「髪」

うつくしいひとよ、
あなたから
わたしは けふ かみのけをひとすじ
もらひました

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「秘密の花」という女声合唱組曲をご存知でしょうか。
西村朗作曲、大手拓次の詩によるもの。
上記の詩はその組曲の中の「髪」という曲の歌詩の一部です。
私が入った高校の合唱部では、私が入学する前の年に定期演奏会で「秘密の花」を取り上げていて、
初めての定演の打ち上げだったと思うのですが、
2年生、3年生の先輩方とOGとなった先輩方が
この「髪」を歌ってくださった時のことを今でもよく覚えています。
すごい…かっこいい…もう一年早く生まれて私も歌いたかったなぁ…と
先輩方の姿を眩しく思っていたものです。

「秘密の花」に収められた歌たちは、どれもこれも
なんといいましょうか、とんでもない大人の世界です。
よくまぁ、高校生が歌ったものだ、
そしてその世界にうっとりした私もおませさんだったわね、とも思いますが、
あの頃のお嬢さんたちだけが持っている声と感性で歌われるのも、
えもいわれぬ魅力が生まれるよなぁ…
もうすっかりいい大人になってしまった今、
もう一度あの音楽室に戻って歌を聴けたらいいのになぁ…
なんて、叶いもしないことをふと思ったりするのです。

後年、某女声合唱団で「秘密の花」全曲歌えた時は楽しかったなぁ。

なぜ今頃になって、そんな思い出に浸っているかといいますと、
来たる12/16(月)にあります東京レディースシンガーズのクリスマスコンサートのなかで
「女声合唱名曲集」と題しまして「髪」や中田喜直「忘れな草」などの
歌い継がれる名曲たちを集めたステージがあり
今朝はその練習に参加していたからなのです。

月曜日の夜ですが、もしよろしければぜひお出かけくださいね。
クリスマスコンサートですから、当然そういう曲も歌います。
渋谷の大和田さくらホールで19:00開演です。
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by takahashi_chiharu | 2013-11-29 19:25 | リハーサル日記 | Comments(0)

今週、来週はバッハ・コレギウム・ジャパンの
モーツァルト「レクイエム」と「ヴェスペレ」の公演に参加させていただいています。
家の最寄り駅からリハーサル会場まで、バスで通ってます♪
稽古場から電車じゃなくてバスで帰れるのって、
ちょっとうれしくないですか?
つまらないのは寄り道ができないことかなー。

今回のピッチはa=430。
普通のピアノ(a=442)よりは低く、
いわゆるバロックピッチ(a=415)よりは高いのです。
このピッチにまだ慣れていなく、声の出し方をいろいろ試してます。
あと、もっとしなやかに歌いたいなぁ(個人的目標)。

モーツァルトのレクイエム、略して「モツレク」。
よく知られた作品ですし、
合唱やオーケストラで演奏に参加されたことのある方も多いのでは。
しかし。
今回の「モツレク」は、鈴木優人さんによる補筆校訂版の楽譜を使用します。
今までのモツレクを聞き慣れていらっしゃる方々には
ちょっとびっくりするであろう展開があります!
12/9(月)のオペラシティでの公演、まだお席あるようですよ!
ぜひ新しいレクイエムを聴きにいらしてくださいね。
チケットのお求めはどうぞ私にご連絡下さい♪
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by takahashi_chiharu | 2013-11-27 21:16 | リハーサル日記 | Comments(0)

週末は、高山へ行っていました!
飛騨高山美術館でのコンサート。

土曜日の朝から共演者女性3人で、都内から車で高山目指してドライブ!
行楽日和のお天気よい週末、高速道路は少し混みましたが
山々は紅葉が進み、まさに唱歌「紅葉」の
♪赤や黄色の 色さまざまに♪ といった風情。
長野の松本から安房峠を越えて高山へ入るあたりの山道では
その前の日に降ったと思われる雪で真っ白。
紅葉と、雪景色と、そしてその向こうに、
夕暮れの空の、優しい色合いのグラデーション・・・
一日のうちに、たくさんの、絵のように綺麗な景色を眺めることができました。

日が落ちる頃には無事に高山へ到着し、共演の男性お二人と合流し
リハーサルのために美術館へ。
エントランスにピアノを設えていただき
(大理石の床のため、ピアノの移動が大変だったと伺いました・・・!!)
たかーい天井、2階の展示室へと向かう階段に向かって歌うようなポジション。
一声だすと・・・ものすごく響く!!
残響も長く、声が響きに包まれて、ふんわりベールをまとったよう。
まるで、大きな教会で歌っているみたい・・・!!

