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7月が終わる~

忙しかった7月も、今日で終わり。。。
また、日付指定して、飛騨行きの日記やら、白井での演奏会のことやら
書こうと思います。

毎日暑いですねぇ。
今年も節電の夏ではありますが、無理せず
くれぐれもお体大事にお過ごしくださいね。。

本番が立て込んで忙しかった7月とは打って変わって
8月は(東京レディース・シンガーズとしての本番が月末にありますが)
秋のコンサートシーズンに向けて、譜読み月間とする予定です。


その、秋のコンサートのひとつが、こちら。
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なんと、オペラに出演いたします!!
ヘンデルのオペラ「パルテノペ」。
バロック・ジェスチャーという、ヘンデルの時代の歌手たちがおこなっていた
舞台所作にのっとった演出となります。

私が演じるロズミーラは、
女性でありながら、男性の姿をしてエウリメーネと名乗り、
女王であるパルテノペに近づきます。
はたしてその目的は・・・!

ヘンデルのオペラ・・・ 初めて。
バロック・ジェスチャー・・・ 初めて。
こんな超主要なキャスト・・・ 初めて。

初めて尽くしです!きゃーーーー★

ものすごく不安でもあります。
だからもう譜読み始めてるんですが。。。
でも、こんな機会、もう二度とないかもしれないし
どんな現場だって、どんな曲だって
はじめてはなんだってすごく怖いけど
思い切って、飛び込んでみることにしました・・・!!!

ぜひ、ぜひ
応援に来てくださいまし。
今から11月23日、ご予定いただけると嬉しいです。

チケットは私までぜひご連絡を。
もう、販売はじめてます。
お安くできますので。


そして。。。
「パルテノペ」の次の日ですが。。。

こちら。
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ターフェルムジーク鎌倉「ロ短調ミサ曲」演奏会。

ターフェルでの、カンタータの演奏の機会がなかったら
いまだに、レチタティーヴォは歌えなかったと思います。
器楽のアンサンブルに耳を働かせることもできなかったと思うし
なにより、毎回練習に伺うのが楽しかった。
みなさん熱心で。
私を育ててくださった団体が、グランドフィナーレを迎えます。。。
まぁ、「ロ短調」という曲は、それに一番ふさわしいと思います。

そういう、大事な演奏会ではありますが
オペラの次の日に、ロ短調。。。
何を考えてるんだ!とお思いの方も、多いと思います。。。
「ロ短調」のほうがずいぶん前から決まっていたので
「パルテノペ」のお話をいただいたときは、本当に悩みました。。。
でも。
すみません、両方やりたかったんです。。。
間違いなく、今年の私の歌い手活動最大のヤマ場だと思います。
どうかどうか、この二つのプロジェクトを、お役目全うできるよう
客席から、見守っていただけたら、幸せです。

「ロ短調ミサ曲」のチケットも、どうぞお早めにお声かけください。
すでにチケットのお問い合わせが多く、
当日券などは、出ないかもしれません。。。

どちらも、いい演奏会になりますように。
いや、します。
こつこつ準備して。
初物の怖さは、「マタイ」でよーくわかったし、
今年は「初物イヤー」といえるくらい、初物が多いのです。

1月のロ短調。
マタイ。
マーラー「復活」。
パルテノペ。


・・・どきどき。
どれもほんとに歌いたかった作品ばかりで、幸せすぎて、
これは「武者震い」というやつだ、きっと。


だらだらなんて、していられない!
暑さに負けず、(クーラーに甘えたりしつつ)
譜読みに精を出します!!

by takahashi_chiharu | 2012-07-31 23:22 | お知らせ | Comments(0)

iPhone☆

飛騨行き2012の更新がなかなか進まなくてごめんなさい。
書きたいことはいろいろあるのですが。

そのことと関係あるような、ないような…ですが、
携帯をiPhoneにしました‼
とうとう、スマホデビューです☆
いろいろ便利なのは嬉しいんだけど
まだ、文字の入力に慣れてません。。。

東京に帰ってきたら猛暑で、体がついていくのに精一杯って感じ。
でも、練習はしています。
頑張ろう、譜読みの夏。

…ここまで打つのにかなり時間かかってます(笑)
というわけで、どうぞ気長におまちくださーい☆

by takahashi_chiharu | 2012-07-27 00:17 | 日々のこと | Comments(0)

お肉じゃないのよ。 -飛騨行き2012 その1-

今日は飛騨高山に来ています!

