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ありがとう2010

とうとう、2010年最後の日、ですね。

このブログに遊びにいらしてくださっている皆様、
いつもありがとうございます。
4月1日に「エイプリル・フールじゃないですよ☆」と言ってはじめたこのブログも
今日で、まる8ヶ月が経とうとしています。
ひとつひとつ、活動のご報告をさせていただけることが
本当にうれしかったです。
いろんな方からご意見いただけたこと、
また「ブログ見てます♪」とお声をかけていただけるのが
とてもとても励みになりました。

いつも、心から感謝しています。

さて、私の「うたごよみ」的2010年は・・・
「こうもり」「リサイタル」「コンクール」
この三つが大きかったですねー。


今年は2回演じさせていただけた、「こうもり」のオルロフスキー役。
歌うだけでなく、演じるということ。
やはり、歌い手としてオペラのイロハを知らないのでは片手落ちだなぁと
留学してからずっと思っていたので
とてもよい経験ができました。
またどこかで、演じる機会を持ちたいなぁ。


大勢の方に聴いていただけたリサイタル。
幸せでした。
歌い終わった後、うれしくて泣けたのは初めてだったなぁ。
改めて、支えてくださったすべての方のおかげです。
ありがとうございました。


そして、コンクール。
先日、年内最後のレッスンに伺ったのですが、先生に
「今後のために、敗因を明らかにしておいたほうがいい」
と言われました。

うーん。。。
今思えば、もっと普段どおりにしていなくちゃいけなかったなぁ、と。
前日、当日の過ごし方、リハでの歌い方
舞い上がってたんだなー。
本番直前にいろんなことを導入しすぎた。
いろんなことが、手につかなかった。
その結果、いざ本番になって、身がすくむといいますか、
自分で自分に負けてしまった。

これからは、なるべく坦々と、粛々と生活しようと思います。。。

先日、ラジオで
プロ野球選手などアスリートのメンタルトレーニングの専門家である
白石豊さんというひとのお話を聞いたのですが
自分で自分にポジティヴな言葉掛けをすることと
プレッシャーの正体を知ることで
ずいぶん、変わってくるんですって。

何に対してプレッシャーを感じるのか、を知る。
克服するために、目標へたどり着くための計画を立てる。
「きっとできる、大丈夫」と常にポジティヴな声掛けを自分自身にする。

これからもポジティヴに
自分で自分に壁をつくらないで
精一杯、歌っていきたいです。

そして、「精一杯」ということのカギを
コンクール直後の「クリオラ」ピンチヒッター演奏会でいただいたような気がしています。
あのときの、歌えるだけでとても幸せなことなんだと心から思ったあの感覚
忘れないようにしよう。


プライベートでは、1年間健康に過ごすことができ、
パリとフィレンツェにも行けたし、
よい日々でした。

来年も、ここから皆様に私のつたない歩みをお知らせしていけたらと思っています。
楽しかったこと、面白いこと、学んだなーと思えたことなどなど
皆様にお伝えしたいことがもっともっと増えるような生活をしていきたいです。

来年は、どんな1年になるかしら。
とりあえず、前半はパスポートの出番が何度かあります。
楽しみです♪
一つ一つの機会を大切に、感謝を持って
精一杯歌っていきます。



最後に改めまして、
私と関わってくださるおひとりおひとりに、心からの感謝を。

特に、激務の中で共に生活してくれている主人をはじめ、いつも見守ってくれている家族、
温かく根気強くご指導くださっている先生方。
今年も、本当にありがとうございました。
皆様あっての私です。

そして、いろんな演奏会で共演してくださった音楽家の皆様、
会場に足を運んでくださったお客様。
今年も幸せな思いをたくさんたくさんさせていただきました。
来年も、いっぱい吸収して、心から表現しますので
どうぞよろしくお付き合いください。


さて!
今日のごはんは、年越しそばとお寿司です。
ワインも開けちゃうつもり☆

・・・私の実家では「年越しそば」というものは食べません。
なんと!「とろろごはん」を食べるのです。
「晦日祓い(みそかっぱらい)」といいます。

皆様のご家庭では、大晦日に何を召し上がりますか?


