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香港行き その3 【食べたもの編】

食べた順に記録。
なんか、もっといろいろ食べればよかったなぁ。。。
大概、このようなツアーのとき、
まずホテルの朝ごはんをがっつり食べてしまって
お昼にはおなかが空いてなくて
夜は演奏会なので、あまりゆっくり食べる暇がない
という悪循環(健康的ともいう)なのです。

香港に着いてすぐ、ホテルのすぐ裏の庶民的な食堂で食べた、麺。
たぶん小麦でできてるけどやたら細い麺が
さっぱりとしたお醤油味っぽいあったかいスープに浸っていて
その上に炒めたもやしと細切り豚肉が乗っていた。
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漢字表記のメニューから一生懸命想像して、
大体予想した感じのものがでてきたかな。

1日目の演奏会前に食べたおかゆ。
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具は何も見えないと思いますが、
スライスした白身のお魚と、肉団子が入っています。
これで400円くらい。
ホテルの朝ごはんにも、鶏肉入りおかゆがありました☆点心も。

一緒に食べた海老蒸し餃子☆美味しかったです。
テーブルにあったお酢が、赤ワインビネガーみたいに赤かった・・・
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街歩きの合間に見かけた、ダックダックダック。
北京?かどうかはよくわかんないけど・・・食べなかったし。
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歩き続けて、疲れたので
女人街の近くで入ったお店で飲んだ、タピオカ紅茶。
「タピオカ入りの~」は、メニューの中の「珍珠系列」がそうだったみたい。
午後の紅茶レモンティーにタピオカがごろごろ入ってる、みたいな感じでした。
「珍珠系列」の中の、ミルクティにしたかったんだけど、
どれがミルクかわかんなかったの。。。
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2日目の演奏会前、前日におかゆを食べたお店にまた来てしまい。
実はこのお店は雲呑麺(ワンタンメン)がウリだったらしかった。ので
またしてもあまりおなかの空いていなかった私は
麺ナシの「ワンタンスープ」を注文。
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海老入りワンタンで、スープにも海老のおだしが利いてて
さっぱりしてとっても美味しかったです♪♪

美味しかったなー。
今回はバタバタだったので、いつかまた、行って(食べて)みたいな。

by takahashi_chiharu | 2011-02-27 22:56 | 旅日記2011 | Comments(0)

香港行き その2 【街歩き編】

香港行きからはや1週間。。。
やはり、ブログの記事には、鮮度がありますな・・・
自分の中でも、その後も次々といろんなことをやり続けていると
どんどん、彼方の出来事になっていくというか。。。

というわけで、「うたごよみ」的な記事は前回がっつり書きましたので
今回は写真を中心に☆

まずは香港の街並みをどうぞ。
ホテルのあった香港島と対岸の九龍島とは
地下鉄かフェリーで行き来できるのですが、
2/21(月)のリハーサル前に、ぶらぶらお散歩しに行きました。
日本のガイドブックなどは持っていなかったので
ホテルのお部屋に備え付けてあった香港の地図を片手に、ひとりで☆
まず、ホテルの近くから地下鉄に乗り、
九龍島をさんざん歩き回ってから
帰りは、フェリーにのって香港島へと渡りました。
昨年秋にパリとフィレンツェに行った際にも
交通機関は利用しまくりましたし
昔よりも、度胸がついたようです。
中国語(漢字)と英語のダブル表示で、情報量多めなのもうれしい☆

今回は、夜はほとんど出歩けなかったのが残念!!
100万ドルの夜景も見ずじまい。
また行くことがあるといいなぁ。
できれば今度はプライベートで!

