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魔改決行中&今夜のごはん

年末に「魔界に秩序を!」と宣言したまま
今年もすでに半月過ぎて・・・早っっ!!!

昨日今日と、魔界の「断捨離」に挑んでいます。
出るわ出るわ、果てしない紙ゴミの山・・・
たった2年ちょっとしか住んでないのに
どんだけ溜め込んだんじゃー!
と自分でも呆れますが・・・
取っておいた演奏会のプログラム、チラシ、
資料のコピー、ダブっているコピー譜、
今回は「断捨離」と銘打っているのですから
思い切って!捨てます。
懐かしかったのは、学部3年生のときに関わっていた
「こうもり」の譜面。
・・・ですが、昨年「こうもり」に2回出演した結果、
同じ譜面が3冊になってしまったので
1冊のみ残して、あとの2冊は処分。

手元に残さなくてもいいかなーと思えた本は
ブッ○オフに持っていくことにして。
厳選し残すことにしたコピー譜と資料、
CD、文庫本などには改めて居場所を与えるべく
棚を増設。
まだまだ「魔界」な状態ではありますが
少しずつ、秩序がもたらされつつあります。


今夜のごはんは、我が家のシェフが腕をふるってくださいまして・・・
魔改決行中&今夜のごはん_f0232910_2153756.jpg

牛肉・舞茸・青梗菜のオイスター炒め、胡瓜とハムの中華風冷や奴、竹輪のサラダです。
こういう中華系、そして先日のおしゃれな洋食などで特に
シェフの手腕が発揮されるようです☆
ごちそうさまでした。

# by takahashi_chiharu | 2011-01-16 20:25 | 日々のこと | Comments(0)

日本のふゆうた→ターフェル合わせ

今日はどんぶらこと千葉市美浜区まで足を伸ばし、
芸大の同級生たちによるコンサートを聴きにいってきました。

千葉市美浜文化ホール 「四季のうた 日本のうた ~ふゆうた編~」

ソプラノの栗原未和さんと柏原奈穂さん、ピアノの大室晃子さんの
3人によるコンサートでした。

3人とも芸大で私と同期の「美女トリオ☆」。
特に、みわ&なほのソプラノコンビとは学部1年生のときからの友人です。
みわちゃんは琵琶湖のほとりで、なほはイタリアで
それぞれ頑張っている、すばらしい同級生たち☆
ピアノの大室さんとも昨年のコンクールでもご一緒したこともあり、
これはぜひ聴きに行かねば!と
東京を西から東へ横断し、さらに千葉県へと進出し
わくわくと、はるばる出かけていったのでした。


さて。 
コンサートでは、コンセプトである「日本のふゆうた」を
たっぷりと楽しむことができました。
歌い手ふたりとも、すっきりとしたみずみずしい声で
素敵な日本の歌を、ひとつひとつ丁寧に歌ってくれて。
ふたりとも、本当に日本語の発音がクリア☆きれい!
ソプラノ二人でのハーモニーもよく響きあい、
最後の「カチューシャの唄」はピアノも豪華で、圧巻でした~。
こじんまりとしたホールだったこともあり、
アットホームな雰囲気で、あっという間のひとときでした。

同期の私が偉そうに言うのもなんですが
なほもみわちゃんも、声が本当に安定して
ひとつひとつの曲ごとの表現も繊細で
上手になったなぁ・・・と。

コンサートが終わってから、みわ&なほの両方から
「ちはるがニコニコ(ニヤニヤ?)していたのが見えた」
「こっちまで噴き出しそうになった」とメールが入り。
ちょっと!こっちは心から楽しく聴いてたんだからっ。
・・・まぁ、顔がにやけるくらい面白かったけど☆トークとか。


今後ぜひぜひ、彼女たちの活躍も、チェックしてみてくださいませ!

・・・そしてそして、
このコンサート・シリーズ「四季のうた 日本のうた」は
次回の「はるうた編」で4回シリーズが完結するのだそうで
これまた私の芸大同級生である原田圭くんが出演します☆
原田くんは、いまや同期の中の出世頭といってもよいかもしれない
飛ぶ鳥を落とす勢いの歌い手さんです。
「はるうた編」もぜひチェックしてみてくださいね☆


・・・圧巻だった「カチューシャ」まで聴いたところでホールを飛び出して
電車に乗り、今度は大船へ。
ターフェルムジーク鎌倉さんのオケあわせに向かいました。
・・・今日はたくさん電車に乗ったなぁ。。。