そして、1年間私のスケジュール管理をしてくれた2010年手帳(左)から
中身がまだまだ白い2011年手帳(右)へと
バトンタッチです。
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この手帳にも、たくさん予定が書き込まれる1年になりますよーに!!


雪がずんずん積もっている地域もあるようですね。
温かくして、よい年をお迎えください!
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by takahashi_chiharu | 2010-12-31 17:08 | 日々のこと | Comments(4)

楽しい作業♪

今日はどんより曇って、寒いですねぇ。。。

昨日は合わせに出かける前(!)に
窓拭き&カーテン洗濯、掃除機かけて・・・って
がんばったのになぁ。
早くも若干戦意喪失中です。

短いなぁ、私のやる気。。。

あ、あとものすごく遅ればせながら年賀状を出しました。。。
今頃出してるんですから元日には届かないですけど。。
さらに、ちょっとした間違い探しがあるんですけどね・・・すいません!!
私から年賀状を受け取った方は、どうぞ探してみてください。



そんな年末年始の準備のなかで
唯一楽しい作業、それは・・・

甥っ子姪っ子への、お年玉代わりの絵本選び!

自分が小さいときに楽しく読んだ、懐かしい絵本。
教科書で読んだお話。
絵がとってもきれいな本。。。

本屋さんで、ものすごく悩んで
ちびっこに混じって、真剣に何冊も吟味してしまいました。


結局、
「自分が読んで楽しかった本」と「彼らが声に出して読んで楽しめる本」にしてみました。
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クリスマスカラーみたいになっちゃった。
喜んでもらえるといいけど・・・


さーて、まだやることはあるのです。そろそろ戻らなきゃ。

魔窟につきましては、
本棚などの「魔窟改善計画グッズ」(通称:魔改グッズ)を無印ネットストアで発注し
すでに終わったような気で。。。いやいや
年明けにがんばるのです。
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by takahashi_chiharu | 2010-12-30 12:51 | 日々のこと | Comments(0)

魔窟に秩序を~。。。

いよいよ今年も大詰め!
ダメ嫁な私も、遅ればせながら年末の準備を・・・

今日は・・・
布団を干し掃除機をかけ、
紙ゴミをまとめ・・・
さらに、自分の衣服について、
この1年一度も着なかったものについては捨てることに。

最近、「断捨離」という言葉を聞きますが
確かに、捨ててモノが少なくなると、すっきりしますね☆

遅々とした歩みではありますが
すこーしずつ、家の中が片付きつつあります。


が。

我が家には「魔窟」が潜んでいるのです。。。
いわゆる「開かずの間」といいますか。

博士論文を書いたときの資料、
演奏会が終わるたびに増えてゆく資料、プログラム、対訳、コピー譜の類、
iPodを利用するようになってからめっきり登場回数の減ったCD、
さらには演奏会用の衣装や靴やアクセサリーなどなど
演奏に関するものって、じわじわと増殖していくんですよね。。。
しかもおいそれとは捨てられないし。。。
きちんと製本されている、また市販されている楽譜に関しては
ある程度秩序をもって本棚に並べているのですが、
紙の資料やコピー譜の類などは、演奏会が終わった順番に積まれていくものですから
部屋のあちこちに地層ができつつあります。。。

さらに、
旅行に行くたびに買ってしまうガイドブックや
実家から持ってきている文庫本や漫画本なども
なんだか、増殖している。。。

いいかげん、整理をしなくては。
コピー譜なんかは、絶対ダブっているものがあるのだ。
作曲家別とか、言語別とかに分けて並べたい。
資料の類も、今後特に読み返さないであろうものは捨てたい。


我が魔窟に秩序を~!!!