リハーサル後には、
美術館館長さん、コンサートをご担当下さったプランナーの船渡さん&向井さん、
さらに、今回のコンサートの主役である砂田直規先生のお姉様ご夫妻、
そして出演者一同・・・と
大勢で、「明日はがんばりましょう!」のお食事会。
音楽談義、高山の方言・文化談義、いろいろなお話に花が咲いて。
館長さんは本当によいもの、そしていい音楽がお好きなご様子が伺えました。
そして、高山に来ると・・・美味しいものがいろいろといただけるので
ついつい食べ過ぎてしまうのです。。
大人の、通好みの美味しいもの。
きっと高山のお酒が合うに決まっている!のだけど
次の日がコンサートなので、自粛。。。


コンサート当日も、とってもいいお天気!!
美術館は小高い丘の上に建っていて、見晴らしが良いのですが
近くの山は紅葉の盛り、遠くに見える穂高などの峰々は白くなっていて
本当に美しい!!

さらに、クリスマスシーズンに合わせて、カフェへの通路に
大きなクリスマスツリーが!!
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山々を望むお外の景色や美術館のエントランスの様子など
どこも絵になる♪という感じだったのですが、
いかんせん携帯のカメラでは。。。
その美しさは、ぜひ美術館へ足を運んで、ご自分の眼でご覧になって下さいね。
なお、最近は美術館での結婚式が人気なのだとか!
素敵なHPに、美術館の建物内の様子が美しく出ていますので
こちらもぜひご覧ください。

リハーサルの前に、駆け足で美術館の展示品を拝見。
ガレなどアール・ヌーボーの家具と、
ラリックなどガラス製の香水の壜や花瓶など。
どれも20世紀初頭のもの。
それからうれしかったのは、
モーザーはじめウィーン工房の家具のお部屋があったこと!
生活の中で息づく美。。アートな生活を想像できます。
それから、こちらの美術館には、クリムトの貴重な初期の作品があるのだとか!
また来させていただいて、いつか見れたらいいなぁー。

さて、会場では着々と会場のセッティングが。
会場は、もともとは美術館のエントランスですから、
お客様のお椅子のセッティング、われわれ出演者を照らして下さるライティングなど
たくさんたくさん、お骨折りいただいたおかげで
多くのお客様に、音響的にも見やすさの点でも、よい環境で
コンサートをお楽しみいただけたのではないかと思います。

私はソロで、フォーレの「月の光」を歌いました。
こちらの美術館の展示物と近い時代(1887年作曲)に、フランスで生まれた曲です。
大勢のお客様に温かくお見守り頂く中、気持ちよく歌うことができました。
どうしたらフランスの薫りが漂うような歌になるかしら?
フランスであの時代に生まれた美術、建築、文学など
もっともっといろんなものに触れる中で、また感じることがあるでしょうね・・・

コンサート後半は日本のうたと「ふるさとの四季」を。
やはり丁寧に歌い継いでいきたい、よい曲たち。

それにしても共演者の皆様のすばらしかったこと。
そしてコンサートすべての曲で支えてくださったピアニストさん。
本当に、皆様とご一緒させていただけて、アンサンブルできて楽しかったです。

コンサートのアンコールで「飛騨山娘」と
急遽追加した「きよしこの夜」をアカペラでお聴きいただき、
コンサートは無事に終演!

