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面白かった?

Voxhumana定期、終了いたしました。
関係者の皆様、お疲れ様でした!!
また、聴きにいらしてくださった皆様、ありがとうございました。

いかがでしたか??
ぜひ、ご感想お聞かせくださいね♪♪♪


舞台に出て行く直前に、メンバーのひとりが

「本番は1回だけ!!」

ってつぶやいてて、それ聞いて
そうだ!1回だけなんだよ!
って集中高まりました。

・・・その心構え、いつも必要よね。うん。


今回は、個人的には

リセット
フラット
まっしろ
オープン

と目標を掲げたわけですが。

うまくいったところと、
そうはいってもなかなか、自分の中で処理できないままだった部分と
あったような。

まだまだ、修行が足りんです。はい。

でも、いろいろ思いながら、もがきながら、舞台に立つ私たちのことを
見ててくれる方がいるから、

だから、がんばらなきゃって思えるんです。

ありがとうございます。

あと、今日は不思議と、不完全燃焼な気持ちにはならなかったな。
それなりにがんばれたってことかな。


足利市民合唱団の、通称「足唱ガールズ」の皆様から
今回も、差し入れいただきました☆
ありがとうございます♪
面白かった?_f0232910_23544393.jpg

お菓子が千羽鶴状態(笑)
私はこの中から、キャ○メルコーンと釜揚げポ○トをいただきました。

ほかにも、お菓子や、かわいいお花や、パンダちゃんや、かわいい布巾や
お土産たくさんで、ほくほくで帰宅いたしましたよ♪
みなさん、私のことわかってるんだからぁ☆

さ。
つぎ。つぎ。

演奏会が終わった・・・という感傷にひたる暇もなく、
というより打ち上げにも出られず(涙)
次のプロジェクトのためのお稽古へ参加してきました。
まだ、詳しいことをお知らせできないのですが・・・
バロック♪器楽の方々とも一緒♪アンサンブル♪
楽しかったです。
あー自分まだまだだなぁ、できないことも知らないこともいっぱいあるなぁ、
でも経験させてもらえてうれしいなぁ。
って感じ。
のんびりじっくり・・・とやる暇はないのだ!というのが痛いところなのですが。。。
せっかくの機会。
ううん、本当はどんなときも、いつも「一期一会」なんだ、って
今日も感じたところですからね、
がんばります!!

今週中には、このプロジェクトについてのお知らせができると思います。

# by takahashi_chiharu | 2011-03-06 23:14 | 演奏会記 | Comments(2)

明日はVoxhumana

きょうは、
ひさしぶりの、

なーんにもない日♪♪♪

そして明日は

Voxhumana。


ヴォクスマーナ第24回定期演奏会
3月6日(日) 開場14:00 開演14:30
東京文化会館小ホール

川島素晴(b.1972) 12人のおかしな日本人(2011委嘱新作・初演)
木下正道(b.1969) 書物との絆Ⅱ(2011委嘱新作・初演) 詩:エドモン・ジャベス
鈴木治行(b.1962) ちりぬるを(2007委嘱作品・再演)
伊左治直(b.1968) Nippon Saudade(2008委嘱作品・再演)

助成:芸術文化振興基金、財団法人ローム・ミュージック・ファンデーション

Sop:稲村麻衣子、神谷美貴子、花嶋千香代、渡辺有里香
Alt:入澤希誉、高橋ちはる、中川遊子、矢ヶ部直子
Ten:大谷友也、清見卓、初谷敬史
Bas:小野慶介、河野陽介、松井永太郎
指揮:西川竜太


本番前日ということで、本当は稽古が入っていたのですが
トリに(なくなること)なりまして☆
Voxhumana前日にして、奇跡の完全オフ、フフフ♪


狩りの前に、巣穴にこもって体をやすめるけもののように
しずかに爪を研ぐがごとく



洗濯などしながら
だらりんこ~としております。

今週は、昨日まで、ほんとーに
ぐったりんこだったものですから。
いま、なんだかこの言い回しが私の中で流行っておりますw

リセット
フラット
まっしろ
オープン

そんな私で、明日を迎えたいと思います♪

今回は、いつにもまして面白くなりますよ~!きっと。
当日券もご用意しています!
もちろん、本番始まる前までに私にご連絡いただけましたら
チケットお安くしてご用意します♪