がんばりますよ。
まだあと3日ありますからね。
平行して家の中の整理も続けたい。
ガラス窓を拭いてカーテンやシーツ、カバーの類を洗って。
賞味期限切れの瓶詰め・缶詰の類を捨てて。


と言いつつ、明日は、今年の歌い納め。
東京音大の伴奏科の学生さんと合わせをします。
こちらも、いろいろ整理をしたいところ。
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by takahashi_chiharu | 2010-12-28 18:23 | 日々のこと | Comments(0)

メサイア×3

BCJでのメサイア3連戦、終了いたしました。

ブログで少し触れていたソプラノの件、
30番の合唱曲「Lift up your heads」でソプラノ2に参加したのですが
会場でお聴きいただきました皆様、いかがでしたでしょうか。。。
また、毎年メサイアプロジェクトでの裏のハイライト(合唱メンバー的には)ともいえる
アンコール
一部分はソプラノ2としてがんばりましたよ。
演奏が終わってから、アンコール曲の最初の音であるDをひたすらハミングしながら
拍手に答えるソリストたちや雅明先生を眺めたり、自分たちも拍手を受けたりしてね・・・

チェンバロを弾いている鈴木優人くんが編曲をしてくれるのですが
今年は賛美歌100番「いけるものすべて(Let All Mortal Fresh Keep Silent)」でした。
いい曲でしたねー。
最後のハーモニーが素敵だった。

もっともっと効果的な表現ができるよう
歌う技術を磨いていきたいです。

・・・話が逸れますが、フィギュアスケートと演奏って似ているなと思っています。
技術を競うショートプログラムと、芸術性を見るフリー。
合計の得点で順位が決まるでしょ。どちらかだけではなかなかトップにはなれない。
歌うテクニックと、歌を愛する心と
両方とも、さらに求めていきたいです。


舞台上で、ソリストのアリアやオケの方々による序曲や間奏曲を聴くのは、とっても楽しいです。
光を浴びて客席に語りかけるソリストの背中。
ねぇねぇ、聴いて!こっちを見て!とアピールするだけでは、
ほんとのところは伝わらないでしょうし
かといって、はじめに「私は伝えたい!」という気持ちがなくては
ということは、自分が歌う音楽に感動したら、ぜひとも「分かち合いたい」という気持ちがなくては
独りよがりの歌になってしまうでしょう。
ソリストさんたちは、果敢に挑んでいるなぁーと思いました。
守りには入らない。
ドキドキするスピード感だったり、美しく整ったところをちょっぴりだけはみ出すパワーだったり
一瞬ギラッ(キラッ☆なんてかわいいものではなく)と火花が散るような
そういう「攻め」の演奏、いいなぁ。
曲想が非常に穏やかで静けさがあって・・・という音楽の中にも
絹糸のような緊張感がぴんと一本貫いている
それは狙って作るものではなく、
自分が感じ、分かち合いたいと思う音楽から生まれてくる・・・

そういう風になりたいな。

年内の本番は、これにて終了です。
今年も、よい締めくくりをさせていただきました。
ありがとうございましたー!


さてさて、
BCJでは女性のドレスコードは「上下黒」となっていますが
メサイア公演では、出演者は全員クリスマスカラーの赤か緑のワンポイントをつけることにしています。
今年は「赤」で、というお達しがありましたので
私はこんなのをつけていました。
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丸いのはブローチ。1個だと寂しいのでおそろいのものを2個使っています。
四角いのはリング。

・・・これね、両方とも今はやりのファストファッションのお店のものなんですよ☆
ブローチはいまや日本を代表するブランドになったあのお店のもの。
リングは、ドイツ語圏のひとは「はーえむ」って呼ぶお店のもの。

海の向こうからやってきた安カワお洋服は、日本人が着倒すには若干の気後れがあるものもありますが
アクセサリーは、舞台上で意外と使えます。
だから、アクセコーナーだけ見にいくこともあります。

ワンポイントが小さめで少々さびしかったので、
輝きを補強するため、これもしてみました。
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キラキラな腕時計☆
これは、ターフェルムジーク鎌倉での演奏の際に
コンミスさんと合唱のお姉さんがお揃いでしていらっしゃるのを目ざとく発見し
かわいーかわいーと騒いだら、コンミスさんがわたくしめにも買ってきてくださったというもの。
だから私もお揃いなのだ☆
決してお値段が張るものではないけれど、舞台上ではそのチープな輝きが、よいのです。

