<   2011年 05月 ( 8 )   > この月の画像一覧

土浦でピンチヒッター!

昨日の夕方、思いもかけない人からの電話がありました。
大学の同級生である平林龍くんから。
(たしか)3年前の同窓会で、会った?かな??
っていうくらいお久しぶり!でびっくりしたのだけど、
彼がご指導しているつちうら混声合唱団へ、
ご指導のピンチヒッターに行ってもらえないか、とのこと。
ちょうど良く予定が空いていたので、私でよければ喜んで!とお引き受けし、
行ってきました!土浦へ。

今日のメニューは
モーツァルトのレクイエム と
木下牧子作曲:「春に」。


春に 谷川俊太郎

この気もちはなんだろう
目に見えないエネルギーの流れが
大地からあしのうらを伝わって
ぼくの腹へ胸へそうしてのどへ
声にならないさけびとなってこみあげる
この気もちはなんだろう
枝の先のふくらんだ新芽が心をつつく
よろこびだ しかしかなしみでもある
いらだちだ しかもやすらぎがある
あこがれだ そしていかりがかくれている
心のダムにせきとめられ
よどみ渦まきせめぎあい
いまあふれようとする
この気もちはなんだろう
あの空の青に手をひたしたい
まだ会ったことのないすべての人と
会ってみたい話してみたい
あしたとあさってが一度にくるといい
ぼくはもどかしい
地平線のかなたへと歩きつづけたい
そのくせこの草の上でじっとしていたい
大声でだれかを呼びたい
そのくせひとりで黙っていたい
この気もちはなんだろう



ああー、忘れてたなぁ、こういう気持ち。。。
この曲、私が高校生のころ、合唱コンクールの課題曲になったのですよね。
中高生が歌うのにぴったりの曲。
この詩に寄り添った音の世界も繊細で美しく、とってもいい曲です。
モツレクは昨年志木第九の会でもご指導させていただきましたし
楽しみ♪楽しみ♪と、雨にも負けずいそいそ土浦へ伺いました。

はじめまして、な皆様と、
女声の皆様とのパート練習→全員そろったところで体操&発声練習、とこなし
前半はモツレク、後半は「春に」の練習をしました。
皆様とっても柔らかく、素直な声の方ばかりでうれしくなります。
練習し始めると、ついつい力が入ってしまい、
なかなかペース配分出来ないのが、まだまだなところ。。。
あと、バトンテクニックといいますか、指揮をもっと振れるようになりたいなぁ。。。
こればっかりはもっとたくさん経験を積まないといけないか。

合唱団の皆様は、私とはまったくの「はじめまして」であるにも関わらず
モツレクではconfutatisからLacrimosaという
全曲とおして見た中でも歌いごたえのある場面を
しっかり表情豊かに歌ってくださいましたし
「春に」では
このテの曲(自分の青春思い出しちゃう中高生向け合唱曲)に対する
私の(好きだからこその)あれこれ飛び交う指摘にも耐えてくださり
しかも歌うごとにどんどん表現が若々しく生き生きとして・・・!

ご指導させていただいた、というより
本当に、楽しませていただいちゃいました♪♪
いい曲に触れて、その曲を楽しんで歌っているお姿に接すると
本当に、エネルギーをたくさんいただけますね。

楽しかったなぁ。

しかも、今日はピアニストさんもピンチヒッターさんで
なんと、高校の音楽科に通う現役女子高生(JK)☆
「春に」になんともぴったり。若いっていいな。

つちうら混声合唱団の皆様、
私のつたない&変な例え等満載なご指導にお付き合いくださり
本当にありがとうございました!
またぜひお声かけてくださいませ~!!
いつでもピンチヒッター、伺いますよ。

・・・それにしても
「ピンチヒッター」わりと多くない?
いやいや、お声かけていただけるのって、ありがたいことですよね。
平林くん、私を思い出してくれてありがとう。

人の繋がりあってのこの世界。
失礼なことしちゃってることもあると思うのですが
(そういうのを見かけたらぜひビシッと言ってください。
失礼さに気づいてない&間が悪いことがほとんどなのです。悪気がないというのが一番悪い気もしますが。。。
もういい大人なので気をつけて生きたいと思うのですがたまにやってしまいます)

私と関わってくださる方々に感謝して
どんな現場でも楽しめる自分でいたいです。

by takahashi_chiharu | 2011-05-29 21:48 | お仕事のこと | Comments(0)