明日もおでかけ日和なお天気だそうで。

どうぞ、おでかけくださいね☆

# by takahashi_chiharu | 2011-03-05 11:27 | お知らせ | Comments(0)

香港行き その3 【食べたもの編】

食べた順に記録。
なんか、もっといろいろ食べればよかったなぁ。。。
大概、このようなツアーのとき、
まずホテルの朝ごはんをがっつり食べてしまって
お昼にはおなかが空いてなくて
夜は演奏会なので、あまりゆっくり食べる暇がない
という悪循環(健康的ともいう)なのです。

香港に着いてすぐ、ホテルのすぐ裏の庶民的な食堂で食べた、麺。
たぶん小麦でできてるけどやたら細い麺が
さっぱりとしたお醤油味っぽいあったかいスープに浸っていて
その上に炒めたもやしと細切り豚肉が乗っていた。
香港行き その3 【食べたもの編】_f0232910_2334730.jpg

漢字表記のメニューから一生懸命想像して、
大体予想した感じのものがでてきたかな。

1日目の演奏会前に食べたおかゆ。
香港行き その3 【食べたもの編】_f0232910_2384574.jpg

具は何も見えないと思いますが、
スライスした白身のお魚と、肉団子が入っています。
これで400円くらい。
ホテルの朝ごはんにも、鶏肉入りおかゆがありました☆点心も。

一緒に食べた海老蒸し餃子☆美味しかったです。
テーブルにあったお酢が、赤ワインビネガーみたいに赤かった・・・
香港行き その3 【食べたもの編】_f0232910_2375039.jpg


街歩きの合間に見かけた、ダックダックダック。
北京?かどうかはよくわかんないけど・・・食べなかったし。
香港行き その3 【食べたもの編】_f0232910_23123148.jpg


歩き続けて、疲れたので
女人街の近くで入ったお店で飲んだ、タピオカ紅茶。
「タピオカ入りの~」は、メニューの中の「珍珠系列」がそうだったみたい。
午後の紅茶レモンティーにタピオカがごろごろ入ってる、みたいな感じでした。
「珍珠系列」の中の、ミルクティにしたかったんだけど、
どれがミルクかわかんなかったの。。。
香港行き その3 【食べたもの編】_f0232910_2315783.jpg


2日目の演奏会前、前日におかゆを食べたお店にまた来てしまい。
実はこのお店は雲呑麺(ワンタンメン)がウリだったらしかった。ので
またしてもあまりおなかの空いていなかった私は
麺ナシの「ワンタンスープ」を注文。
香港行き その3 【食べたもの編】_f0232910_23202138.jpg

海老入りワンタンで、スープにも海老のおだしが利いてて
さっぱりしてとっても美味しかったです♪♪

美味しかったなー。
今回はバタバタだったので、いつかまた、行って(食べて)みたいな。

# by takahashi_chiharu | 2011-02-27 22:56 | 旅日記2011 | Comments(0)

香港行き その2 【街歩き編】

香港行きからはや1週間。。。
やはり、ブログの記事には、鮮度がありますな・・・
自分の中でも、その後も次々といろんなことをやり続けていると
どんどん、彼方の出来事になっていくというか。。。

というわけで、「うたごよみ」的な記事は前回がっつり書きましたので
今回は写真を中心に☆

まずは香港の街並みをどうぞ。
ホテルのあった香港島と対岸の九龍島とは
地下鉄かフェリーで行き来できるのですが、
2/21(月)のリハーサル前に、ぶらぶらお散歩しに行きました。
日本のガイドブックなどは持っていなかったので
ホテルのお部屋に備え付けてあった香港の地図を片手に、ひとりで☆
まず、ホテルの近くから地下鉄に乗り、
九龍島をさんざん歩き回ってから
帰りは、フェリーにのって香港島へと渡りました。
昨年秋にパリとフィレンツェに行った際にも
交通機関は利用しまくりましたし
昔よりも、度胸がついたようです。
中国語(漢字)と英語のダブル表示で、情報量多めなのもうれしい☆

今回は、夜はほとんど出歩けなかったのが残念!!
100万ドルの夜景も見ずじまい。
また行くことがあるといいなぁ。
できれば今度はプライベートで!