朝、8時前に家を出て、名古屋で乗り換え、高山に着いたのが13時過ぎ。
14時から、まずはカンタータ29番の合わせ。
今回は飛騨芸術堂というホールでお世話になっていますがとても響きのよい綺麗なホール!
客席数も5〜600かな、大きすぎずよい感じ。
夕方までで、一旦食事休憩!ということで短い時間ながら、絶品お蕎麦を堪能しました!
(あとで写真追加します☆)

こちらのお店は基本の単位が半人前。
4種類のお蕎麦(二八、田舎、江戸前、表層焙煎)を半人前ずつ食べ比べることに。
4種類はそれぞれ見た目にも味わいも違うものでした!
まずはつゆにつけずにお塩だけで、それから生わさびを擦って直接お蕎麦につけて食べてください、とお店のご主人からしっかりレクチャーを受けながらのお食事。
お塩で食べると、お蕎麦の香りが引き立ちますね。
嗅覚と味覚が味わう、初めての感覚。
わさびを加えて、これまた素晴らし。

さらに、連れていって下さった砂田先生イチ押しの卵焼きをいただきました。
これが…お蕎麦のつゆを出汁にしているのでその名も「蕎麦屋の卵焼き」。
しっかり作られたつゆの、香り高い味わい&ふわっふわ食感!!
焼きたてをハフハフいただくのは、本当に感動的な美味しさでした☆
美味しすぎて卵焼きの写真は撮れなかったくらい(笑)

三度目の高山にして、初めて飛騨牛を卒業しました。
お肉だけじゃないのよね、飛騨は。
大人になったわ…わたし(笑)


蕎麦湯まで堪能して急いでホールへ戻り、
ブラームスの合わせ。

ピアノとはまた違う、弦とのアンサンブル。
ホールの響きの良さにも助けられ、聞き応え充分な感触。


さーて。
明日の本番に備えて、ゆーっくりお風呂に入ります!!
泊めていただいてるホテルには大きなお風呂があるのがありがたい。。

高山での目的はグルメ旅じゃないんで(笑)
明日も頑張るぞ!
心からの歌を☆

by takahashi_chiharu | 2012-07-21 22:23 | リハーサル日記 | Comments(0)

誕生日でした!

7月17日。火曜日。
関東地方も梅雨明けしましたね。

日差しが尋常ではなかった…
太陽の殺気を感じながら洗濯物を干しました(笑)

そんな日に、誕生日を迎えました。
メッセージをくださったみなさま、気にかけてくださったみなさま、
本当にありがとうございました!

こんな暑い最中に私を生んでくれた両親。
「さぞ大変だったでしょう。。ありがとう」とメールしました。

... 眩しい光のなかで、私の新しい年も開幕しました!!


大雑把、人生が丼勘定(笑)、行き当たりばったりで、
周りの皆様のおかげでここまで来れた私。
今日からの目標は、
「一日ずつ。丁寧に。」
です。

もっと自信を持って舞台へ向かえるようになりたい。
そのためには、毎日こつこつやるしかない。
好きなこと、好きな曲にはとことんはまるB型ですが
ムラがありすぎるのです(苦笑)

もっと1日ずつを大切にしたい。
それが今の私の目標です。


これからますます、精進します。
またどこかでご一緒できますように。
また聴いていただけますように。
また一緒に遊んだりごはんたべたりお話したりできますように。

今後とも、このブログともども
どうぞよろしくお願いいたします。


誕生日当日は、
大学の学部時代の同期の友人と数年ぶりに会いました!
しかも大学の、音楽学部の食堂「キャッスル」で♪
(バタ丼があるのは美術学部の食堂「大浦食堂」です。念のため)
一気に学部のころの気持ちに戻りました・・・
ありがとう、K子。

そして夜には、今週末に迫った高山行きに向けて、
Liebesliederのあわせ。
こちらも、かなりいい感じ!
千葉・白井での演奏会のチケット、まだあります!
ぜひご連絡くださいませ。

誕生日を、こうして歌ってすごせるって
本当に幸せなことです。


というわけで、
歌う場所をいただける限り、
1歩でも前に進むことを決意して
また、ここから頑張ります!!