こういう、
「ちょっとキレイだが実は安い」
「お値段聞いてびっくり」
みたいなもの、
大好物です♪♪


今年も楽しい演奏生活でした☆
・・・ちゃんと年が越せるように、これからいろいろやらないと。。。
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by takahashi_chiharu | 2010-12-27 12:10 | 演奏会記 | Comments(4)

メリー・クリスマス!!

BCJメサイア公演、
サントリーホール→軽井沢・大賀ホールと
おかげさまで2公演終了いたしました。
会場にいらしていただいたお客様、ありがとうございました。

やっぱり本番は楽しいです♪
キラキラまぶしい照明を浴びて、自由闊達に表現するソリストさんの背中を眺めながら
その演奏に引き込まれてゆく客席を眺めながら
この光のもとで、私も仕事させてもらえて、ありがたいなぁ。と思いました。

まだ明日の、大阪・いずみホールでの公演がありますし
メサイアの振り返りはすべてが終わってから・・・にしたいと思いますが

いろいろ書きたいことはあるのですが、
とりあえず、今日があと20分ほどで終わってしまうので


メリー・クリスマス♪


みなさま、
引き続きよい週末を☆
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by takahashi_chiharu | 2010-12-25 23:36 | 日々のこと | Comments(2)

堂島ロール♪

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今日もメサイアのリハで川崎に。
今年もエキサイティングな演奏になりそうですよ☆
公演にいらっしゃる方は、どうぞお楽しみに。
私自身も楽しんで歌えたらいいなと思っています。


帰りに、ラゾーナ川崎の中にある「MonChouChou(モンシュシュ)」に寄ってみました。

言わずと知れた「堂島ロール」を買い求める人でいつでも大行列!と聞いていたので
ダメもとでふらりと行ってみたら…

ぜーんぜん待たずに買えました♪♪
たまたま、おやつを買い求めるには変な時間だったからかな。

明日からはメサイア公演3連戦なので
帰ったら、一足お先に、クリスマスケーキの代わりに
いただきまーす☆


*追記*
今日の夕ご飯は主人にお願いしてあったので
「ありがとう」の気持ちもこめてのお土産、だったのですが
スチームケース「ルクエ」を使って、こんなメニューを作ってくれていました。
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ピーマンやきのこが入ったキッシュ。
まぐろとアボカドのサラダと、海老のビスクと、カヴァ。
・・・私よりもおしゃれさんなのです。
肝心なイヴとクリスマス当日とさらに次の日まで
私が家にいないもんですから。。。
ありがたいやら申し訳ないやら。
今日ケーキ買っていってほんとによかったー。

ちなみに堂島ロールの箱を開けると、こんな風になってます。
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惜しみなく、分厚く切って、紅茶を淹れていただきました♪
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by takahashi_chiharu | 2010-12-23 18:15 | リハーサル日記 | Comments(4)

メサイア!

昨日から、BCJメサイアのリハーサルが始まっています。
ことしは「オーソドックス」なバージョンだそうで。
「メサイア」はヘンデルが生きているうちから、
慈善演奏会などの形で何度も演奏されていて、
演奏されるたびに「この曲は短くしよう」とか「この曲はアルトじゃなくてバスに歌ってもらおう」とか
いろんなバージョンで演奏されたようなのです。

今回は・・・個人的にちょっぴり緊張のタネが増えています。
どういうことかというと・・・

部分的に
ソプラノ
お手伝いをしている、ということ。

音程とか音色とか・・・
ソプラノさんにならないと!!!