こうやって看板が道の上を覆ってるのって、
アジアの都市っぽくないですか?
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「女人街」といわれる、露店が立ち並んだ通り。
値切り交渉ができたらしい。。。
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香港のナイトマーケット「廟街」の入り口。
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お昼前に行ってしまったため、お店がすべて閉まっていて、当然露店も出てなくて
昼間の築地市場みたいな、ゴーストタウン状態で・・・しょんぼり。

ペニンシュラ香港。
ロビーに入ってみればよかったなぁ。
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「スターフェリー」という名のフェリーにも乗りました。
地下鉄よりフェリーのほうが料金は安かったです。
フェリーの内部。
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フェリー上から香港島方向を臨む。
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この景色を、夜に夜景としてフェリーの上で見たかったなぁ。。。

香港島側の、セントラル駅に着きました。
乗ってきたフェリーが泊まっています。
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ホテルの部屋からの眺め。お部屋は21階にありました、たかーい!
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香港についた日(2/20)は日曜日だったのですが、
ホールのあるあたりは、日本で言えば西新宿みたいな雰囲気だったのですが
印象的だったのは、ビルの合間のスペースとか、歩道などに
敷物などをひいて、車座になっておしゃべりしたりトランプゲームしたりしている人が
ほんとにたくさんいたこと!!
最初は、座っている人たちのあまりの多さに
「もしかして・・・ホールに入るための順番待ちとか?」
などと見当違いのことを考えていましたが
翌月曜日にはそういう方をまったく見かけなかったので、
どうやら、「外で車座」は香港の休日のすごし方のようで。
(日曜定休のお店も少なくないらしかった)
もちろん、誰もがしていたわけではなく
わりと若い女の人が多めだったような。。。

続きまして【食べ物編】を。

by takahashi_chiharu | 2011-02-27 22:46 | 旅日記2011 | Comments(0)

香港行き その1 【演奏会編】

香港から帰ってきてからもあれやこれやとドタバタ・・・
やっと一息ついたので、香港行きのあれこれを、まず演奏会編から。


まず
「香港」というところは、大きく分けて「香港島」と「九龍(クーロン)島」に分かれていて
その間はフェリーや地下鉄で行き来することができます。

今回、香港ではCity Hallというすこし年代物な感じのホールで演奏しました。
香港芸術祭ではいくつもの会場でさまざまなイベントや演奏会を行っているらしく、
City Hallのある香港島から見ると対岸に位置する九龍島の海側には
とても立派で新しそうな文化施設(もちろん大きなホールもある)があったのですが・・・

内部はこんな感じ。
これはリハ中のひとコマ。
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舞台上には「香港藝術節」の看板?が掲げられ。
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天井が高くて、舞台上の音を前へと押し出しづらい感じの造りで
リハーサルでは、ソリストの立ち位置や
歌と楽器、また楽器同士の音量のバランスを測りあいながら進めていきました。
リハの合間に、2階席に上って音を聞いてみましたら
1階席よりもとてもとてもよく聞こえてきた、という印象だったので
きっと、お客様には楽しんでいただけたのでは、と思います!

また、今回はリハーサルの模様を現地の中高生たちに公開していて、
リハーサルの前に、指揮者の鈴木雅明先生が、
バッハの音楽について、また
バロック音楽を演奏する際に使用している楽器、
いわゆる「古楽器」についての短いレクチャーをしてくださいました。
香港では、実力あるオーケストラはあっても
古楽となると、まだまだ関心度は低いのだそうです。
これからの展開に期待、ということですかね。


今回は、2/20にはカンタータのプログラム、
2/21には「マタイ受難曲」の演奏を行いました。

これは、「マタイ」のときの舞台上での私の席からの景色。
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「マタイ」では合唱、オーケストラともに二つのグループに分かれて演奏するのですが
私が属していたのは「2コア」。私のすぐ前にいらっしゃるオケの皆様は「2オケ」。
写真奥に椅子が並んでいるところは、
もうひとつのグループである「1コア」「1オケ」が陣取っています。