先日いただいたお花☆
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by takahashi_chiharu | 2012-07-19 13:52 | 日々のこと | Comments(2)

目黒アンセルモ教会チャリティオルガンコンサート終演

*日時指定して、後日投稿しています*


オルガンチャリティコンサート、終了いたしました!

リハ中の休憩風景。
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オルガンのすぐ横、ある意味特等席で歌ったコラール隊。

私たちが歌ったコラールの中に

私たちの祈りが口だけのものでなく、
心の底からくるものとなるよう、助けてください

という一節がありました。
ほんとにいつもそうありたいな、と思いました。
口先だけでなく、心からの歌を。

コラール合唱隊としてのおつとめ…なんとか果たせたと思います。

それにしても、
とってもいい演奏会でした…
プログラムには、私たちが歌ったコラールの歌詞対訳が載っていたのですが
私たちが歌ったのは、それぞれの歌の1番だけで
本来、もっと何番もあって長く、内容もたくさんあるわけで。
その、コラールの全部の歌詞を歌うと大変だし長大な演奏会になってしまうので
米沢さんのオルガンを聴きながら、コラールの歌詞を
聴くだけでなく「読んで」ください、というのが
米沢さんの意図でしたので
演奏会の間にも、私は
自分の席にプログラムを持ち込み、
コラールの歌詞を読みながら米沢さんの演奏を聴いていました。

どの曲も、重厚な響きが御堂を満たしていて素敵だったのですが
特に、「深き淵より」のオルガンが
ぐいぐい、とめどなく迫ってくる感じで。

オルガンを聴いて初めて涙がこぼれました…
込み上げてくるものがどこからくるのか、なんとも説明しがたい感動でした。

でも、とてもよい時間でした。

米沢さん、ご一緒しましたコラール隊の皆様、
新見先生(といっても素晴らしい後輩くんですが)、
ありがとうございました!
たくさんたくさん、勉強になりました♪♪

世の中にはいっぱい、いい音楽がたくさんあるなぁー。
ということと
きちんと、準備をして、心から歌うってやっぱり大切だなぁ。
ということと。

参加させていただき、本当に良かったです。

終演後。
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by takahashi_chiharu | 2012-07-16 00:16 | 演奏会記 | Comments(3)

ターフェルアンコール演奏会終演

*日付指定して後日投稿しています*

ターフェルアンコール演奏会、終了いたしました。
夜の演奏会、逗子という場所にも関わらず大勢のお客様にお越しいただき。
ありがとうございました。

受付ロビーの飾りつけ。
いつもどなたが作ってくださっているのでしょう。
今回はシックで素敵。
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今回は、前半はまったく出番がなかったので
客席に忍び込んで、オケの演奏を聴いてました!
こんなことができたのは初めて。

バッハも、ハイドンも、とても楽しかった!!
やはり歌が入っている曲というのはつい、
いろんなことを考えながら聞いてしまうのですが
純粋な器楽曲を聴くのは、素直に楽しんで聴けていいなぁ。
特に、ハイドンのチェロコンチェルトは
ターフェルのオケの皆様が、大健闘でした!!!
ソリストの山本徹さんが素晴らしいのは当然として
オケの皆様のサポートも、負けてなかった!
コンマスの小池はるみさんと山本さんの掛け合いも
音色もぴったり、とても素敵でした。