合唱に関わったことのある方にはお分かりいただけるのではないかと思いますが
パートごとに集まっている人の雰囲気というかキャラクターの違いがあると思いません?
やっぱり、ソプラノさんにはがありますよね。
アルトだって頑張っているのですけど、
もうちょっと落ち着いた色合いといいますか・・・

私も、きらりん☆っとできるかしらん。
がんばろうっと♪


そして、メサイアといえば、恒例の、あの・・・

どうぞ、演奏は最後までごゆっくりとお聴きくださいね♪


・・・すでに緊張しています。
明日また練習すれば、もっと楽しめるようになるかなぁ。


ドタバタな今週ですが、
我が家の中もちょっとだけクリスマス気分を出してます。
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去年、お義母さんからいただいたリース。
今年もドアに飾っています。

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我が家の部屋の一角。
小さなガラスのツリーを出しています。

ツリーの横に、さりげなく「HIBIKI」の小瓶があるのが見えるでしょうか?
これは昨年のサントリーホールでのメサイア公演の際に
「大入り袋」の代わりにいただいたものです。
こういうの、うれしいですよね~♪
もったいないので、開けずに飾ってあります。
そういえば、今年は「ハイボール」が流行りましたね・・・

そんな今年もあと10日で終わり。
今年のお仕事をきっちり締めくくるべく、メサイアにがっつり取り組みます!
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by takahashi_chiharu | 2010-12-22 23:12 | リハーサル日記 | Comments(0)

スタジオでのお仕事

昨日今日と、都内某所のスタジオに篭って
録音のお仕事に参加していました。

こんな景色が見えるところでした。
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録音の内容としては、
中高生に人気の合唱曲の、アルトパートだけを録音していく というもの。
今年のNHK全国学校音楽コンクール(通称Nコン)の課題曲であったあの曲も歌いました。
こういう曲を歌うと、
やっぱりこういう曲には、中高生の子たちの、あの透き通った声が似合うんだよなぁ、と思い
私も中学生、高校生だったときがあったはずなんだけど
いつの間になくなっちゃったんだろう?あの瑞々しさ・・・
そもそもそんなものあったのか?
なーんて思っちゃいます。
中学生のときの私に会って、声を聴いてみたいなぁ。
もっとも、そのころには今のような30代になっているなんて思いもよらなかったのですが・・・

今の録音・編集技術はものすごい。
本当に細かく編集・修正できるのです。
とはいえ、まずはクオリティの高い素材ありき、なので
ひとつの曲をいくつかのパートに分けて、何度も繰り返して歌い
それぞれ一番よいテイクを貼り合わせ・・・なんてことをやっていたら
あっという間に時間は過ぎて・・・
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とっぷりと日が暮れていました。
スタジオとかホールに篭っていると、
時間の経過や外のお天気がまったく感じられず
お仕事が終わって外に出てみてびっくりする、ということがよくあります。
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スタジオの入っているビルの入り口で私たちを出迎えてくれていたツリー。
オーナメントはみんな、北欧からやってきたものなんだそうです。
手作りの味が出ていて、素朴でかわいらしいですね。
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by takahashi_chiharu | 2010-12-19 22:04 | お仕事のこと | Comments(0)

飛騨行き その3

日曜日。

今回の演奏会、
2回公演だったのです。

・・・前日の演奏がすばらしい時間であった とはいえ
あの感動を超える演奏を!というのは
そう簡単なことではありません。
ホテルでしっかり朝ごはんをいただいて気合を入れなおし
高山市のお隣の飛騨市にある飛騨市文化交流センターへ。
とってもきれいで響きも良く、いいホールでした☆

この日の演奏は、レクイエムのソリストとしてだけではなく
ヘンデルのオペラ「セルセ」のアリア「Ombra mai fu」も歌わせていただきました。
ヘンデルの「ラルゴ」として有名なこの曲、
実は演奏会で歌うのは初めてだった、と思います。。。
曲が有名すぎて密かに緊張しましたが、
もともとこの曲は「セルセ」という名前のペルシャの王様が歌っている歌ですので
りりしく男らしく!というイメージで歌わせていただきました。
ソリスト陣4人はそれぞれ1曲ずつご披露しましたが
バラエティに富んでいて楽しんでいただけたのではないかと思います。