ご担当の船渡さん、向井さんはじめ、
スタッフの方々には、本当によくしていただきました。
普段、ウェディングをご担当されている皆様でも
コンサートの準備・設営に関わられたのは珍しいご経験だったと思うのですが
我々出演者からのご提案にも、常に笑顔で敏速にご対応くださり
本当に、スタッフの皆様のお力を感じました!!
ウェディングのお仕事で、お客様の夢を叶えてくださる、そのお力が
コンサート作りでも十分に発揮された、そんな感じです♪
スタッフの皆様、本当にありがとうございました!!


コンサートのあとは、お楽しみのビュッフェ!!
ワインも、お料理も、デザートのケーキも、
とってもおいしかったです~!!
ローストビーフや生ハムは、その場で切り分けてくださっていて、
お料理も、何種類も出てきて、どれもこれもすばらしかったです。

ビュッフェの席で、フェリーチェ音楽院のコンサートでご一緒した
合唱団員さん&オケのメンバーさんと懐かしの再会!!
12月のクリスマスコンサートに向けての合宿明けで
駆けつけてくださったとのこと!
うれしかったなぁ。
とても、ほっとしました。
クリスマスコンサートのご盛会をお祈りしています♪♪


おなかいーっぱい、よろこびいっぱいでホテルへ帰還。

滞在の合間にあの素敵な町並みも散策できたし、
おいしいお肉もやっぱり食べたし(笑)
今回も、幸せな高山行きでした。

お世話になりました皆様、ありがとうございました!!!
また、高山で歌わせていただく機会がありますように・・・
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by takahashi_chiharu | 2013-11-25 23:23 | 演奏会記 | Comments(0)

日替わり定食的な

「ある日の詩」コンサートを終えてはや1週間以上。
この1週間は、今後控えている演奏会に向けて、
毎日日替わりで練習や合わせやご指導に行っていました。
いやはや、ありがたいことです。

東京レディース・シンガーズのクリスマスコンサートに向けても
楽しい曲をいろいろ、お稽古。
クリスマスキャロルも練習して、
一足お先にクリスマス気分。
中田喜直「忘れな草」や新実徳英「ばら・きく・なずな」など女声合唱の名曲たち、
「トルコ行進曲」などのスキャットなどなど
内容盛りだくさんで、お楽しみいただける曲を取り揃えてお送りします♪
ぜひぜひ、おでかけくださいね。
チケットお申し込み、お待ちしておりますよ。

また、ご指導に伺っている東京バロック・スコラーズでも
「教会で聴くクリスマスオラトリオ」のために
「クリスマスオラトリオ」の練習をしていて、
こちらもやっぱりクリスマスモード。
いや~しかし何回聴いても何回歌ってもわくわくしますね!
*「教会で聴くクリスマスオラトリオ」は、すでにお席が満席に近いようですが
もし、ぜひ!とお考えの方はお問い合わせください♪


それから、ここ数年、東京音大大学院伴奏科の修了演奏の助演をさせていただいていますが
今年度も歌わせていただくことになっており。
来年1月14日(火)のお昼間に本番です。
今年は中田喜直「愛を告げる雅歌」を。
大人の女性の曲ですが・・・ピアニストちゃんとふたり、
あーでもないこーでもないと試行錯誤しております。

そんなこんなで、週末。
来週末は飛騨高山美術館でのコンサートがありますが
最初は、この週末に予定されていたのです。
しかし、1週間ずらしましょう、というお話になり
他の予定を入れないでいたものですから、ぽっかりと空きまして
久しぶりに、いくぶんのんびりとした週末になりました。
今日は、やっと夏物の衣類を仕舞い込み、本格的に冬物衣類を出したり
掃除をして、いらないものを少し整理して、
今後練習する予定の楽譜を本棚から取り出して揃えてみたり
製本したり訳を書いたり。

今年の年末年始は、いつもよりすこし慌しくなりそうなので
(12月が慌しいのは例年のことなので、なんとなく感じが掴めているのですが
年明け1月が怒涛の日々になりそうで・・・
だいたい、わーい仕事収めだー!ってのんびり開放感に浸っていると
あっっ!!という間に仕事初めがやってきて焦るのですが
今回の年末年始は、先のことを考えるとあまり気が抜けません。。
・・・それでもおそらく開放感に浸りますけどww)