後半はコーヒーカンタータ。
かわいく、楽しく、バッハもお茶目なところがあったのですね。
藤崎美苗さん、いつもながら素晴らしく。
いいなぁ~、私がソプラノだったら
「コーヒー屋さんで聴くコーヒーカンタータ」っていう企画を
神戸方面で売り込むのですが(笑)

そしてやっと私も演奏に参加!
カンタータ147番はやはりいい曲!!
私の出番はアリアとレチの2回。
うーん、感触としては1勝1敗というところ。
やりたいこと、できたことと
動揺したところ、できなかったこと、流されたところと
半分半分。
でも、できたことは自分を認めて、
できなかったところは、もっと事前の準備時間を増やすことにしましょう。


舞台転換がたくさんあって準備も大変な演奏会でしたが
合唱団の皆様、オケの皆様、団長の吉田さん
大変お疲れ様でした!!

まだ「11月に大曲・ロ短調が控えている」という気持ちがあるからか
ちっともしんみりしたりする暇もなく本番を終えてしまいましたが
泣いても笑っても、あと1回!
ターフェルの演奏会は、11月24日のロ短調演奏会で
おわり、です。

ぜひぜひ、感動の?フィナーレを聴きにきてくださいね!
私も、心を込めて歌います。

by takahashi_chiharu | 2012-07-14 23:58 | 演奏会記 | Comments(0)

バッハ、ブラームス、シャイン など。

今週土曜日の、ターフェルムジーク鎌倉での
「アンコール演奏会」、
GPも済ませ、あとは本番を残すのみです。

カンタータ147番のコラール歌っていて
幸せだなぁ〜
やっぱり幸せだなぁ
と思いました。

初めてのマタイソリストで、その難しさ、奥深さを改めて感じたバッハですが
歌えることは、やっぱり幸せ。
TBSでもBCJでもターフェルでも
どこの団体のどんな曲を歌うときでも
必ず心から幸せに歌ってる!と
はっきり言えます。

そういうのを、お客様とも共有していただける歌い手になりたいな。

そのためには、先日礒山先生に仰っていただいた
「ひとつのアリアでひとつのテーマ」
ということも大切なんじゃないかな、と思い
GPの時のアリアでは、「敬謙」ということをずっと思いながら歌ってみました。
本番で、どう聴こえますか
お時間ありましたら、ぜひ逗子に遊びにいらしてくださいね。
今回は聞き所満載の、一粒で何度も美味しい演奏会になること間違いなしです♪


で、バッハを歌う時にだけ幸せを感じるわけではなく。
7/29に白井で歌うブラームスの「鎮められたあこがれ」の合わせを
自宅にピアニストちゃんとヴィオラ奏者ちゃんをお呼びして行いました!
音楽関係の方をお呼びして家で合わせをしたのはこれが初めて。
わが家のリビングはわりと音がよく響くので
3人で音を出したらどんな感じかな…さすがにうるさいかなと思いましたが、
案外、大丈夫でした♪
ご足労いただいたお二人にも、弾きやすいと言ってもらえてほっとしました。
こういう、よく響く部屋では、きちんと体の感覚を捕まえて歌う癖をつけないと
口先だけで歌ってしまうので
歌うときには発声練習をじっくりやるようにしています。

ブラームス。
これはこれですごく楽しい。
やっぱり、合わせで音楽を作る時間が大好き。

そして、今夜は、
7/16にアンセルモ目黒教会で行われる、
米沢陽子さんのチャリティオルガンコンサートのGPに参加してきました。
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バッハのオルガン作品「クラヴィーア練習曲集第3巻」が
演奏されるのですが、
私はコラールを歌う合唱隊
「Coro Ahirunorgano(こーろ・あひるのおるがーの)」
の一員として合唱に参加します。
「あひる(ん)」とは米沢さんのニックネーム。
あひるんさんのオルガンと共に歌う合唱隊だから
あひるのおるがーの。

米沢さんは「クラヴィーア練習曲集第3巻」に収められた
オルガン・コラールを演奏されるわけですが、
それぞれのオルガン・コラール曲の前に、
内容が呼応するシャイン編曲の4声のコラールを合唱隊が歌います。

まずは言葉と人の声でメッセージを伝え、
そのメッセージをバッハはオルガンでどう表現したのか、を
米沢さんの演奏で聴いていただく、
そんな形になるのかな。

いま、書きながら改めて思いましたが
結構、責任重大ですね!合唱隊!

