ヨコハマタイ終演♪

横浜みなとみらいホールでのBCJ「マタイ受難曲」、終演。
大勢のお客様にお立ち会いいただけて、ありがたいことです。

…今までにない感じ、だなぁ。歌い終えて。
たぶんいいことだと思う。

マタイの中で一番好きなアリアKomm, süßer Kreuzを聴きながら、
これはWolfのWunden trägst du, mein Geliebterで、
イエスが語る部分と通じる世界観だなぁと思っていた。
静かに、自らに言い聞かすように「(苦痛を/十字架を)担おう」と語る感じが。

季節の空気感を肌で感じられたこと、
そしてこんな風に関係性の高い作品同士の繋がりを見いだせること。
やっぱり「うたごよみ」やって良かったと思う。
と同時にWolfはまた歌いたいな。

素晴らしい方々とご一緒できていること、
その中に私にも役割を与えていただいていること、
いつもながら感謝です(*´꒳`*)
いろんな方の、それぞれの素晴らしいところが発揮されてるなーと思って
舞台の上で幸せでした。

一期一会のマタイ。
謙虚に、真摯に、柔軟に
自分のやるべきことをやっていきたい、と改めて思えた
横浜マタイでした。

来月も、マタイ。
4日連続公演があります。
また、新たなドラマを楽しみに。
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by takahashi_chiharu | 2017-03-26 08:43 | 演奏会記 | Comments(0)

「うたごよみ」で選曲した歌について、ちょっとだけ振り返り。

まず、コンサートのメインとして考えた
ヴォルフの「スペイン歌曲集(宗教歌曲集)」ですが
3曲目に歌った
「Mühvoll komm' ich und beladen(重荷を負い、苦労の末に私は来ました)」。
この曲は、芸大の学部を卒業するときに
卒業試験で歌った曲です。
今は亡き恩師が選んでくださった曲。

その当時は、
先生に「この曲はどう?」と仰っていただくまでこの曲のことは知らなかったのですが
歌ったとたんにものすごく好きになって
まさに「ハマった」曲。
昔のことすぎてよく覚えていないけど、
とにかく必死で歌っていた、と思う。
「ひたすらな祈り」のエネルギーに追いつこうと、必死で。

あの当時は、
この曲が「宗教歌曲」と銘打たれていることもあんまり意識できてなかったと思うし、
キリスト教では春に受難節(四旬節)があり、
春はキリストの受難に思いを馳せるべき季節である、ということもよくわかってなかったし
その後、毎年のように受難曲の演奏に関わるようになるなんて、全然思ってなかったし

そんな、あの当時の私にこの曲をくださった先生・・・
すごい。
どこからひらめいたのか(笑)
先生には何が見えてたんだろう。

その後、4曲目に歌った
「Wunden trägst du, mein Geliebter(あなたは傷を負われて、いとしいひと)」
を勉強する機会があり
いつか「スペイン歌曲集」をまとめて歌いたいという思いと、
歌うなら、やはりこの時期であろうという思いと。

いま、この年になってもう一度歌えて、よかったと思う。
何も知らなかった私に、少しずつ
ヴォルフの「宗教歌曲」の歌の世界が染みてきたのだと思います。
また、「Die ihr schwebet」と「Ach, des Knaben Augen」は、母性の歌。
昔よりは・・・そういうのも表現できるように・・・なってきたかもしれず。

クリスチャンではない私の心も、ぐらぐら揺さぶってくれた「宗教的歌曲」。
この曲たちを歌うことについて、この曲たちの基本的な背景について
お話して説明したほうがいいのかなぁ、
解説を書いたほうがいいのかなぁ とかいろいろ考えたのですが
ヴォルフは決してとても敬虔なクリスチャン というわけでもなかったようだし、
説明することでひとつの方向に導いてしまいそうでなんだか気が進まなかったのと
なーんにも知らなかった私でも心を掴まれたのだから、
「なんかアツい歌だったなぁ」と感じてもらえればそれでいいのかなぁ
と思ったりして、結局
「うたごよみに寄せて」としたご挨拶文で軽く触れるだけに留めたのですが
不親切だと思われた方がいらしたらごめんなさい。

