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東京文化会館レクチャーコンサート「祖国への愛」シリーズ 第3回「ドイツ浪漫からの道」
東京文化会館小ホールで、シリーズで行なわれているレクチャーコンサートの3回目として
平松英子先生のリサイタルが行なわれるということで、
聴きに行ってきました。

タイトルに「ドイツ浪漫からの道」とあるように
シューマンからリヒャルト・シュトラウスまでのドイツ・ロマン派の歌曲たちと、
ドイツ・ロマン派音楽の多大な影響を受けた日本歌曲を書いた山田耕筰の作品を
歌ってくださいました。

しかも、今回は「レクチャーコンサート」と銘打っていますので
演奏の合間に、平松先生が自らナビゲーターとしてお話もしてくださるという豪華さ。
その語り口も、先生のお歌同様、誠実であたたかいものでした。
すてき。

シューマン「ミルテの花」での可憐さ
マーラー「子供の魔法の角笛」での、物語の世界・・・
特に、「美しいトランペットの響くところ」での幻想的な情景・・・
そしてシュトラウス、
こんなにも緻密な「四つの最後の歌」があったんだなぁ・・・

先生の語りきかせてくださる世界は、なんて細やかなんだろう。
ふんわりとやさしく包まれて、ひたひたと満ちてくる。。。

前半聴かせていただいただけで、
もう、涙ポロポロ。


しかし、怒涛の後半が待っていたのです。

後半は、山田耕筰の歌曲から7曲。
「NOSKAI」での遊女の艶っぽさ・・・!!
衝撃でした。
日本の、お着物の、黒髪の「艶」が見えたもの・・・
「曼珠沙華」の影、「鐘がなります」のせつなさ
「かやの木山の」「からたちの花」「この道」などの超メジャー曲も、
先生がお歌いになると、
もう、なんか、異次元。。。
そして、かわいくてだーいすきな曲「電話」。
キュンキュンしちゃいましたぁ☆

ひたすら、先生のお歌にメロメロ。

最後は、マーラー「私はこの世に忘れられ」。
私のことなど、みんな忘れてしまっているだろう・・・
でもいいんだ、私は私の愛と歌の世界に生きているのだから。。。という歌。
この歌を聴くと、私はいつもウィーンの街を思い浮かべます。
かつて世界を股にかけて活躍した芸術家も、あの街のどこかで
人知れず、心穏やかに暮らしてたりするのかもしれない・・・なんて。


そしてそして。
アンコールは・・・

異次元過ぎる「赤とんぼ」と「故郷(ふるさと)」。
「故郷」のピアノは、ものすごく素敵なアレンジがされていました。
あとでお話伺ったところによると、ピアニストさん自らアレンジされたのだそう。
圧巻。

「故郷」では、1番「うさぎ追いし・・・」を
平松先生は、アカペラで歌ってくださいました・・・!!!
ピアノの音という素敵なお洋服を着ることなく、歌声だけで空間を満たしている・・・
私は、先日フィレンツェで見た「ヴィーナスの誕生」を思い浮かべていました。
ヌーディな清らかさ。
2番と3番は素敵過ぎるピアノのアレンジに包まれて、
せせらぐ小川や緑の山々が見える気がしました。本当に。
しかも、それは遠くにぼんやりと見えているのです。
そう、「ふるさとは遠きにありて思うもの」だから。

先生が歌い終えられても、
ずーっと余韻に浸っていたかった。
ほんとに、胸がぎゅーってなった。素敵過ぎて。
わしづかみにされましたよ。心を。


こんな風に書き連ねても、
とても、あのひとときの感動をあらわせるものではありません。
ひとつひとつの曲に、その曲だけの世界があって
どれひとつ同じ色はない・・・
それは「作って」いるのではなくて、
お歌いになっている先生自身が曲ごとに「変わられて」いるからなんだなぁ・・・

ああ。
深くて遠い、憧れの世界でした。


聴きに行って、本当によかったです。

終わってからご挨拶したときには、
とってもとっても気さくにお話してくださって・・・
そんなところも大好きです、先生♪

by takahashi_chiharu | 2010-11-26 23:00 | 行った聴いた見た読んだ | Comments(2)
グスタフ・デュープシュバッカ先生公開レッスン@東京音大
ピアニストさんと一緒に、レッスンを受けてきました。
大学構内にある「100周年記念ホール」というホールで歌わせていただきました。

レッスンに用意した曲はフィンランドの作曲家・シベリウスの歌曲で

夢 Drommen Op.13-5
黒いバラ Svarta rosor Op. 36-1
夢だったのか? Var det en drom? Op.37-4


の3曲。
これらは全てスウェーデン語で歌いました。
シベリウスはフィンランド人ですが、
フィンランドは600年以上もスウェーデンの支配下に置かれた結果、
スウェーデン語が文化の中に深く根付くこととなったそうです。
国民の大多数はフィンランド語を話すけど、
公用語はフィンランド語とスウェーデン語の両方だそうで。
シベリウスの歌曲も、そのほとんどがスウェーデン語のテキストによるものなのだそうです。

公開レッスンでも、人前で歌う本番には変わりなく。
多少緊張はしましたが、ピアニストさんとしっかりと音楽について練ってあったし
シベリウスの歌曲には、良い発声でのびのびと情熱的に歌い上げるのが似合うなぁ、
という印象をうけていたので
縮こまらず、気持ちよく歌うことを心がけました。

デュープシュバッカ先生、お優しそうな方でした。
スウェーデン語の発音がきれいだとほめてくださいました。
フィンランド人の学生さんたちでも、スウェーデン語をきれいに発音する人は少ないのだそう。
やった!!