ご一緒に歌われる皆様は、
あちこちの合唱団で腕を(喉を?)鳴らす合唱人達が集結されていて
お勉強熱心で私も本当にたくさん学ばせていただいています。

今日は短い時間のなかでコンパクトにリハーサルしなければ、ということで
米沢さんのオルガンは、ちょこっとずつしか聴けなかったのですが、
そのちょこっとだけでも、すでに充実した演奏であろうことがわかります☆

素晴らしいオルガン演奏に添えるものとして相応しくなるように、
しっかりと意味を伝える合唱にしたいなー。
宣伝が間際になってしまいましたが、
チャリティコンサートということもあり、
ぜひ皆様に足を運んでいただきたいです♪


まずは、連休のふたつの演奏会のため
もう一度、歌いなおして
きちんと中身を詰め直してから、本番に臨みたいと思います!

by takahashi_chiharu | 2012-07-12 21:51 | 日々のこと | Comments(2)

ブラームスも、どうぞ!!

もう、さっそく次のことに取り掛かっています。

昨日は午後/夜と練習がふたつ。

午後は、岐阜県高山市と千葉県白井市で歌う
ブラームスの「愛の歌」の合わせ。

特に、白井での演奏会に、皆様ご注目です!!
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今回の「マタイ」でヴォイストレーナーとしてずっと見守ってくださった藤崎美苗さん、
素晴らしいお声をお持ちの古澤泉さん、
そして千葉といえば(高山といえば、もそうなんだけど)この方!!砂田直規さん
そう、高山での肉食系歌い手4人組で、
ブラームスの「愛の歌」を歌います。
高山での時間を重ね、さらにこの演奏会に向けての合わせとアフターも重ね
我々だけの、充実のサウンドができつつあります!
特に、美苗さんとは門下の先輩後輩でもあり、
BCJはじめご一緒することが多いので
同じところで音楽できるというか。
こうきたら、そういくよね~みたいなのが、
言葉でいわなくても分かり合えるというか。
息のぴったり合ったアンサンブルをお届けしますよ☆

しかも。
本来、この「愛の歌」という作品は
歌い手4人とピアニスト2人(1台のピアノを連弾する)で演奏するために書かれた作品ですが
今回はなんと、弦楽アンサンブル「アンサンブル・エクレーア」さんが
その、ピアノ連弾部分を演奏してくださいます!!
今回のために、「エクレーア」を率いる長尾みはる先生が
ピアノ連弾の伴奏を、弦楽アンサンブルへと編曲してくださったのです!!
ヴァイオリニストなだけじゃなく、指揮も、編曲もなさって・・・すごい、の一言。
先日、歌い手4人+弦楽奏者5人、計9人で合わせてみましたが
すっごく、楽しい!!
なんか、一気にどこかの大きなお屋敷のサロンで演奏しているかのような雰囲気!
お客様にも、きっとくつろいで、楽しんで聴いて頂けると思います。
「エクレーア」の皆様は、モーツァルトの曲でおそらく最も有名な
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」も演奏してくださいますよ!
こちらも必聴です!!

さらに!
白井の演奏会では、歌い手がそれぞれソロ曲も歌うのですが
私は、ブラームスの「鎮められたあこがれ」という曲を歌います。
これがまた・・・いい曲なんだなぁ~♪

黄金の夕焼けに、森が聳え立ち
風はざわめき、鳥たちは囁いている
もうすぐ眠りにつく世界のこと
私の心でうごめき続けるあこがれよ、
ではお前はいつ眠るのだ?