梅雨入り

今日から関東地方も梅雨入りしたそうですね。
まだ5月なのに。
しかも、梅雨「入り」が早かったからって、
梅雨「明け」も早くなるとは、限らないんだそうで。

この週末は、いきなり台風がやってくるらしいですね。
被害が出ないとよいのですが・・・

来週には、6月がやってきます。
ありがたいことに、そろそろ、お仕事が忙しくなってきます。
お出かけ日和とは言いがたい週末になりそうだし、譜読みしなくちゃなぁ。

家にいると、ついついインターネットでいろいろ見て
無駄な時間を過ごしてしまうことも多いのですが。
でも、ネットだといろんなことを芋づる式に調べることができて
便利だし、面白いですよね。
例えば、今までぜんぜん歌ったことのない作曲家の作品に
どんな歌曲作品があるか→そのなかでメゾのために書かれた作品はどれか→
どんな歌手が歌っているか→Youtubeなんかで映像や音声がすぐ聴けたりして→
CDや楽譜も家にいながら入手できたりして・・・
なーんて具合。
wikipediaなんていう便利なサイトもありますし。

でも、そうやってネットで調べたことって
自分の中に蓄積されずに、排出(!?)されていってしまう気がします。
いつでも調べられる、と思ってるからなのかな。
先日、とうの昔に絶版になってしまっていた本が
地元の図書館にあるのを発見して、借りてきて読んで。
詩人によるエッセイと詩がまとめられたものだったのですが
詩が並んでいる順番とか、その本が出版された年を見て
黄ばんだ表紙をしみじみ見たりして。

この詩が書かれたころの日本ってどんな感じだったのかな。
って思ってみたりして。

物に触れて、人に会って、
やっと自分がわかることってあるんだなぁ。

本を読みたいな。
録り溜めてあるドラマや映画を見たいな。


梅雨も悪くない気がします。

by takahashi_chiharu | 2011-05-27 23:32 | 日々のこと | Comments(0)

藤の花

團伊玖磨(だん・いくま)さんの歌曲に
「藤の花」という曲があります。


藤の花      大木実 作詩

藤の花が咲いてゐる
とほいおもひでが
ゆふぐれどきの燈火(あかり)のやうにかへつてきて
こころを濡らすのである
あきらめたはず
あとはそのまま忘れてしまひたい
花は風に吹かれ陽に揺られ
咲いては散り
あれから幾年(いくとせ)かは経つていつた



この曲、昔から大好きで
いつかきちんと歌ってみたいと思っていたのですが
昨日、人前でご披露する機会がありまして。

大好きな曲なだけに、難しさも感じていて
どうせ歌うなら上手に歌いたい、
でも声だけの歌、テクニックだけの歌にしたくない、という
葛藤があり。

この曲、前奏にあたる部分が1拍しかないのです。
「藤の花が咲いている・・・」って歌いだすにあたって
どんな息を吸おうかな・・・ って考えて
先日、藤の花を見に行ったときに、ふんわり甘い香りが満ちていたのを思い出して
あの香りを嗅いで、
「ああ、今年も藤が咲いたなぁ・・・」って、香りで気づく感じかな、って。
「香り」とか「匂い」で鮮やかによみがえる記憶、ってありますよね?
お花の香り、雨の匂い、本の紙の匂い、美味しい匂いなどなど・・・
藤の花って色も形も主張が強いわけではないので
ふと気が付くと「あ、咲いてる」って感じだと思うのです。

「とおいおもひで」は、きっと、しあわせだったひととき
もしかしたら、実らなかった恋かもしれませんが
それが思わぬタイミングで胸を満たして、甘い疼きにきゅんとして
あきらめたはず、あきらめたはずでしょう・・・と自分に言い聞かせ
いっそ忘れてしまいたい・・・というけれど

たぶん、この人は、この思い出を忘れられないし
本当は、忘れたくないなってどこかで思っていると思うのです。
作曲者の團伊玖磨さんもそう感じたのか
「あきらめたはず・・」と歌う部分では
ピアノの伴奏はひそかに、優しい旋律を奏でているのです。

藤の花って、小さい花が寄り添いあって
ゆらゆら風に揺れて、
時の流れに身を任せている風情がありますね。
そんな藤の花に、自らの過ごしてきた数年間、もしかしたらもっと長い月日を
重ね合わせて見ているのでしょうね。