こうして、先のことに思いを馳せる時間が取れて、
先の見通しが立ってきたかな、と思えてちょっとすっきり。

そんな中で、ちょっと自分にお買い物♪
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うふふ。
Suicaのペンギンの、ペンケース。
こう見えて、印伝なのですよ~。
東京駅のグランスタにあるお店で購入。
この日は、Suicaのペンギングッズのお店「Pensta」にて
来年のカレンダーも購入。
ああ・・・もうそんな季節なのですよね~。

それから、こちら♪
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何を隠そう、ムーミン好きなのです。
で、これはいま発売中のムック本の付録。
たかが付録、されど付録。
侮るなかれ、これは楽譜を持ち歩くのにぴったりのサイズなのです!
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中に入っているのはバッハ「クリスマスオラトリオ」のヴォーカルスコア。
普段は、こういう「雑誌のおまけ」に飛びつくことを自らに禁じて(笑)いるのですが、
このサイズ感、
この可愛らしさ(それでいて30代女子が持っても許される感じのデザイン)
を確かめた上で、購入に踏み切ったわけです!

うふふな買い物をしたりして、
これからの忙しい日々に備えていっています!
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by takahashi_chiharu | 2013-11-17 22:18 | 日々のこと | Comments(0)

「ある日の詩」横浜公演、終演いたしました!
60名弱のお客様においでいただきました。

初挑戦で、まだまだまだ未熟だったフランス歌曲、
改めて楽しかったマーラー、
そして、歌えて幸せだった中田喜直作品。

いろいろあったかと思いますが、
ひとつずつ、音楽に集中して歌うことができました。

私の演奏をずっと温かく見守って下さったお客様、
お手伝い下さった皆様、
支えてくださったピアニストの田部井美和子さんに、
心から感謝申し上げます。

また、お越しいただけずとも御心を寄せてくださった皆様にも、
心から感謝いたします。
ありがとうございます!!


お聴き下さった皆様!!
ぜひ率直なご感想をお聞かせくださいませ!!
メッセージ、メール、直接お目にかかったとき…
などなど、お待ちしております!!

足利で歌ったときに、
久叡館のコンサートプロデューサー(ピアニスト田部井さんのお母さん)に
言われた一言があります。
私が、「フランス歌曲、難しい~!!まだまだ慣れてないなぁ」
みたいなことを言っていたら、

「じゃあ、フランスに住まないとね!」

と、仰ったのです。

それで、

そりゃそうだよ、
ドイツ語の歌が上手に歌えるようになりたくて、
ウィーンに住みに行ってまで、勉強してきたのだもの。
フランス語の歌だって、勉強し続けて、
フランスに住みたい!って思うくらい勉強しなくちゃ。

って、
肩の力が抜けたのです。

だからこそ。
さらに学びの場を持てたなら
ありがたいです。
このような、本番での経験は、何にも代えがたいもの。
それも、お聴きくださるお客様あってのことです。
本当に、感謝の念でいっぱいです。

また、皆様にお聴きいただけるよう
精進していきます。


取り急ぎ、ご報告とお礼まで。
ありがとうございました!

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by takahashi_chiharu | 2013-11-07 23:56 | 「ある日の詩」コンサート | Comments(0)

いよいよ!

いよいよ、「ある日の詩」横浜公演が2日後に迫りました!

今日はピアニストさんと最後のリハーサルをしました。
足利での演奏会を経て、また新たな気持ちで、かつ
ずいぶん落ち着いて歌えるようになってきました。

当日券をお出しできる予定です。
横浜駅より相鉄線で15分、二俣川駅直結の
サンハート音楽ホールにて19時開演です。
お仕事帰りに、お出かけついでに、
どうぞふらりとお立ち寄りくださいませ。

皆様のおいでをお待ちしております!

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by takahashi_chiharu | 2013-11-05 19:47 | 「ある日の詩」コンサート | Comments(0)