こうやって看板が道の上を覆ってるのって、
アジアの都市っぽくないですか?
香港行き その2 【街歩き編】_f0232910_21563122.jpg


「女人街」といわれる、露店が立ち並んだ通り。
値切り交渉ができたらしい。。。
香港行き その2 【街歩き編】_f0232910_223696.jpg


香港のナイトマーケット「廟街」の入り口。
香港行き その2 【街歩き編】_f0232910_22151066.jpg

お昼前に行ってしまったため、お店がすべて閉まっていて、当然露店も出てなくて
昼間の築地市場みたいな、ゴーストタウン状態で・・・しょんぼり。

ペニンシュラ香港。
ロビーに入ってみればよかったなぁ。
香港行き その2 【街歩き編】_f0232910_2251417.jpg


「スターフェリー」という名のフェリーにも乗りました。
地下鉄よりフェリーのほうが料金は安かったです。
フェリーの内部。
香港行き その2 【街歩き編】_f0232910_22225682.jpg


フェリー上から香港島方向を臨む。
香港行き その2 【街歩き編】_f0232910_22254745.jpg

この景色を、夜に夜景としてフェリーの上で見たかったなぁ。。。

香港島側の、セントラル駅に着きました。
乗ってきたフェリーが泊まっています。
香港行き その2 【街歩き編】_f0232910_22303092.jpg


ホテルの部屋からの眺め。お部屋は21階にありました、たかーい!
香港行き その2 【街歩き編】_f0232910_22345117.jpg


香港についた日(2/20)は日曜日だったのですが、
ホールのあるあたりは、日本で言えば西新宿みたいな雰囲気だったのですが
印象的だったのは、ビルの合間のスペースとか、歩道などに
敷物などをひいて、車座になっておしゃべりしたりトランプゲームしたりしている人が
ほんとにたくさんいたこと!!
最初は、座っている人たちのあまりの多さに
「もしかして・・・ホールに入るための順番待ちとか?」
などと見当違いのことを考えていましたが
翌月曜日にはそういう方をまったく見かけなかったので、
どうやら、「外で車座」は香港の休日のすごし方のようで。
(日曜定休のお店も少なくないらしかった)
もちろん、誰もがしていたわけではなく
わりと若い女の人が多めだったような。。。

続きまして【食べ物編】を。

# by takahashi_chiharu | 2011-02-27 22:46 | 旅日記2011 | Comments(0)

香港行き その1 【演奏会編】

香港から帰ってきてからもあれやこれやとドタバタ・・・
やっと一息ついたので、香港行きのあれこれを、まず演奏会編から。


まず
「香港」というところは、大きく分けて「香港島」と「九龍(クーロン)島」に分かれていて
その間はフェリーや地下鉄で行き来することができます。

今回、香港ではCity Hallというすこし年代物な感じのホールで演奏しました。
香港芸術祭ではいくつもの会場でさまざまなイベントや演奏会を行っているらしく、
City Hallのある香港島から見ると対岸に位置する九龍島の海側には
とても立派で新しそうな文化施設(もちろん大きなホールもある)があったのですが・・・

内部はこんな感じ。
これはリハ中のひとコマ。
香港行き その1 【演奏会編】_f0232910_22435622.jpg


舞台上には「香港藝術節」の看板?が掲げられ。
香港行き その1 【演奏会編】_f0232910_22452736.jpg


天井が高くて、舞台上の音を前へと押し出しづらい感じの造りで
リハーサルでは、ソリストの立ち位置や
歌と楽器、また楽器同士の音量のバランスを測りあいながら進めていきました。
リハの合間に、2階席に上って音を聞いてみましたら
1階席よりもとてもとてもよく聞こえてきた、という印象だったので
きっと、お客様には楽しんでいただけたのでは、と思います!

また、今回はリハーサルの模様を現地の中高生たちに公開していて、
リハーサルの前に、指揮者の鈴木雅明先生が、
バッハの音楽について、また
バロック音楽を演奏する際に使用している楽器、
いわゆる「古楽器」についての短いレクチャーをしてくださいました。
香港では、実力あるオーケストラはあっても
古楽となると、まだまだ関心度は低いのだそうです。
これからの展開に期待、ということですかね。