夢 Drommen Op.13-5 は
夢の中で、「起きて、かわいい彼女からのキスを受け取って!」という囁きを聞いて
目を覚ましたが、夢は消えうせ、あとには憧れが残るだけ・・・

という内容なのですが、デュープシュバッカ先生は
「この曲は、少年の夢を描いた曲なので、男性、特にバリトンなどが歌うのが良いと思う」
とおっしゃり、時間がないこともあって歌わずに終わってしまいました。。。
残念。でも「そうなのかー」とひとつ知識が増えました。

黒いバラ Svarta rosor Op. 36-1 は
お気楽な感じで始まりますが
「ああ、悲しみは黒いバラのよう」というリフレインの部分だけは
ピアノの動きが止んで、冷たく凍ったような印象を受けます。
この曲について先生は、
このテキストを書いた詩人は、生きている間ずっと、あまりいい境遇ではなく
最後は精神病院で人生を閉じたような人だった、と紹介してくださり
このテキストは「人の心の中にある黒い側面にスポットをあてた曲」だと思う、仰っていました。
顔で笑って、心で泣いて・・・という感じなのかしら。
お気楽に見える部分と、「黒いバラ」のような部分
変化がつくと面白いね、と仰っていました。

夢だったのか? Var det en drom? Op.37-4 は
いわゆるベルカントで歌うのが似合う曲。美しいメロディです。
あなたと心通じ合えている、と思っていたあのころは夢だったのかしら?
春に咲き出でた小さなかわいらしい花は、
やがて夏の鮮やかな花が咲き誇る前に枯れてゆく・・・
過ぎた恋とはそのようなものなのだ・・・と
夜ごと思い出しては、切ない涙を胸の奥深くにしまい込もうとする・・・
というような内容の曲。
春~夏へと季節がめまぐるしく変化するのであろう、北欧らしいテキストだと思いませんか?

春に咲き出でたかわいい花・・・と語る中間部では
遠くに向かって語りかけるように、回想シーンを思い出しているように歌うといいですよ、と
アドヴァイスしてくださいました。


いやぁ、フィンランド人の先生にフィンランドの曲を習う機会なんて
これからも、めったにはないでしょう。
先生自身も表現することをとても楽しんでいらっしゃる様子で
レッスンはとても楽しかったです。
いろんなことから自由になる感じで・・・

良い経験をさせていただきました。
声をかけてくれて一緒に勉強したピアニストのS子ちゃんにも感謝感謝。
シベリウスの歌曲、どこかでまた歌えるといいなぁ。
イイ曲たちなので、皆様にも聴いていただけるといいなぁと思います。
私は、大好きなメゾソプラノのアンネ・ゾフィー・フォン・オッターが歌ったCDを
聴いて参考にしていました☆
by takahashi_chiharu | 2010-11-25 23:33 | 演奏会記 | Comments(0)
笑の大学
BSで、三谷幸喜さん脚本の映画「笑の大学」を観ました。


役所広司さんの細やかな演技が本当に素晴らしかった。
吾郎ちゃんも、けなげで、世間に流されそうで流されない、
柔い外見に秘められた強さにキュンとしました。やっぱりさすがだなぁ。

もともとはラジオドラマだったんですってね(Wikipedia「笑の大学」を参照)。
その後舞台化し、さらに映画化。
舞台で観たら相当面白いお芝居だと思うけど
映画には映画の良さがありました。

泣けた。

自由に、歌ったり踊ったりお芝居したり…表現できる世の中
そしてなにより、
思いっきり笑える世界って、いいですね。

がんばらなくちゃ。
by takahashi_chiharu | 2010-11-24 23:04 | 行った聴いた見た読んだ | Comments(0)
BCJが成人式☆
今日は、バッハ・コレギウム・ジャパンの20周年記念公演を聴きに行きました。

結成から今年で20周年だそうで
「成人式」ですね。

BCJは教会カンタータの全曲演奏&録音をライフワークとしていますが
今日、演奏されたのは世俗カンタータ、つまり
王妃様や大学の先生のために書かれたお祝いの曲。
いつもよりも一段と晴れやかでお祝いムードいっぱいの演奏会となりました。

特に、前半に演奏された
《とどろけ太鼓、高鳴れラッパ》 BWV214 に出てくる曲たちは
のちに「クリスマス・オラトリオ」の合唱曲やアリアに用いられており
つい先日「クリオラ」でよい思いをさせてもらったところだったので
今日の演奏会の第1曲目で「クリオラ」と同じように華やかに始まった瞬間
とってもうれしくなってしまいました。

