は「低声用」、
と書かれた楽譜があるということ。
つまり、ひとつの曲に3種類の楽譜がある場合もある、ということです。

私はメゾソプラノ。
ですが、低いキーでも歌える、けど
「高いキーでも歌える」という、厄介なパートでもあるのです。

たかが音の高さの違い、
どっちでもいいんじゃない?と思われるかもしれませんが
その曲にはどんな声がふさわしいのか、
明るい声、優しい声、深い声、かわいい声・・・
曲の雰囲気、詩の内容を見つつ、
私にふさわしいのはどのキーなのか、
いろいろ歌って、慎重に聞き比べをしてみないといけないのです。

これはメゾ(またはバリトン)の宿命。
ソプラノさん(またはテノール)はこういうことはあまりしないのではないでしょうか。

で、
私なりに歌い比べて、調を選んだつもりでも、
第三者である先生に聴いていただいた結果・・・
「中声用」で歌おうとしていた曲を、2曲
「高声用」へ変更と相成りました。

うん、まぁ、自分でも納得してしまいました。
ちょっと渋く?というか憂いを帯びた感じに歌いたくて、低めの調を選んだけど
私の声にどストライクなのは、高めな原曲のキーだったんだなぁ・・・
小手先のところで表現をつくるのではなく
自分の一番いい声で、音楽を作っていくこと
そういうところから逃げないこと。

ピアニストさとこちゃんは、レッスンのその場で
練習していた調から、違う調へ「移調して」伴奏を弾いてくれました。。。
この期に及んでの変更・・・申し訳ないやら、ありがたいやら。


こうして、リサイタルの全体像が見えてきました。
暗譜も着々と・・・していかねば!

そろそろ、トライアスロン、じゃなかった
通し稽古に向けて、
曲と曲とのつながり、または頭の切り替えを視野に入れて
練習を進めます。
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by takahashi_chiharu | 2011-10-16 22:55 | リサイタルへの道2011 | Comments(0)