抗えない「流れ」とか「状況」とか「環境」って、ありますよね。
努力や挑戦をしない、ということではなく
いろんなことをちゃぶ台をひっくり返すように「えーい!」って放り出しちゃう
自分の気持ちだけに正直に生きる!
なーんてことは、できるようでできない。
いろんな人と関わりあって生きている以上は。
もしどうしてもやるなら、本当に腹をくくってやらないといけないとも思う。
こういうの、日本人的な感覚なんでしょうか?
私も、留学するときにはとても罪悪感がありました。
が、それ以上に「今行かないともう先に進めないかも」みたいな
背水の陣的な感覚もありました。
・・・まぁ過ぎてみれば何をあんなに切羽詰っていたんだろう、という思いも
ないわけではないですが、そういう思いだっただけに、
ウィーンに行かせてくれた家族、今の主人、お仕事の関係の皆様、先生方など
私と関わってくださっている方々には、本当に感謝しています。

・・・アナタのように自由に好きなことして生きてる人が何を言うか!
という声がどこからか聞こえそうですが(笑)


ちょっと話が逸れましたが。
藤の花が咲いている期間というのも、決して長くはないのですよね。
いつも最寄駅へと自転車で向かう道に
藤棚のあるお宅があって
毎日「咲いてる♪」と楽しみにチラ見(自転車上だからね)していたのですが
2週間くらいかな?静かに咲いて、静かに散っていきました。
藤の花を見ているこの人の思いも、
よみがえってはまた仕舞い込み・・・ということを繰り返して
過ごしてきたのでしょうね。
普段は昔のことも思い出さずに、毎日坦々と、忙しくしているかもしれないけど
たぶん、来年も、再来年も
藤の花が咲くのを見れば「とほいおもひで」が胸によみがえる・・・
まだ、続いていくんだと思うのです。
最後の和音が、解決しないで終わるんですもの。
たぶん、また来年も、思い出すんだろうな・・・ って。

ああー、やっぱりいい曲だなぁ。
で、こんな風にいろんなことを感じて、思って歌っている っていうことが
ほんのちょっぴりでもいいから、
聴いて下さる方にほんのり伝わる歌がうたいたいなぁ。
でも、そのためには、「自分の気持ち」も大切なんだけど
「歌にふさわしい自分」も必要なんじゃないかなっていうか。
気持ちに溺れない、でも心をなくさない。

ある曲に対して、
詩を読み、メロディをさらい、楽譜をよく見て、発声のテクニックを工夫して
いろんなものを見て、五感で感じて
うまく歌いたい欲に負けず、独りよがりにならず
精一杯歌う。

今回は、非常に良い勉強ができました。
これからも、日本歌曲のレパートリーをこつこつ貯めていって
いくつかまとめてご披露する場を、作っていけたらと思っています。

by takahashi_chiharu | 2011-05-22 10:32 | 演奏会記 | Comments(0)

言えないんです

今日は久しぶりに美容院へ♪
3月の頭に行ったきりだから・・・だいたい2ヶ月ぶりかなぁ。

このブログのトップ写真は髪が長いバージョンですが
最近の私は、短くしてます。
今日は
「・・・髪が伸びてきて、ボブっぽい感じになってきたんですけど
ショートな感じにしたいんです」
ってそれだけ言って、あとは美容師さんにお任せしました。

が。

本当は
「某女優さんみたいな感じにしたいんですけど・・・」
って言いたかったんですけどね。

いえなかった~

だって、
え?○○さん?いや~ちょっとそのまんまるなお顔では・・・
って美容師さんが(口には出さなくても)思ってしまいそうで。
あと、いつも自分の希望は適当に言って、あとはお任せなんで
ボクの(私の担当して下さる方は男性です)スタイル、お気に召しませんか・・・?
なんて思われたら・・・なんて思ったりして

何度か頭の中で練習してみたんですけどね、
言えませんでした~。


実は私、美容師をしている妹がおりまして
地元にいたころは、いつも妹に髪を切ってもらっていたのです。
妹ですから、
私の髪質も顔の形も知ってるし私がスタイリング下手だということも知っていて
心から「お任せ」だったのです。

美容師さんって、すごいですよね。
髪は、鋏を入れちゃったら、やり直しはきかないですものね。
パーマにしても、カラーリングにしても、
人それぞれ、髪質が違うと、同じことをやっても仕上がりが変わってくる訳で
その人が求めるものに合う、的確な方法でスタイリングしていく。
もちろん、セオリーというか「こういうときにはこう」っていうのがあるとは思いますが
「モノを作り出すひと」ってすごいな、って。

