定期演奏会@神戸松蔭女子学院大学チャペル

昨日はあいにくのお天気でしたが
(さらに関東では地震があったんですってね…
なかなか収まりませんね…)
神戸での演奏会、無事に終了いたしました。

演奏会の最初に、
大震災の犠牲となられた方への追悼演奏として
オルガン・コラール「我ら苦難の極みにある時も」と
モテット「おおイエス・キリスト、わが命の光よ」を
演奏しました。
どちらもしみじみとよい曲。
あの日からはや3ヶ月、
亡くなった方々が少しでも心穏やかに休めるよう
復興が進むことを祈るばかりです。

本プログラムでは、
「バラエティパック」と書いたように
アリアあり、シンフォニアあり、歌のアンサンブルありと
聞き応えあるプログラムだったのではないでしょうか。
チャペルの空間に豊かな音が満ち満ちて
とても楽しく歌うことができました。

そして、今回はトランペットが大活躍!
現代、吹奏楽などで使われるトランペットには
音程を変えるためのピストンがついていますが
昔は管があるだけで、
演奏者が自分の唇をマウスピースに当てる、
その当て方と息の強さを調節することだけで
音程を作り出していたと考えられています。
このような、管だけのトランペットを
「ナチュラル・トランペット」といいます。

…さすがに本当に管だけだと、出しにくい音もあるので
管に穴を開けて、指で押さえたり開けたりする
(フルート、リコーダーなどと同じですね)ことで
よりクリアな音程を出す、という奏法が
30年以上用いられてきたのだそうです。
これだって、楽器の形としては
ピストン付きの、全くのモダン・トランペットよりは、
バロック時代に用いられていた楽器に相当近いのですが…
妥協案といいましょうか。

しかし!
今回のみならず、
BCJにしばしばトランペットを吹きに来てくれる方々は
昔ながらの、「ナチュラル・トランペット」での演奏のエキスパートたち。
確かに、彼等のトランペットには穴は開いていません。
吹いている姿を見てると、
顔の筋肉が駆使されているのはもちろんのこと
息を吹き込む瞬間に、胴回り、さらにお尻の筋肉が
ぴくっ!ぴくっ!
って動いているんです。
凄いなぁ~。全身で音程を作り出しているんだなぁ。
その部分では、歌い手とも共通する部分がありますね☆
指揮の鈴木雅明先生は
「彼等は本当に稀有な存在なんだ!」
とおっしゃっていましたよ。

今回の定期演奏会のプログラムには
第1トランペット奏者のジャン=フランソワさんへの
インタビューが掲載されていますので
東京での演奏会にいらっしゃる方は、
ぜひこちらもご覧になってくださいね。


さて。
今日からは録音の日々です。
オケのみなさまは午後からすでに作業をスタートしていますが
合唱メンバーの呼び出し時間は夕方なので
その前に、お茶しに行こうと思っています♪♪
[PR]

by takahashi_chiharu | 2011-06-19 13:48 | 旅日記2011 | Comments(0)