演奏会は、二日間とも大盛況!
カンタータのプログラムには出番のない、いわゆる「降り番」だった楽器奏者の方々が
演奏を客席で聴こうと思ったら、すでにお客様が隙間なく入ってしまって
結局、舞台袖からしか聴けなかったとか・・・。
香港の方に混じって、西洋人のお客様が多かったような気はしましたが
香港などアジア圏でも、バッハの音楽は求められているのだなぁと実感しました。

今回のカンタータ・プログラムでは、カンタータ72番で
BCJのコンサートマスター&コンサートミストレスである
寺神戸亮(てらかど・りょう)さんと若松夏美(わかまつ・なつみ)さんの
デュエットを聴くことができました☆
さらに、「マタイ」ではお二人がそれぞれソロをお弾きになり、
そして、もう一人のコンサートミストレスである高田あずみ(たかだ・あずみ)さんが
オケの要としていらっしゃり。
このお三方がそろい踏みすることは、めったにないのでは・・・
オーケストラのほかのセクションも、いつもの豪華メンバー、
さらに、ソリスト陣もおなじみのメンバーが勢ぞろいし
なんて豪華な演奏会だったのでしょう☆
合唱として参加しながら、本当に幸せだと思いました。

「マタイ」では、藤崎美苗(ふじさき・みなえ)さんの歌われたアリア
「Blute nur, du liebes Herz(血を流しなさい、愛する心よ)」に
いきなり涙腺を刺激され・・・

あなたが乳を与え、育んだ子が
育ての親を殺そうとする蛇となってしまったのですから。


それでも子供を愛する親心。
切ないなぁ・・・

昔は、このアリアには、あまり涙腺は反応しなかったけど。
心境の変化か、大人になったのか。
美苗さんの温かい歌いぶりがもたらしたものも、大きかったと思います。
後輩である私が言うのもなんですが、ますますステキになられてると思う♪♪

第1部の前半でいきなりウルウルはさすがに
「あの人どーしたのかしら」と思われるかも・・・と思い
一生懸命、目をパチパチしていたら、休憩時間に
私とは反対側にいた合唱メンバーちゃんに
「ちはるさん、さかんにパチパチしてましたよね??」と・・・
舞台上での生態、意外と見られてます。。。

・・・しかし、後半も
私は人知れず(いや隣近所にはもちろんバレているだろうけど)涙を流していたのでした。
ダメなんです。マタイだけは。
個人的に「泣きのツボポイント」が多々ありまして。。。

人には寿命があるんだけど。
どうして命を終えなくてはいけなかったのだろう。
生きている私たちは、終えた人たちの分まで
めいいっぱい、生きていかなくちゃいけない、と思う。
もう、そういう意味でも、「生きる」のは自分自身のためだけではなくなっているなぁ・・・
そういう風にしか、思いに答えてあげられない気がするし。

どうしても、そういうことを振り返らずにはいられないというか。
音楽の力、だと思います。

今年はオペラシティではなく香港で、
4月ではなく2月、ということにはなりましたが
やはり、参加させていただけて、本当に幸せでした。

演奏し終わったときのお客様の反応も、すごかったです。
特に、カウンターテノールのソリスト二人に対する拍手は、
一段とアツかったような気がします。
もちろん、素晴らしい歌だったことは間違いない!ですが
・・・もしかしたら、まだまだ「カウンターテノール」に対する認知度が低いのかな??
「男性なのに、女性みたいな高い声がでるなんて・・・!」って。

ちなみに、中国語?では
ソプラノのことは、女高音
同様に、アルトは、女低音
テノールは、男高音
と書くようです。

それでは、カウンターテノールは???
答えは

高男高音

でしたー。
たかーい声が出るテノール、って感じかな?
今回のソリスト(ロビン・ブレイズと青木洋也くん)は二人とも背が高いので
「背も声も高いテノール」とも言えたかも(笑)

今回も、いい経験をさせていただきました☆

by takahashi_chiharu | 2011-02-25 22:30 | 旅日記2011 | Comments(2)