さて、2度目の「レクイエム」。
1日目の演奏の際にも思っていたことではあったのですが、この日も
去年のいまごろ亡くなられた、ある方のことを思い出していました。
波乱に満ちたご生涯だったことだろう、ご苦労も多かっただろうけれど
その方と私とは、短いご縁で
私には、お子さんやお孫さん、さらにかわいいひ孫ちゃんたちに囲まれて
穏やかに美しく微笑んでおられたお姿しか思い出がないのですが
モーツァルトのレクイエムの、いくつもの楽章を紡いでいって
Agnus deiあたり、そしてLux aeternaまでくると
今はもう満足されて、
そして遠くから私たちのことを見守っていて下さるだろうから
私ももっと、しっかり歌って、ちゃんと生きていかなくてはいけない。 
と、心の奥にあたたかい火を灯していただいたような気持ちで
本当に幸せに(ってレクイエムを歌っていてちょっと変かもしれないけれど、
でもレクイエムって残された人たちのための音楽でもあるのですよね)
歌い終わることができました。

この時期にレクイエムを歌わせていただけたことも
何かのご縁なのかもしれませんね。


・・・実際に、演奏も前日よりもさらにオケ・合唱・ソリストの一体感が増して、
本当によいものとなったと思います☆


打ち上げも、盛り上がりました!!

・・・今回ソリストでご一緒した砂田直規先生から
「飛騨の人は声がいい人が多いんだよー」と伺っていたのですが
そのわけが、打ち上げで判明しました。

まず、宴会の最初といえば、乾杯ですよね。
ここで「今日は飛騨のやり方でいきますから」と聞かされて
??と思っていましたら

乾杯のご挨拶をされる方と、もうお一人、壇上に立たれました。

ん?ふたり?

と思っていましたら
乾杯のご挨拶の方がお話をされて、みんなで乾杯!とやったあと
もうお一人の方が、お祝いの民謡をうたわれたのです。
すっごいいい声!!
しかも、参加されている皆さんもいっしょに「ご唱和」するの。
すごーーーい!!!
この、お祝いの民謡をうたってくださる方を「おさかな」と呼ぶのだそうです。

さらに。

「めでた」と呼ばれるお祝いの民謡をうたう方があらわれ。
またしても、朗々と冴え渡るお声。。。
この「めでた」がうたわれるまでは、宴席では自分の席を離れずに座っていなくてはいけないが
「めでた」がうたわれた後は、自分の席を離れてお酌をしに行ったりしてもよいのだそうです。

この「めでた」の流儀は結婚式の披露宴などでも行われているのだそう。
さらには、「めでた」の節回しというのは地域によって微妙に違うのだそうで、
「高山めでた」「古川めでた」などと呼ばれ、
「めでた」を歌うとその人の出身が判るのだそう。

↑このへんの記述、違いましたら訂正お願いいたします、すみません>高山の関係者の皆様

すごいなぁ・・・かっこいいなぁ・・・☆
私が特に「すごい」と思ったのは、若い人たちもこの民謡を「ご唱和」していたこと。
昔は、日本全国に、その土地ごとに歌い継がれた民謡があって
だれもが知っていて、生活の中で実際に生きていたわけですが
今ではほとんど歌われないですよね。
昔からの「うた」が生き残っているかどうかは、
先輩方が伝えてくださっているかどうか、
若い人たちがその文化を敬意をもって継承しているかどうか、にかかっていると思います。
こんなに民謡が生きていて、今なお息づいている土地なんだもの、
そりゃあ皆さん素直ないい声で、まっすぐな音楽をしてくださるわけだ・・・
みなさんほんとに、お人柄があったかいのが、演奏に出ていたもの。
すごく、納得。

さらに。
私は間宮芳生さんの合唱曲をいくつか歌ったことがありますが
あの類の、民謡が元になっている曲は
いくら記譜どおりに音符をなぞっても、独特の雰囲気は出てこないものです。
自分の中にある、「どこかで聞いた民謡」を引っ張り出して
こんな感じかな・・・でもこれじゃ真似に過ぎない。。。という感覚が
いつもどこかにありましたが、
高山の方々なら、もっと心の底からの共感をもってお歌いになれるだろう、と思いました。
DNAが違うというか。
うらやましい・・・