ターフェルムジーク鎌倉の次回の演奏会は
2月19日(土)17時開演
場所は逗子文化プラザ なぎさホールです。

ターフェルさんでは、1回の演奏会のプログラムは、だいたい
バッハの教会カンタータを3曲+α、くらいのボリュームなのですが
今回は、カンタータをまるまる4曲演奏します。
聴き応え1.5倍な演奏会になりますよ。
比例しましてソリストたちの出番も増えておりまして
わたくし(アルトソロ)の場合は、
アリア2曲、レチ2曲、デュエット2曲
となっております。

そして中でも聴きモノなのが
指揮者の大竹尚之先生がご専門のリコーダーをご披露くださるということ☆
古楽の演奏では、
指揮者がチェンバロを弾きながら指揮を振る「弾き振り」
指揮者がソリストを務めつつ指揮を振る「歌い振り」
などを見かけますが、
リコーダー奏者による「吹き振り」にご一緒するのは初めて♪

私が歌わせていただくアリアも1曲、
大竹先生のリコーダーと共演させていただくのですが
すばらしかったですよ~♪
リコーダーというと、
「小学校のときに習ったアレ」というイメージ、ないですか?
・・・あなどるなかれ!
音色もニュアンスもさまざまなヴァリエーションがあり、
とても生き生きとしていて、
「これが、プロの吹くリコーダーだ!」というのを
ごく間近で拝見し、とっても楽しかったです。

肝心なアリアは・・・ 
今日は、そんな素晴らしい先生の音楽に付いていくのが精一杯。。。
また来週合わせていただくので、あと1週間、さらいたいと思います。

ほかにも聴きモノな曲がいろいろ。
必聴の演奏会になりそうですよ☆
チケットのお問い合わせはわたくしまでぜひどうぞ。

# by takahashi_chiharu | 2011-01-13 23:17 | 行った聴いた見た読んだ | Comments(2)

試演会!

緊急告知しました試演会、
無事終了いたしました。
お寒い中、またお忙しいなかお越しいただきました皆様、
ありがとうございました。

私は今日のトップバッターでした。
会場に着いたら、あまり時間なく歌うことになることはわかっていたので
先日のホールリハの録音を聞きながら会場へ向かいました。
移動の車中で、ウォルトンの歌詞の暗譜も確かめつつ・・・

電車の車内で、長椅子の座席の、通路の向こうから
あらぬ方を見ながら懸命に口元を動かしてブツブツ言っている私のことを
チラチラを見ていらっしゃるお嬢さん方がいたことには気づいていました。。。
怪しくてごめんなさい。。。。


その甲斐あってか、
ホールリハのときよりも、ずいぶん落ち着いて歌えました。
アルマ・マーラーの1曲目を始めるところから、
歌の世界になんだかすんなりと入る事ができ、
一曲一曲、気持ちを切り替えて、丁寧に歌っていくことができたように思います。
ウォルトンも、やっと暗譜がほぼ間に合い。。。 イヤハヤ
やはり暗譜ができるとピアノのこと、自分の声、言いたいことなど
いろんなことに「耳が開く」というか、聞こえるようになってくるし
バランスも上手に取れるようになると思います。
さらに、
先日のホールリハでご指摘を受けた「歌いすぎ」ということも
今回はなかったのではないかと(あくまで自己比)。
もっと異次元といいますか、夢かうつつか・・・みたいな曲の世界に入ろうとする試みが
わりとうまくいったような気がします。

・・・まあもちろん反省点はいろいろありましたし
ちょっと、自分の発声というか声の色を、もう少し質の高いものにしたいな
という部分がぽろぽろありましたが

本番前の度胸試し
という部分では、今日はまあまあいけたかな、と。


・・・過去の経験でいきますと

リハがうまく行き過ぎると、本番で不発になる

という傾向が見られますので
ここからがいよいよ勝負だと。

明日、最後のレッスンに同行します。
ここから、もう一度、あと1週間
ピアニストさんの音楽に寄り添って、
詰めていく作業をしていきたいと思います。

# by takahashi_chiharu | 2011-01-10 23:46 | リハーサル日記 | Comments(0)

緊急告知!試演会のご案内

1月18日(火)に行われます伴奏科の修士演奏会に先駆けまして
試演会をおこないます。

【修了演奏会直前公開試演会(仮題)】*どなたにもご自由にお入りいただけます*
日時:1月10日(月・祝) 14時開演
会場:東京芸術劇場地下リハーサル室
※追記※
地下リハーサル室はいくつかありますが、
中リハーサル室3
です。よろしくお願いします。

―プログラム―

  アルマ・マーラー/五つの歌
  ウィリアム・ウォルトン/三つの歌

      高橋ちはる(Mez)
      大町彩乃(Pf)

  ロベルト・シューマン/ヴァイオリンソナタ Op.121

      中川直子(Vn)
     大町彩乃(Pf)

***休憩***

プログラム後半は、
大町さんと同じく修演をおこなう
守谷温子さん伴奏によるプログラムです。

  クロード・ドビュッシー/ヴァイオリンソナタ
  リヒャルト・シュトラウス/四つの最後の歌
  セルゲイ・ラフマニノフ/作品8,14,21,26,34より(歌曲作品です)


少しでもお客様がいらしたほうが臨場感がでますので、
お時間ありましたら、ぜひ!