無事に帰りました♪

ターフェルムジーク鎌倉での演奏会とBCJの香港ツアーを終えて
無事に帰国いたしました☆我が家よ、ただいまー。

「香港は室内はどこでも冷房がよーく効いている」といわれ
実際その通りで(コンサート会場でお客さんがコートを着たまま演奏を聴いていました。。)
ちょっとびくびくしていたのですが、
風邪も引かずに元気に帰国しました。
明日からもわりとバタバタなのですが・・・
がんばらねば。

書きたいことは山ほどありますし
写真もたくさん撮ったのですが、
とりあえずお知らせまで♪

by takahashi_chiharu | 2011-02-22 23:04 | 日々のこと | Comments(2)

おかしな日本人・・・!!

今週はBCJウィーク!と言いたい所ですが
今朝は、Voxhumanaの練習もありまして。

今回の委嘱初演のひとつ
「12人のおかしな日本人」

今日の練習で初めて声にしてみました
(練習をお休みした私にとっては今日が初めてでした)。

確かに・・・「おかしな」日本人、だわー。
いろんなキャラクターの人が登場しますが
どれもみな「日本人」的、なのです。
それぞれが受け持つキャラクターが濃くて
なかなか面白いキャスティングとなりました☆

・・・ひとつ問題なのは、本番まであと2週間という状況で、
まだ曲の途中までしか譜面をいただけてない、ってことね。。。
これからどうなるのかなー。。。


聴いてて(見てて?)思わず「うふふ」となってしまうこと請け合い☆
今回の定期は、難しいこと考えず、肩肘張らずに聴いていただけるのではないかなぁ。
ぜひ、3月6日に上野へおでかけください!
チケットのお求めは、ぜひわたくしめにご連絡を!
お安くしときまっせ♪


さて、明日はターフェルムジーク鎌倉の演奏会。
これまで何年もかけて、シリーズで教会カンタータの演奏会を続けてきまして
私もソリストとして参加させていただき、本当に多くのことを勉強させていただきました。
そのシリーズも、いよいよ今回を含めあと3回で完結するのです。
合唱、オケ共にアマチュアですが、
参加している皆さんお一人お一人が、純粋に自分の成長を願い
その思いの通り、確実に前進してきています。
そんな方々に囲まれて歌うのですから・・・
こちらも!やらねば!と、本当に良い刺激を受けて勉強することができました。
いまや、団体として充実のときを迎えていると思います。

明日ももちろんいらしていただきたいですが
指揮の大竹先生のリコーダー吹きつつの指揮が見もの聴きもの☆
 当日券あります、とのこと♪)
次回、次々回にもぜひご期待ください!!


逗子でカンタータを歌い終えると、
明後日は、いよいよ、香港へ向かいます!
しばらくブログの更新が滞ると思いますが
香港でいろんなものを見て、聴いて、食べて(笑)
そして心からの演奏をしてまいります。
帰ってきましたら、写真いっぱいでご報告しますね♪

by takahashi_chiharu | 2011-02-18 23:42 | リハーサル日記 | Comments(0)

「マタイ」オケ合わせ&NHK「名曲探偵アマデウス」

連日香港行きのためのリハーサルが行われています。
今日は「マタイ」のリハーサル。

今回は、いつにも増してオーケストラが厚い☆豪華!
非常に豊かな音質&音量でありつつ
皆さんで、息を合わせて闊達に動く。
これって相当高度なことをやっていらっしゃると思いますー。

かくいう合唱チームは・・・
こちらも、文字通り息を合わせて歌っていますよ☆


今日は、そんなリハーサル中の私たちのところに
NHKのクルーがやってきて、
リハーサル風景を撮影していきました!