今回は、2/20にはカンタータのプログラム、
2/21には「マタイ受難曲」の演奏を行いました。

これは、「マタイ」のときの舞台上での私の席からの景色。
香港行き その1 【演奏会編】_f0232910_2258277.jpg

「マタイ」では合唱、オーケストラともに二つのグループに分かれて演奏するのですが
私が属していたのは「2コア」。私のすぐ前にいらっしゃるオケの皆様は「2オケ」。
写真奥に椅子が並んでいるところは、
もうひとつのグループである「1コア」「1オケ」が陣取っています。


演奏会は、二日間とも大盛況!
カンタータのプログラムには出番のない、いわゆる「降り番」だった楽器奏者の方々が
演奏を客席で聴こうと思ったら、すでにお客様が隙間なく入ってしまって
結局、舞台袖からしか聴けなかったとか・・・。
香港の方に混じって、西洋人のお客様が多かったような気はしましたが
香港などアジア圏でも、バッハの音楽は求められているのだなぁと実感しました。

今回のカンタータ・プログラムでは、カンタータ72番で
BCJのコンサートマスター&コンサートミストレスである
寺神戸亮(てらかど・りょう)さんと若松夏美(わかまつ・なつみ)さんの
デュエットを聴くことができました☆
さらに、「マタイ」ではお二人がそれぞれソロをお弾きになり、
そして、もう一人のコンサートミストレスである高田あずみ(たかだ・あずみ)さんが
オケの要としていらっしゃり。
このお三方がそろい踏みすることは、めったにないのでは・・・
オーケストラのほかのセクションも、いつもの豪華メンバー、
さらに、ソリスト陣もおなじみのメンバーが勢ぞろいし
なんて豪華な演奏会だったのでしょう☆
合唱として参加しながら、本当に幸せだと思いました。

「マタイ」では、藤崎美苗(ふじさき・みなえ)さんの歌われたアリア
「Blute nur, du liebes Herz(血を流しなさい、愛する心よ)」に
いきなり涙腺を刺激され・・・

あなたが乳を与え、育んだ子が
育ての親を殺そうとする蛇となってしまったのですから。


それでも子供を愛する親心。
切ないなぁ・・・

昔は、このアリアには、あまり涙腺は反応しなかったけど。
心境の変化か、大人になったのか。
美苗さんの温かい歌いぶりがもたらしたものも、大きかったと思います。
後輩である私が言うのもなんですが、ますますステキになられてると思う♪♪

第1部の前半でいきなりウルウルはさすがに
「あの人どーしたのかしら」と思われるかも・・・と思い
一生懸命、目をパチパチしていたら、休憩時間に
私とは反対側にいた合唱メンバーちゃんに
「ちはるさん、さかんにパチパチしてましたよね??」と・・・
舞台上での生態、意外と見られてます。。。

・・・しかし、後半も
私は人知れず(いや隣近所にはもちろんバレているだろうけど)涙を流していたのでした。
ダメなんです。マタイだけは。
個人的に「泣きのツボポイント」が多々ありまして。。。

人には寿命があるんだけど。
どうして命を終えなくてはいけなかったのだろう。
生きている私たちは、終えた人たちの分まで
めいいっぱい、生きていかなくちゃいけない、と思う。
もう、そういう意味でも、「生きる」のは自分自身のためだけではなくなっているなぁ・・・
そういう風にしか、思いに答えてあげられない気がするし。

どうしても、そういうことを振り返らずにはいられないというか。
音楽の力、だと思います。

今年はオペラシティではなく香港で、
4月ではなく2月、ということにはなりましたが
やはり、参加させていただけて、本当に幸せでした。

演奏し終わったときのお客様の反応も、すごかったです。
特に、カウンターテノールのソリスト二人に対する拍手は、
一段とアツかったような気がします。
もちろん、素晴らしい歌だったことは間違いない!ですが
・・・もしかしたら、まだまだ「カウンターテノール」に対する認知度が低いのかな??
「男性なのに、女性みたいな高い声がでるなんて・・・!」って。

ちなみに、中国語?では
ソプラノのことは、女高音
同様に、アルトは、女低音
テノールは、男高音
と書くようです。

それでは、カウンターテノールは???
答えは

高男高音

でしたー。
たかーい声が出るテノール、って感じかな?
今回のソリスト(ロビン・ブレイズと青木洋也くん)は二人とも背が高いので
「背も声も高いテノール」とも言えたかも(笑)

今回も、いい経験をさせていただきました☆

# by takahashi_chiharu | 2011-02-25 22:30 | 旅日記2011 | Comments(2)