・・・まぁ、このようなケースは非常に稀だと思いますので
本当は、自分の希望を上手に伝えられる人になったほうがいいのです。

音楽する上でも、
曲に対して自分が持っているイメージとか
演奏してみて、今自分がどう感じてるかとか、を
共演者に上手に伝えられるかどうか って
結構、大事なことだと思います。

私はどうかなぁ~
ピアニストさんと合わせすると、「歌4:おしゃべり6」くらいになってることが
往々にしてあるからなぁ(笑)
そして録音を聴いてみるとなんだか何度も笑い声が入ってるという(爆)
いいのか悪いのか。

共有したいんですよね。
歌を。

そして、何より大切なのは
お客様まで、届け「きる」ということ。
舞台上で楽しんでることをお客様まで届ける、
自分たちで終わらないで、
やりきるということ。

自分とピアニストさんとで、あれこれ話して楽しんで試して考えて
その跡がすこしでも伝わる演奏をしたいです。


次に美容院に行くときこそは、チャレンジしてみようかな。
「あの・・・前から言おうと思ってたんですけど~」って。

by takahashi_chiharu | 2011-05-13 22:28 | 日々のこと | Comments(0)

わすれんぼう横浜へゆく

f0232910_1413432.jpg

iPodに代えて、録音機材として使用するべく
昨年秋から投入しました、
私の強い味方。

昨日、レッスンに伺ったのですが
先生のお宅にこいつを忘れて帰宅してしまい…!

どうしてこう、そそっかしいのでしょう。
横浜へお出かけになるとおっしゃる先生にお願いし
私の録音機材をお持ちいただくことに。。。

無事、受け取りました。
ほっ。

手元に録音機材がなかった昨夜、
「もしも、今のようにレッスンを手軽に録音できなかったら…」
と、ちょっと考えました。

高校生の私が歌の勉強をはじめた頃、
自分のレッスンは録音していませんでした。
たしか、世の中にはカセットテープに録音できるウォークマンがありましたが
結局、使わずじまいだったな…
初めて録音機材を持ったのは…忘れちゃったけど学部3〜4年生くらいかなぁ…
ポータブルMDプレーヤーでした。
一代目、二代目とMDプレーヤーをそれぞれ4〜5年ずつ使い、
iPodで録音→現在の機材に至ります。
記録するモノは
カセットテープ→MD→メモリーカードと
どんどん小さくなり
録音できる時間はどんどん長くなり…
昔の録音、特に留学時代のレッスンの録音など
聴くと、その時の部屋の空気とか先生の表情とか思い出して
懐かしい、というよりも忘れかけてる感覚を思い出したくて
今でも、たまに聴き返します。

すっかり話が長くなりましたが、
「とりあえず録音しといて、あとでゆっくり思いだそう」
なんてことは、ちょっと前まではできなかったわけです。
レッスンってマンツーマンだし、
口承で伝わる伝統芸能みたいな感覚が
やっぱりどこかに必要なんじゃないかなー。
先生の声がどうなってるのか、
おっしゃることはどういうことなのか、を
自分に置き換えるために、
体の感覚を掴むことに神経を研ぎ澄ます、というか。
かくいう私ですら、学部のころ
レッスンの最中に、今、なんとか感覚を掴みたい!
こういうことかな?ってわかりかけたことを、忘れないうちにもう一度やってみたい!
って、レッスン終わってまた練習室で練習…
ってことをやったこともあったようななかったような。

感覚を再び呼び覚ますために聴く。
それから、歌の合間に入ってる先生のご指摘に
はっとすることがある。
または、「それじゃない」と言われた時の自分の声を録音で聴いて
なるほどこりゃダメだと納得する(笑)

せっかく録音したのに
「これってどういうことだったかしらん」
とならないように…
録音をもっと有効活用しなくちゃなぁ、
と改めて思いました。


…そしてなにより
このそそっかしい自分を
もう少し、なんとかしたいです。。。

さ。
帰りの電車で、早速録音を聴こうっと♪

わすれんぼう大いに反省す、の巻でした。

by takahashi_chiharu | 2011-05-09 14:13 | 日々のこと | Comments(0)

レッスンDAY

今日は池袋にあるスタジオでお二人レッスン。
お二人ともソプラノさんでした。

レッスンをしていると、必ず
こういう場面で、私はどんな風に声を出してるかな?
と振り返ることになります。
まず、生徒さんの声がいま、どんな風に聞こえているかをお伝えし
どうしたらもっと良くなるか、の方法を考えます。
その際、
私の体の感覚ではこんな感じ・・・というところを
手を変え品を変え、言葉を変えて
お伝えしていきます。