NHK-BSの音楽番組名曲探偵アマデウス
使われるようです。
昨年12月に「メサイア」を放送した、あの番組です。
今回は「マタイ受難曲」を取り上げるようです。
番組では、今日のリハーサル風景と
2003年4月の「マタイ」演奏会の映像が
使用されるようです。
数年前の私が映る・・・と思います。


<放送予定>
3/14(月)19:00-19:44 NHK BShi
3/15(火)08:00-08:44 NHK BShi
3/17(木)00:00-00:44 NHK BShi

3/20(日)18:00-18:44 NHK BS2
3/24(木)16:00-16:44 NHK BS2


何度も放送されますが・・・
この期間に、BCJはアメリカに行って「ロ短調ミサ曲」を歌っているので
関係者のほとんどは見れません。。。
録画していくことにしましょう。

BCJ演奏会の模様は、テレビで放送されたりDVDになったりしていますが
リハーサル風景が放送されるのは
貴重なのではないでしょうか?
もしお時間ありましたら、ご覧くださいね。

by takahashi_chiharu | 2011-02-17 21:18 | リハーサル日記 | Comments(0)

BCJ香港公演リハスタート

感慨に耽っているわけにもいかず。
今日からBCJの香港ツアーのための練習が始まりました。
BCJは2月20日(日)と21日(月)の二日間、
香港芸術祭に参加します。
2/20は教会カンタータのプログラム、
2/21はマタイ受難曲を演奏します。

指揮の鈴木雅明先生は
さらに、チェンバロリサイタルなどなさるようです。
お忙しい。

今回は何しろスケジュールがタイトでして
今日一日で、カンタータの合唱曲・コラールと「マタイ」の合唱部分を
ざあーーーっとおさらい。
カンタータは「主よ、人の望みの喜びよ」のタイトルで有名な合唱曲の入った
147番「心と口と行ないと生きざまで」と、
かっこいい合唱曲で始まる72番「すべてはただ神の御心に依って」などを演奏します。
147番は、あの有名な曲はほんとに楽しいんですが・・・
冒頭の合唱曲が意外と難しい。。。
なかなか、歌い甲斐があります☆

毎年、BCJでは聖金曜日(復活祭の前の金曜日。イエスの受難を思う日)に
「マタイ」を演奏していますが
(このブログを始めて最初に取り上げた演奏会が2010年の「マタイ」でしたねー。)
今年は、暦の関係で聖金曜日が4月下旬になるんですねー。
それもあってか、毎年恒例の「マタイ」演奏会はやらないのです。
だから、今年の分は香港で歌っておわり。
なんだかずいぶん早く「マタイ」の時期が来てしまった感じ。
ここ数年、1コア担当だったのですが
今回は久しぶりに2コア!
気をつけないと、1コアの部分を歌ってしまいそうになります・・・

今週末は、土曜日(2/19)に
ターフェルムジーク鎌倉の演奏会もあります・・・
土曜日の夜、逗子で演奏会して
日曜日の朝、香港へ飛んで
その日の夜にはカンタータの演奏会。
月曜日はマタイで
火曜日に帰国。

怒涛の週末となりそうです。。。

土曜日に逗子に応援に来てくださる方
まだまだ大募集中ですぞ☆

by takahashi_chiharu | 2011-02-15 22:11 | リハーサル日記 | Comments(0)

第10回中田喜直記念コンクール(追記あり☆)

というのが、
北海道・旭川市にあります大雪クリスタルホール(旭川市音楽堂)
2月13日に開催されまして
私も、参加してきました。

この「中田喜直記念コンクール」は、旭川「雪の降る街を」音楽祭の一環でありまして
出場者全員が課題曲として「雪の降る街を」を歌い、
自由曲として邦人作曲家による歌曲作品を1曲歌います。

私は、せっかく「中田喜直記念」のコンクールに参加するのだから、と
「ゆく春」という中田先生の作品を自由曲に選びました。

そして。
ありがたいことに、

大賞・中田喜直賞(第一位)

をいただきました!!!