今気付いたけど、
たしか学部の卒試は、母方の祖父母も聴きに来てくれたんじゃなかったか。
ずいぶん時がたって、もう祖父はいないけど、
祖母にはまた聴いてもらえたことになる。
昨日、祖母に
「前半はドイツ語だったけど、後半は日本語だったから聴きやすかった?」
みたいなことを言ったら
「前半も、意味はわからなくても、伝わったよ」
って言ってくれた。
すごくすごくすごくありがたい聴き手だ・・・ありがとう。

それと、「藤の花」。
こちらは、昔、こんなことを書いてました。

今では、これを書いた時とは、またちょっと違う思いもあるような・・・

今回も、歌うのは本当に難しかったですが
本番でだけ、なにかが降りてきた、ような気がします。

以前に、いろんなところで、先生やいろんな方に種を蒔いていただいたことを
改めて、あたためて、歌う。
全ては繋がっているなぁ。

こんな私と各方面でお付き合いくださっている皆々様に、改めて感謝です。


・・・さて、今日からさっそく次のこと。
今年は「マタイ」のプロジェクトが二つあります!!
まずは鈴木優人さん指揮で、横浜みなとみらいホールでの「マタイ」。
演奏はいつも一期一会。
今回はなにを感じることができるんだろう。楽しみです。

バッハさんのお誕生日である今日から、リハーサルスタートです☆

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by takahashi_chiharu | 2017-03-21 11:23 | 演奏会記 | Comments(0)

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「うたごよみvol.2 -春のうた-」は、
多くのお客様をお迎えし、終演いたしました。
お出かけ下さった皆様、お心を寄せて下さった皆様、ご協力いただきました皆様に
心から御礼申し上げます。

アンケートでは様々なお声を頂戴いたしましたが、
曲目、演奏のこと等はもちろんのこと、
コンサートの運営に関してや開催日時・会場等につきましても、
ご意見ご感想等ございましたら、ぜひぜひお聞かせくださいませ。
今後のコンサート運営の参考とさせていただきます。


今日の経験を糧として、また勉強していきたいと思います。
またどこかで皆様と時を共有できますことを楽しみに。


高橋ちはる


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by takahashi_chiharu | 2017-03-20 22:11 | 演奏会記 | Comments(0)

「うたごよみ vol.2 -春のうた-」、
いよいよ明日となりました。
若干数ですが、当日券を販売いたします。
当日券の販売は13:30(開場時間)からとさせていただきます。

会場の正式名称は「日本基督教団 代官山教会」です。周辺には他にも教会や結婚式場等がありますのでどうぞご注意ください。
東横線代官山駅中央口より徒歩5分ほど、赤い建物です。

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どうぞお気をつけてお出かけください。
皆様と春のひとときご一緒できますことを楽しみに、がんばります♪
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by takahashi_chiharu | 2017-03-19 18:24 | お知らせ | Comments(0)

今日も合わせ。

今日も「うたごよみ」の合わせをしました。
今日はヴォルフ「スペイン歌曲集(宗教的歌曲)」を中心に。
本当に大好きな作品なので、きちんと取り組めて幸せです。
今回はまた改めて、ドイツ語の語り方を見直しています。
マシになってきた、気がします。

「スペイン歌曲集」に関しては、
作曲家の事、内容やキーワードについて、そしてなぜこの時期に歌いたいのか、など
色々ご説明すべきかと思っていたのですが、
作品の持つ熱量が伝わればもうそれでいいかな、とも思ったりして。
私も含めて皆で同じ空間と時間を共有しながらも、各自自由に感じてもらいたいから。
日本歌曲に関しても、まずは聴いていただいて、それぞれ思い思いに感じていただくのがよいかな、と…

今回は、歌の合間にちょこっとお話を挟んでみようかなと思ってたのですが、
やはり「詩集」の冒頭にかるーくご挨拶載せて、あとはひたすら歌うことにしようかと思います。

うーーん、
もっと説得力がありなおかつ聴いてる方が気持ち良い演奏にしたーい。
本番まで、ちょうどあと2週間です。
今週の過ごし方がカギになりそうな気がします…
がんばろ。

ここからお席いよいよ埋まり始めますよ!
ご検討中のみなさま、ぜひご連絡を☆

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by takahashi_chiharu | 2017-03-06 18:36 | リハーサル日記 | Comments(0)