私の心が、もはや
黄金の彼方を目指すことも
星たちにあこがれのまなざしを向けることもしなくなったら、
その時こそ、風や鳥たちは
私のあこがれと共に、囁いてくれるだろう


こんな感じのテキスト(私訳)。
若い頃のように、夢や憧ればかりをギラギラ追い求めていた時とは違って
今は穏やかだけど、やっぱり生きる情熱みたいなものが心にあって
そういう自分を、風や鳥が
「そういうのも悪くないよ・・・」
って言ってくれてる、つまり
美しい景色や風や鳥のささやきによって「鎮められたあこがれ」を胸に抱く
大人のうた。

さらには、この曲は、歌い手+ピアノ+ヴィオラで演奏するように書かれていて
ピアノトリオみたいな、小さな室内楽曲でもあるんです。
ヴィオラはエクレーアメンバーの新井さん。
ピアノの丸山麻美ちゃんと3人で、あーでもないこーでもないとやっている
こういう時間がやっぱり一番好き♪♪

これは白井の演奏会でしか歌いません!!
ぜひぜひ、多くの方に聴いていただきたいです♪♪

「愛の歌」は高山の演奏会でも歌います♪
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高山ではカンタータ29番のソリストもさせていただきます。
夏の高山・・・楽しみだなぁ♪♪

やっぱりブラームス大好き!
そしてすごくしっくりくる。やっぱりアルト向けの曲が多いからかな・・・

ここまでお読みの皆様!
白井ってどこ?って思ってません?
侮るなかれ

日本橋から
都営浅草線
たったの40分ですよ☆
浅草からだって行けちゃう♪

ほーら、「え、そうなの?」って思ったでしょ。
意外と、都会からのアクセス、いいんです☆

スカイツリーみたついでに!
ドイツからの夏の風を感じてください♪

お問い合わせお待ちしております!

by takahashi_chiharu | 2012-07-03 22:45 | リハーサル日記 | Comments(2)

モーツァルト&マタイ終演(追記あり☆)

YMCAオラトリオ・ソサエティでのモーツァルトな演奏会、
東京バロック・スコラーズでのマタイ受難曲演奏会
終了いたしました。

金曜日は杉並公会堂でモーツァルト。
5月のモーツァルトを踏まえて・・・というわけではありませんが
低い音でもアンサンブルの中にいても、力まず、いいポジションで・・・
と歌った結果、
前回よりも、いろんなことがうまくいったような気がします。
アンサンブルが本当に楽しかったです。
これも、共演していただいた皆様が素晴らしいおかげだなぁ。
そしてひとつひとつの合唱曲が大変丁寧に歌われていて、
指揮者の渡辺善忠先生と合唱団の皆様が
この作品に取り組んでこられた姿勢を、本番の舞台で見せていただいたような気がしました。

皆様、ありがとうございました!


土曜日はいよいよマタイGP。
私はこの時点ではじめて、すみだ少年少女合唱団の歌声を聴きました。
・・・!!!
第1曲目から、涙腺が激しく刺激されました・・・!!!
なんて無垢な歌声。。。その声で
「おお神の子羊よ、けがれなき・・・」
とコラールを歌われて、それが大人の合唱の声と掛け合って、
もう本当にボロボロ泣いてしまいそうでした。
年々、子供の声に弱くなるなぁ。。。

さらに。
自分のアリアでは、ものすごく緊張して
Erbarme dichを歌う前なんて、心臓バクバクだったりしてたくせに
大好きなソプラノのアリアAus LiebeとバスのアリアKomm,süßes Kreuzでも
さらには62番のコラールなどでも
うるうるしちゃって・・・

こんなことではまともに歌えない!
大好きな「マタイ」ですが、楽しんでいる場合ではない!
もっときっちり、歌うことに集中しよう・・・

そう思っていました。
本番当日のリハーサルが終わるときまでは。


ひととおりリハを終わらせて、指揮者の三澤先生が
出演者全員に向けて、お話をなさいました。

「マタイ」という作品は、特別な人の話、ということだけではなく
皆さんの大事な人が、無残な死に方をした、と捉えてみてほしい。
そして、皆さんは大事な人に対して「後悔」した経験はないだろうか。
ひどいこと言っちゃった、とかやっちゃった、とか。
その「後悔」からこの作品は始まることを考えてほしい。
イエスは死んでしまうんだけど、
だけどそれは「愛」ゆえであり、最後はそれが希望へとつながる、と確信できる
そんな演奏を目指したい。
今このときに、せっかくこんな素晴らしい作品を演奏するのだから
「愛」ということをもう一度胸において演奏してほしい。