私が投げかける言葉、ジェスチャー、ためしに歌ってみる声
いろんな角度から、生徒さんに一番届くものを探したい。
放るボールは、玉数多く、球種も多いほうがいい。
もっと種類を増やしたいです。
声って、実際に機能している声帯を見ながら歌えるわけではないので
「あ、いまいい声が出てる!」というときに自分の体がどうなっているかは
感覚と耳で掴んでいくしかないと思うのです。
そして、その感覚というのは、人それぞれだと思うから。

球種を増やす ということと同じくらい必要なのは
聴きわける耳 だと思っています。
その方の、本当の声を探して、
一番ナチュラルで、一番輝く声に向かっていくための道を
一歩ずつ、前に進んでいけるように・・・
そのためには私自身が「いい声」をたくさん聴くこと、
そして自分自身の本当の声を探し続けることなのかなと
思っています。

まだまだ修行中の身ですが・・・

レッスンさせていただいていると、
自分自身を振り返ることができて、
さらに今日はソプラノさんのためのレッスンでしたので
自分にとって「ちょっと高めだなぁ」と思われる音域を
どうやって攻略していくか の鍵を探すことにもなり
たくさんプラスになることがあったと思います。

レッスンの内容は生徒さんによります。
ごく基本的な発声練習から、
今合唱団で取り上げている曲の歌いづらい部分を練習してみるとか
ソロの曲を歌ってみたい方など・・・

「レッスン」なんてしっかりした感じでもない時もあり(笑)
少しでもより気持ちよくお声が出たらいいなぁ、という感じで。

で、不思議なもので、
ひたすら発声のことだけ考えて歌うよりも
この曲はどんな曲なのか、どんなことを歌っているのか・・・を
思って歌うと、うまくいったりもします。

もし、「私にレッスン受けてみたい」と思われる方がおられましたら
このページに記載しているメールアドレス
takahashi_chiharuあっとexcite.co.jp
(あっとは@と読み替えてくださいね)
まで、お気軽にお問い合わせください♪
主に、池袋など都内で
生徒さんと私との都合があう日時を相談させていただいて
1レッスン1時間でやっております。

by takahashi_chiharu | 2011-05-06 21:50 | お仕事のこと | Comments(0)

好みって危険

チャリティコンサートを終えて、
また、自分の勉強を再開しています。

最近のお題は日本歌曲。

ここんとこ、どうも日本語の歌をうたうと

あれ?大して高くない音なのに、苦しい・・・
息が続かない、喉が疲れる・・・

自分はなんでこんな不健康な歌い方になってしまうのだ?と
考えていました。

歌いなれたドイツ語の曲なら、どうかな?と思い、歌ってみると
なんということはなく、楽しく歌える。

母国語である日本語で歌うときには、
歌詞の、言葉に対するイメージや言葉が持つ感情に
ダイレクトに入り込めますよね。
だからこそ、自分の体の中の、よい道を通らずに
口先から声が出てしまうようなのです。
「語るように歌い、歌うように語れ」とはどなたの言葉かわかりませんが
息の通り道をしっかり確保しつつ語る
ということを心がけなくてはいけないな、と。


あと、考えられる原因がもうひとつ。

「自分の好きな声」って、ありますよね。
皆様には、ジャンル問わず「好きな歌い手さん」っていらっしゃいますか?
おうちにあるCDのラインナップを見直すと自分の好みって見えてきますよね。
私は・・・圧倒的にメゾソプラノさんのCDが多いです。
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、白井光子さん、クリスタ・ルートヴィヒ、
エリーナ・ガランチャ、スーザン・グラハムなどなど・・・
まろやかであたたかい声の人が好きです。

しかし
人の耳ってよく出来ていて、
ある特定のリートのCDばかり聴いていると、
自分が歌うときにも、CDの歌い手さんの歌いまわしや声の色などを
知らず知らずのうちに真似してしまうってことがあると思います。
自分の心からの言葉で、自分の本当の声で語るからこそ、
歌に、聴く人の心に働きかける力が宿る と思うので
「モノマネ」にならないよう、気をつけています。
もちろん、ステキだなぁ☆と思える部分は大いに参考にしますが!