うれしいです。
コンクールという場面で、
「音楽することに徹しよう」と念じて歌って、
それを評価していただけたことが。


コンクール前日(土曜日)。
朝から家を出て、飛行機で旭川へ。
旭川では雪祭りが行われていて、
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中心地にある買物公園という大通りには
氷の彫刻コンテストが・・・
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ちなみに夜はこんな感じ☆
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この日は「中田喜直記念コンサート」として
過去にこのコンクールで大賞を受賞した3人の歌い手さんたちが
童謡歌曲集「ほしとたんぽぽ」を歌ってくださいました。
「みんなちがって、みんないい」で有名になった金子みすずさんの詩が
美しい歌となっています。私も大好きな曲たち。
このコンサートに出演した中川遊子さんは私の歌い手仲間でして
彼女の歌を聴くために、朝から旭川へと飛んだのでした。
さすが、過去に大賞をとられただけあって、
3人とも日本語の発語が美しい☆
ホールも木目があたたかい印象で、音も良く響いていい感じ♪
夜に旭川に着く便で東京から来てくれた伴奏者の安藤智子ちゃんと合流し
夜ご飯を食べて、就寝。

コンクール当日。
お昼前までホテルでのんびりして、会場入り。
旭川では昼間でも気温が氷点下。
連日わりとよいお天気だったので寒さもあまり苦にならず。
雪に覆われた道を歩くと
アスファルトの上を歩くのと違って、ブーツがキュッキュッと鳴るんですね。
「雪の降る街を」の歌詞で

雪の降る町を 足音だけが追いかけてゆく

というのがありますが
足音は、カツカツと響くんじゃなくて、静かで
もっと心の中に静かに降りていく感じだなぁ、なんて。

ところどころ、道の雪がガチガチに凍っていて
気をつけないと滑ってしまうのですが

こんなに厚く雪が積もってて
ガチガチに凍ってて。
それでも、この雪が全部溶ける春が
やってくるんだなぁ・・・

緑なす春の日のそよ風

そりゃあ、うれしいだろうなぁ・・・

こんな風に、「雪の降る街を」の世界を
自分の五感で感じることができただけでも
旭川に行った甲斐がありました。

コンクールだからって、特別なことはしないで
頭でっかちにならないで、音楽する心を徹しよう。
声が、とか発音を、とかいう目先のことに囚われないで
でも伝えることに徹しよう。

そう思って、本番の舞台に臨みましたが
・・・反省点はいろいろあって、
やりたかったことの6割、7割に留まってしまうのが本番だと思いますが
気持ちはしっかり持って、
1曲ずつ、演奏会としてお客様に聴いていただくことが
できたように思います。

昔は、気持ちだけで歌をうたってました。
本番では「思いっきり歌おう!」って。
でもそれは自分が気持ちいいだけだったのかもしれない。
それじゃあ足りないよなぁ・・・と
いろいろ考えたりしてみてたら
今度は、頭でっかちで臆病になってしまって。
曲を表現するためにいろいろするんだけど、
最後はやっぱり、「私はこの曲を歌いたい!」という
自分の気持ちを見失っちゃいけない。

こうやって、ひとつひとつ経験を重ねていくことって
本当に貴重ですね。
まだまだまだまだですが・・・
これからもがんばります☆

コンクールのあとは、
安藤さんと、中川さんと、コンクールを聴きにきてくれた主人と、4人で
大雪地ビール館へ。
さらりとした中に甘みのある味わいでした☆
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そして、メインはジンギスカン☆
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他にもいろいろ美味しいものを堪能。
次の日の朝の便で東京へと帰る安藤さん&中川さんには
お付き合いいただき、ありがたや~でした。

翌日(つまり今日)は
旭山動物園へ。
さすがに外をうろうろするのは寒い~。
しかし、平日だというのに大盛況でした。
雪の中の動物たち、なんだかのんびりしてるように見えました。
特急「スーパーカムイ」で札幌に出て、
新千歳空港から羽田へ。
東京に着いてみれば、旭川以上の雪の勢い!
これじゃあ関東地方のほうが、よほど
「雪の降る町」だわ~、なんて思いながら
電車がストップすることもなく、無事に帰宅しました。