そんなようなことだったと思います。

会場に自分の声がどう聞こえているか、
オケの方々とのバランスは、音程は、発音は・・・
そんなことだけ考えて、せせこましい、
見栄えの良い、でも中身のない演奏をしようとしていた自分がいました。

それじゃダメなんだ。
心から歌わなくちゃ。

「後悔」と「愛」をもって。

そして本番。


心で歌いました。
いろんなことがよぎりました。
6番のアリアBuß und Reuでは
私もたくさんたくさん後悔してることあるな・・・苦しいな とか
39番のアリアErbarme, dichでは
みんなが悪口言っても、私が一緒にいる
だってどうしても憎めないんだよこの人・・・そういう感じかな とか
52番のアリアKönnen trenenでは
「傷から溢れる血の受け皿としてください」って・・・
ものすごく不謹慎かもしれないけど、家族が事故とかにあって
大怪我をしたりした状態を、自分が迎えにいくのってこんな感じかな・・・
目を背けたくなる状態でも抱きとめる感じかな・・・ とか
60番のアリアSehet, Jesus hat die Handでは
すみだトリフォニーホールは木目の美しいホールですが
2階席と、そこから左右に突き出たバルコニーだけ白く塗られていて
ああーなんか両腕が私たちのほうに向かって伸びてて会場を包んでるみたい!
なんて思ったりして。

いろんな気持ちをこめて、歌いました。

でも。でも。
そんな風に心で歌っていいのは、
もっともっともっともっと、技術的な穴を埋めて、練習して、
もっともっともっともっと自分の体に歌がぴったりくっついてる
そういう状態になっている人だけ
ということが、よーくわかりました。

どういうことかというと。

ソプラノの、国光ともこさんのお歌。。。
これは打ち上げでも言いましたが、
三澤先生に、国光さんと合同でアリアのレッスンをしていただいたとき
Aus Liebeというアリアは、その前のレチも含めて、
イエスという人は、素晴らしいことをあんなこともこんなこともしていた
とても素敵な、すごい人だった、ということをポジティヴに歌うんだよ、
じゃあなぜそんな素晴らしいひとがあんな死に方をしなくちゃいけなかったのか―
最初のコラールからずっと、なんで?なんで?と問い続けてきて
その答えは「愛ゆえに」だと、ようやく答えを出すのがこのアリアなんだよ、
だから嘆くだけじゃなくて、明るさがあっていいんだよ、
そんなお話をなさっていました。
本番での国光さんのお声を聞いて、私は
なぜ、三澤先生が国光さんを起用なさったか、ものすごく納得できたような気がしました。
国光さんのお声の芯に、絶対的な明るさがあるんです。
ギラギラした光ではなく、優しいあかりのような。
なんて素晴らしいんだろう・・・こんな難しい曲をこんな風に歌えるなんて。
どれだけ努力なさったんだろう・・・やっぱりすごい。素敵だなぁ・・・

こらえていた涙が、やっぱり出てしまいました。

あともうひとつ、大好きなアリアKomm,sußes Kreuzを歌った
バリトンの薮内俊弥くんは学部からの同期ですが
言葉をかみ締めて、かつ優しい思いやりみたいなものが感じられる歌で、
ご結婚されて、パパになって、
昔から本当に上手で、いい声でいい歌うたうひとだったけど
ひとつ上のステージにいってるな・・・すごいなぁ・・・