で、
私にとって危険な歌い手さんが、もうひとり・・・
フランス人のコントラルト
(アルトよりももっと深い響きのある声で歌う女声をコントラルトといいます)、
ナタリー・シュトゥッツマン。
お背も高く、手足も長く、大柄な体から溢れる
深々として、どっしりと包容力のある声には、本当に憧れます・・・
しかし
「あぁこの声好きだなぁー」と耳から受けた刺激は、意外と強力であるらしく
気をつけないと、すぐに「好きだなぁ」の真似をしたがるようなのです。
各自の体に合わせた、いわば完全カスタムメイドな他人の声を
耳からの印象だけで真似っこしているわけで
どうも、体のあちこちがサボってしまうのか、良い発声というわけにはいかず

暗い
こもる
音程低い

という悪循環になりがちです。。。

今までの自分の歌の調子のサイクルを振り返ってみると
リサイタルや大きな本番などを目指して
集中して自分のソロの勉強をしているときは良いのですが
そういうのからちょっと遠ざかると、「真似っこ」に陥りがちだ
ということがわかってきました。

最近感じていた不健康さも
そういう部分にも原因があるようだと
やっと、気づきました。

・・・好みって危険。


幸か不幸か、私の声は
「メゾソプラノ」なのです。
半分ソプラノ。アルトでもなく、ソプラノでもない。

そして、そもそも
誰のでもない、私だけの声。
私自身が自分の声を大事に思って、もっと掘り出してあげなくちゃ。

そのために、練習やレッスンで録音した自分の声を聴いて
より自分が納得できる声に改善していくこと。
自分の耳で聴く自分の声と、録音した自分の声の印象とは
必ずしも一致しないんですよね。

あと、「今の声の感じ、わりといいな」と思えたときのポジションを
自分に定着させていくこと。
自分の中では「こんなにキンキンした声で、この出し方でいいのかな?」
と不安になりますが、それはよく響いているということなんだな。たぶん。

そして、こういう「自分の声の掘り起こし」は
あくまで、「歌詞を自然に語る」なかでやるのがよい☆
言葉への意識が、結構役に立つのです。


まだまだ歌える気がしてきましたー!
健康な私だけの声、しっかり掘り起こすぞっ。

by takahashi_chiharu | 2011-05-04 20:36 | リハーサル日記 | Comments(0)

ちょっとお花見

美しき五月。黄金週間、皆様いかがお過ごしですか?
今日だけは出勤・登校という方も多かったのかな。

私はといいますと、
ちょっとおでかけ・・・ということで「横須賀しょうぶ園」に行ってみました。
「しょうぶ園」というからには花菖蒲がメインなのだろうと思いますが
四季折々のお花が楽しめるようになっているようで、
今の盛りは、なんといっても藤。
f0232910_199192.jpg

なだらかな斜面に様々な種類の藤が植えられていました。
手前の緑の部分には、時期が来れば花菖蒲がきれいな花を咲かせるようです。

藤色の濃淡がグラデーションを作っているのがわかりますでしょうか。
f0232910_19262811.jpg


ピンク色の藤もありました。
f0232910_19271932.jpg


藤の花って、上品な香りがほんのりと薫るのですね。
お花の色も優しくて、香りもまた慎ましい。
しかしミツバチさんたちにはたまらないらしく・・・
f0232910_19292611.jpg

蜜を集めるのに夢中のご様子でした。

大きな藤の株を上から見ると・・・圧巻!
f0232910_19252366.jpg


本当にきれいな色ですね。
f0232910_1932733.jpg


広い敷地の中にはしゃくなげ、ぼたん、つつじなども植えられていました。
春には桜、冬には寒椿や水仙、秋にはバラと
その時々に楽しめるお花があるようでした。

・・・しかしこの「しょうぶ園」、市営であまり観光地化されていないからか、
子供が遊べる遊具があるわけでもお買い物などできるわけでもないからか
園内をお散歩している方々は「人生の大先輩」が多かったような・・・
だいたい、藤のような上品なお花を愛でるには、もう少し人生経験が必要でしたかね。

穴場なところで、のんびりしました。

私にとって今日は初めての横須賀でした。
横須賀グルメといえば・・・「海軍カレー」☆
お昼にいただきました。
f0232910_19383163.jpg

「元祖横須賀海軍カレー」だそうで。
セットでコップ1杯の牛乳が付いてきます。海上自衛隊風。
照明が暗くてわかりづらいと思いますが、わりと黄色くて
学校の給食で出たカレーを懐かしく思い出しました。

あと、こんなの飲んでみました。
f0232910_19414621.jpg

なぜか坂本龍馬ビール。昼間っからすいません。
相変わらず地ビール好き(しかし龍馬ビールは静岡で作られているらしかった)なのでした。

by takahashi_chiharu | 2011-05-02 19:46 | 日々のこと | Comments(0)