いただいたトロフィーが、素敵だったのです。
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賞状とトロフィー。ガラスでできてます。
床に置いてみました。
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これは中田喜直作品の中でいちばん有名と言っても過言ではない
「夏の思い出」に出てくる「水芭蕉」の花をモチーフにしているのだそうです。
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裏側。

良い経験をさせていただきました。
この日のために急遽お休みをいただいた合唱団の皆様、
ひそかに応援してくださっていた皆様、
一緒に音楽してくれたピアノの安藤智子ちゃん、現地の関係者の皆様、
そして、聴きに来てくれた主人に
心から感謝します。
ありがとうございました。


☆追記☆
帰京してから、
審査員の先生方が、参加者一人ひとりに書いてくださった「講評」を
郵送でいただきました。

このコンクールの審査委員長は
中田喜直先生の奥様である中田幸子先生だったのですが
課題曲「雪の降る街を」について
「付点のリズム、テンポ、言葉それぞれ良く
最後のディミヌエンド(だんだん弱くすること)は見事でした。」
と書いてくださいました♪
音が高めで、けっこう難しかったのです・・・よかったぁー。
また、自由曲「ゆく春」については
「音楽構成、情感、声のコントロール、申し分ないです。見事でした」
とのこと・・・☆

また審査員でピアニストの黒川浩先生は
自由曲「ゆく春」について
「表現力、言葉の表情、リズムのイメージ、
どれもステージ用になっていました。好演です!!」
と書いてくださっていました♪♪
さらに
「どんどん歌っていってください、もっともっとどんどん上手になれます。
ステキな歌でした、ありがとう」
って・・・

ありがたすぎます。
こちらこそ、ありがとうございました。
どんどん、歌っていきまーす!!

by takahashi_chiharu | 2011-02-14 23:26 | 演奏会記 | Comments(7)

再スタート。

今日は一日、雪でしたね・・・
その雪の中、日本声楽家協会の
コレペティトル専科の発表会に伺いました。

自分が歌うためにね。

※「コレペティトル」とは・・・
声楽家協会HPによると
「コレペティトルは、オペラの稽古現場や歌曲伴奏において、
表現内容、方法、発声や発音を指導できる《コーチ》
ときには共に音楽をつくる《パートナー》として重要な存在です。」
とのこと。
ですから、「コレペティトル専科」に在籍する皆さんは
オペラや歌曲の伴奏を学んでいるピアニストさん、なのです。
先月お手伝いさせていただいた、
東京音大大学院の伴奏科の授業内容に近いでしょうか。


事の起こりは今週の月曜日。
芸大の先輩からお電話いただき、
お風邪を引いてしまった歌い手さんの代わりに
今週金曜日にベルクの「七つの初期の歌」を歌ってくれる人を探している、
とのこと。

日程もすぽっ、と空いていたし
これも何かのご縁なのでしょう、と思い

勉強させていただくことにしました。

よくよくお話をうかがってみると
歌うのは歌曲集の第1曲め「夜」のみ、ではありますが
日本のコレペティトルの第一人者である森島英子先生に
ご指導いただけるということで

月曜日の夜に私と組んでくださるピアニストさんと電話でお話して
火曜日にはあわせをし、その足で
わくわくで、レッスンに同行させていただきました。

この場合のレッスンは、
私と組んでくださるピアニストさんのためのレッスンなのですが
ピアニストさんへアドヴァイスされている箇所というのは、
私の声によるアシストで、よりよく表現できることも多々あるし
「そっかーピアノパートはそんな構造になってるのか~!」
と興味深いこともたくさんあります。
さらに、歌い手である私にもアドヴァイスくださって。