こちらも涙がポロリ状態でした。

今回は、モダンオケで合唱も大勢で、
とても「ふくよか」な演奏だったと思います。
特に合唱の良さが際立っていたと思います。
リハ中に客席からコラールなどを聞いていて
会場に、ひとつひとつのコラールにこめられた思いがそのつど充満していて
普通の生活をしながら今日を迎えた皆様の
地に足がついた、生身の人間の歌だなぁ・・・という感じがすごくしました。
親近感のわく、共感・共有できる合唱だったと思います。

そして、指揮者の三澤洋史先生。
演奏会企画当初は、先生は指揮だけに専念する予定だったのです。
しかし、チェンバロを弾き、すぐさま立ち上がって指揮を振り・・・
相当に体力がないとできないことです。
先生の情熱に突き動かされて、みんなが引っ張られて高まっていく。
本当にすごいと思います。

もちろん!忘れてはならないのが福音史家の畑儀文さんとイエスの浦野智行さん。
お二人の、高い技術に裏打ちされた素晴らしい語り口なくしては
こんなすごい「マタイ」は成り立ちませんでした!!
個人的には、Erbarme dichの前の、「ペテロは激しく泣いた・・・」と仰る場面、
私もあんなふうにとめどなく涙を流したい。。。あのレチに呼応する歌が歌いたい!と
Erbarmeに挑んだのですが・・・)

ここまで、素晴らしい共演者の皆様のことを書き連ねてきましたが
振り返って私はどうだったか?
もっともっとできることがあったんじゃなかいか?
その場その場の感情に流されて歌ってなかったか?

という思いが消えずにいます。

と同時に
これが今の私。
初めてのマタイソリストをいただいて、
完璧じゃない、足りないところだらけだけど、
そのまま今の自分100%でぶつかったことは確か。
物語の傍観者ではなく、ずっとその中にいられた。

そんな気持ちもあります。

で、「心で歌っていいのは、そこまでに技術的な努力を積み重ねた人だけ」
ということにいたるわけです。


これからの私のテーマにしよう。

本当に、よい経験をさせていただきました。

打ち上げでは、講演会をしてくださっていた礒山雅先生と佐藤研先生に
お話を伺うことができました。
礒山先生には60番のアリア、あの歌で
そこまでつらく苦しい場面を描き続けてきたのが、救いへと転換する
その「転換」ができていたように思う、と仰っていただきました。
ただ、もっと
ひとつの単語、ひとつのセンテンス、ひとつの歌、さらには作品全体を貫く
「テーマ」があったほうがいい、いろいろやっているのはわかるけど、とも
仰っていただきました。

一本筋の通った歌。
小手先でない歌。
そういうことだと思います。

佐藤先生には、Erbarme dichを褒めていただきました。
聖書学をご研究されている先生に
「伸びる声に翳りがあってそれがとても良かった」なんて仰っていただけて
うれしくて泣きそうでした。

三澤先生には詳しくご講評いただけませんでしたが
(なにせ打ち上げではみんなが先生とお話したいので)
ぜひ伺ってみたいと思います。


こうして私のはじめてのマタイソリストへの挑戦は終わりました。
関係者の皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。
どうかどうか、また歌えますように。
そして、本番の舞台で心で歌えるように
もっともっと、準備の段階で努力することを誓います!!


<追記>
指揮者の三澤洋史先生が、
ご自身のサイト「Cafe MDR」の中の「今日この頃」7月2日付けのエッセイで
マタイ演奏会のご感想を書いていらっしゃいます。
福音史家の畑さんの素晴らしさ・・・
玉虫色の響きを持つ合唱・・・私もすっごくいいなと思いました!
そして・・・エッセイの最後のほうで我々ソリスト陣にもお言葉をいただいています!
ありがたいことです。。。泣けます。。。
なんとか、先生が目指していらしたことは、おつとめ果たせたのかな。
ものすごくほっとしました。
でも、三澤先生が「止まりませんよ~う!」と仰っているのと同じく、
私ももっともっといい歌うたえるように、進化します!
自分自身のためにも。
そしていつかまた、三澤先生の棒でマタイが歌いたいです!

by takahashi_chiharu | 2012-07-02 11:27 | 演奏会記 | Comments(5)