# by takahashi_chiharu | 2011-01-07 23:48 | お知らせ | Comments(3)

東京音大大学院伴奏科修演・ホールリハーサル

1月18日(火)
東京音楽大学構内にあります「100周年記念ホール」にて
大学院伴奏科の修士演奏会があります。
私は、大町彩乃(おおまち・あやの)さんの助演として
アルマ・マーラーとウィリアム・ウォルトンの歌曲を歌わせていただきます。
私の出番は12時頃から(演奏会開演は11時)、30分ほどの出演です。
修了試験ですので、入場無料、一般の方にもご自由にお入りいただけます。
伴奏科の学生さんたちの課題は「1時間程度のプログラムを組み、演奏する」というもので
共演の相手は歌い手だけでなく、
ヴァイオリンなどの弦楽器、フルートなどの管楽器など、人それぞれで
たいていの人は「歌30分、器楽アンサンブル30分」というプログラムのようです。
伴奏科を修了する7名がそれぞれ1時間ずつ演奏しますので
ものすごく、聴きごたえのある演奏会になると思います☆


アルマの曲は、昨年のリサイタルでもとりあげた「五つの歌」。
まだマーラーと結婚する前、
ツェムリンスキーの元で作曲の勉強をしていた時代の作品です。
うら若い、すこしおませな女子の曲。
ウォルトンはイギリスの作曲家。
20世紀を生きた人(1902-1983)ですが、ほぼ独学で作曲を学び
自分が生きた時代の音楽を意欲的に取り入れていった人のようです。
私が歌う「3つの歌」も
イギリスらしいすっきりとした響きもあればジャズっぽいリズムもあり。
3曲それぞれがまったく違った味わいを持っています。


今日は、100周年記念ホールでのリハーサル。
とてもよく響くホールなので、残響の残り具合を聞きながら、
大町さんのピアノを聞いていろんなことを確かめつつも
楽しんで思いっきり歌いました。

ひととおり演奏し終わったところで
ご指導いただいている先生方にお話を伺うと、
ウォルトンの歌曲について、
ちょっと歌いすぎかも、と・・・・

ぎくり。

・・・いやぁ、やはりドイツ語の「リート」とイギリスの「ソング」って
違うんですよね。
色合いというか、味わいというか・・・
英語の歌曲とか、フランス歌曲とか
私から見ると「大人の歌」って感じ。
そろそろほんとに、ドイツ語じゃない曲、ちゃんと勉強しないとなぁ。。。

・・・いや、今日のは違うな。
(上に書いたことももちろんあるんだけど、)
何語だからとか曲の古さ(書かれた時代)がどうとかじゃなくて
その曲を歌う自分になってなくて、
自分の声の大きさとか発声のこととかバランスとかに気をとられてて
曲から、私だけがはみ出ちゃってたんだなぁ。


でもね。
ひとしきり反省したあとで思ったことがあって。

去年。
ひとつの曲を、端から端までとにかくぎっちり歌っちゃって、
もっと、その曲に即した表現をしなきゃ、アツく歌うだけじゃだめだ、
大人にならなきゃ、って思ってて
リサイタルまでは、それがわりとうまくいっていたような気がするのだけれど
コンクールではいいところを通り越して
いろんなことが怖くなって、がんじがらめになっていっちゃってたような気もしてて。
で、「また一からやろう」って思って、また歌い始めたわけでした。

で。今日のご指導は「歌いすぎ」だったわけだから、
見事にまた、振り出しに戻れた
てことではないでしょうか。
まずはアツく歌えないと、何も出てこないもんね。

うんうん。いいじゃないか。
今度は、この先の道を少しは知ってるわけだから。


本番まであと10日あまり。
なんとか、もう1ランク上の演奏を目指します。
平日のお昼間ですが、お時間ありましたらぜひ聴きにいらしてくださいね。

# by takahashi_chiharu | 2011-01-07 22:05 | リハーサル日記 | Comments(0)