あのとき、
コンクールの舞台で、
エアポケットに入ってしまったかのように
しゅーっと自分が萎縮してしまったのに

レッスンで、お美しい森島先生の微笑みに見守られて
「歌い始めから、音楽が動くといいね」とアドヴァイスいただいて歌ってみたら
するり
と、いろんなことができた(ような気がして)。

不思議ですねぇ・・・

しかしこれはレッスンでの、先生の魔法のアドヴァイスのおかげだろう、
本番の発表会で、どうなるか・・・

と、今日を迎えました。

発表会、ふたをあけてみれば
私の尊敬する伊原直子先生も審査員としていらしていて。

きゃーーーー。

ぐわーっと緊張が高まりましたが
舞台上で、歌いだす直前に

第一声で、自分に萎えるな。
音楽するぞ。

と自分に渇を入れて
歌いだしました。

んー、果たして演奏は
いろいろあったと思いますが
ピアノとの関わりの中で、いろいろ助けていただいて
この曲をすごく勉強したつもりでいたけど
新たに、よりアクティヴに表現できたかなと思えた部分もあって

そしてなにより
この曲を歌うにあたって、
弱い自分の心に負けなかった
そこの部分では、一歩前に進めたかな、と

突然、降って湧いたような機会でしたが

ほんとうに、いい勉強をさせていただきました。

私と組んでくださったピアニストさんにとっては
試験のような場であるこの機会に
お互い「はじめまして」で、
いろいろと心配な部分もたくさんあったでしょうに
私の歌に、たくさん心を寄せてくださって
感謝の気持ちでいっぱいです。


受講者全員の演奏が終わってから
森島先生と伊原先生から、受講者一人ひとりに講評をいただきました。
先生方のお言葉は、伴奏ピアニストを目指す受講者のみなさんへのアドヴァイスですが
歌い手である私にも、とても有益で胸に刻みたいお言葉がたくさんありました。
先生方は、お二人とも本当にあたたかく受講者の皆さんを見てくださっていて
お優しいなぁ・・・と思いました。
また、
繰り返し、言葉を変えて
心から発信して音楽する、表現する、ということをおっしゃっていたように思います。
ともすれば頭でっかちになりがちな、技術面ばかり追いがちな私も
あぁ、もっと体の底から音楽をテキストを感じて、味わって歌いたいなぁ~!
と、たくさんのエネルギーを分けていただきました。

「音楽するひとは、おなかの底に(音楽の)炎が燃えていなくちゃ」
とは森島先生のお言葉。
胸じゃなくて、指先とか声とかでもなくて
おなかの底、というのがポイントじゃないかなー、と私は思います。

反省点はいろいろありますが、
ここから、また再スタートだなぁ。


おおきな音楽の流れのなかに
すとーんと立って、
おなかの底にほのおを燃やして、歌うのだ。



ピアニストさんのためのレッスンのお手伝いをすること。
今のところ、これが一番
今まで自分が学んできたことを、
私らしく還元できることのような気がしています。
なおかつ、自分自身がものすごく勉強できる。
実は自分への恩恵のほうが大きいんじゃないか、っていうくらい。

ヴォイトレしたり、合唱団の指導をしたり
うたうひととの関わりも、同じくらい大好きなのだけれど。

関係者の皆様、先生方
素晴らしい機会を与えていただきまして、
本当にありがとうございました☆

by takahashi_chiharu | 2011-02-11 22:38 | 演奏会記 | Comments(2)

感謝☆感謝

今、このブログを始めてから今までの訪問者数を見たら、
ちょうど

10000人

になってました!

昨年4月にブログを始めて、
1年経たずに、延べ人数が

いちまんにん

かぁ。

これまでにお越しいただいたすべての皆様、
どうもありがとうございます。

これからも、皆様にいろんなことをご報告していけるよう
日々の活動を、充実させていきたいです♪

by takahashi_chiharu | 2011-02-10 18:13 | 日々のこと | Comments(0)