こういう文化を大事にできるということ。
日本全国、どこでも同じものが手に入り、ネットでなんでもできるようになって
すべてが画一化されていく今の時代にあって
とっても大切なことだと思います。

ますます、高山が好きになってしまいました☆

帰ってくる日(月曜日)も、
飛騨国分寺をお参りしたり、
すっきり素朴な味わいの高山ラーメンを食べたりして、
最後まで満喫してまいりました☆
そして自分へのお土産には
高山のコンビニで発見した飛騨高山麦酒の缶ビール(ペールエール)を。
酒屋さんには瓶ビールが鎮座しておりましたがさすがに重いし。。。
・・・ご当地の地ビールを試す、というのが
これからの私の、旅先での恒例となりそうな予感・・・


関係者の皆様、本当にお世話になりました!
幸せな経験をさせていただき、ありがとうございました。
またぜひぜひ皆様にお会いできますよう・・・

すでに計画は進行中でございます♪
楽しみだなぁ~☆
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by takahashi_chiharu | 2010-12-15 00:27 | 旅日記2010 | Comments(0)

飛騨行き その2

土曜日。
リハーサルは午後からだったので、
午前中は高山の街をお散歩してみました。

古い町並みが残されています。
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お水のきれいな地域ですから、酒屋さんもいくつもありました。
試飲できるお店もあって、観光客のみなさんは、いいご気分でお散歩、の方も・・・
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私はさすがに本番を控えた身でしたので、昼間から試飲はできませんでしたが。。。

こちらは旧高山町役場。
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趣がありますねぇ~。

そのほかにも朝市などもちら見しつつまたホテルに戻り、
午後からはホールに入ってリハーサル。
今回は、高山市内で活動されているフェリーチェ音楽院
創立25周年を記念する演奏会ということで、
主宰しておられる長尾先生ご夫妻の元に
教え子である方々や縁のある方々が集ってオーケストラとなり、
合唱はこの日のために一から集まってくださったメンバーで
今回の演奏会を機に「フェリーチェ音楽院合唱団」が結成されたのだそうです。
そんな、フレッシュでこれからへの希望にあふれた皆様とご一緒できたことは
本当にうれしいことでした。

演奏も、舞台上の皆様の「いい音楽をしたい」という純粋な気持ちで満たされて
さらに、受付や裏方さんとして支えてくださった多くの方々の温かいお気持ちに支えられて
本当に心のこもった、すばらしいものとなりました。

モーツァルトのレクイエム。
今回で、ソリストをするのは何回目かな・・・
共演のソリストさんに恵まれて、
アンサンブルが非常に充実していました☆
過去を振り返ると・・・
アンサンブルでのアルトって、「バランス」に非常に気を使うのですよねー。
中間音~低音が多く、声がすっぽ抜ける危険もある中で、
自分の声がきちんと聞こえているか、はたまた大きすぎないか、音程も・・・ と
自分の出来ばかりが気になる演奏をしていたように思うのです。
しかし。
今回は、共演のソリストさんたちの音楽に促されて
私も、今までよりももっと、音楽に身を委ねることができたように思います。
Benedictusでのアンサンブルが最高に幸せでした・・・♪

ああよかったぁ。 という安堵感と本番の興奮の余韻の中で、
今夜もソリスト陣でお食事に。
今度はホテルの近くで、割烹風なお料理をリーズナブルに出してくださるお店へ。
美味しすぎて写真は撮りませんでしたが・・・
お魚が美味しかった☆
それもそのはず、日本海側まで出れば富山湾の美味しいお魚がありますから
高山って山の幸だけでなく海の幸にも恵まれているのだわぁ♪と
ますます高山が好きになっていった夜でした。


まだつづく。
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by takahashi_chiharu | 2010-12-15 00:26 | 旅日記2010 | Comments(0)