お客様は満員、
舞台の上はこの上なく充実していて
ソリストたちはのびのびと
合唱は表情も生き生きと
アンサンブルはチームワーク良く、かつお一人お一人が音楽的で

幸せな空間だなぁ・・・ と
ニコニコ(ニヤニヤ?)して聴き入ってしまいました。

演奏会のあとには、20周年記念パーティがあったのですが
今日のソリストの皆様が、鈴木優人くんのチェンバロ伴奏で
「余興」というには豪華すぎる演奏をご披露してくださいました!
アルトのソリスト・ロビンのパーセル「Music for a While」にはキュンキュンきちゃいましたぁ☆
ロビンと、ソプラノのジョアン・ランさんの「ポッペアの戴冠」からのデュエットも良かったなぁ・・・

そこで思ったのは
歌いたい、伝えたい、表現したい という思いに素直な
ナチュラルでリラックスしてて、そしてパッションがある
そういう演奏がいいよなぁ。ということ。

私も、もっともっと、気持ちよく歌えるようになりたいな。
気持ちいい、と思っている姿も、聴く人の心に働きかけると思うから。


今日いただいたプログラムに
BCJ20年の歩みが年表になって載っていましたが、
それによると、私は2001年のイタリア・ツアーの際に、初めて参加させていただいたようです。
もう、9年も前の話なのか・・・

古楽を専門的に勉強したこともなく
様式感も歌い方も何もわからず、
ただ、合唱するのはだーいすき!という状態で
人生初のBCJでのお仕事が
人生初の「ロ短調ミサ曲」、そしていきなり海外。

それはそれは緊張したのを覚えています。
疲れ果てて、イタリアからの帰りの飛行機で、悪夢にうなされたような・・・

しかし、BCJでの演奏は
緊張の度合いと同じだけの「幸せ」を実感できるものでもありました。
オケの音がきれいで・・・
ソリストの皆さん(歌も楽器も)のパフォーマンスが素晴らしくて・・・
合唱のハーモニーが気持ちよくて・・・
何より、雅明先生の下でみんなで生み出す音楽が生き生きとしていて!

・・・正直言って、最初は声を出すのが本当に怖かった・・・
自分の声が、自分のピッチが、自分の音楽性が
この美しいアンサンブルを壊してしまわないかと・・・
そういう恐怖感を乗り越えて、試行錯誤を続けて・・・
・・・いま、自分も
パズルのピースのひとつとして、またはオルガンのパイプの1本として
音楽の一部として機能している!と思えたとき
本当にうれしかった。

いまだに、私にとってBCJでの演奏とは

おなかが痛くなりそうなほど緊張して
舞台上であるにもかかわらずホロリとしてしまうほど幸せ

です。

・・・もちろん、演奏するときはいつでもどこでも全力投球!なのですが
他とはちょっと違うのですよ。

BCJでの演奏に参加させていただくなかで学んだものも
多かったと思います。
アンサンブルの一員として、またソリストとして
自分の演奏活動にも還元できつつあると思います。


今まで、私がBCJの演奏に参加するときには
「マタイ受難曲」や「ロ短調ミサ曲」、ヘンデルの「メサイア」など
合唱の規模が比較的大きい曲の演奏のときがほとんどでした。

来年は、初めて定期公演に参加させていただくことになっています♪
神戸で録音と演奏会→東京で演奏会。
ますますおなかは痛くなりそうですが(笑)
さらに幸せな瞬間を味わえるように、精一杯の演奏で参加したいと思います!

また、日程が近いところでは、年末の「メサイア」に参加させていただきます。
今年は、野球選手並みの「週末3連戦」となりました。
東京、軽井沢、大阪での公演です。
ハードでタイトなスケジュールが予想されますが
コンディションの維持に気をつけつつ、楽しんで歌いたいと思います。


関係者の皆様、BCJを支えてくださっている皆様
20周年、本当におめでとうございます。
これからも、BCJで生まれる音楽の一部となれる幸せを味わいつつ
その幸せに相応しい演奏ができるよう、努力していきますので
どうぞよろしくお願いいたします♪
by takahashi_chiharu | 2010-11-23 22:25 | 行った聴いた見た読んだ | Comments(0)
コンクール関連 いろいろお知らせ
本選会が終わって、はや1ヶ月近くになろうというのに
そして、自分の中では確実に過去の出来事になりつつあるのに
いろいろと、余波はありますなぁ。
ここで、コンクール関連のお知らせをまとめて。

まず、先日のラジオ放送に続いて、来月にはTV放送もあります。
なんと2回。うち1回はハイビジョン画質ですよ。。。
歌なんて、顔の超どアップありまくりですよねぇ。
皆様、お覚悟のほどを。。。
・・・とはいえ、私の演奏は、ラジオと同じく、1曲分の放送だと思われます。

12月9日(木)  6:00~6:55 
BSハイビジョン「クラシック倶楽部」にて

12月20日(月) 10:00~10:55
BS-2「クラシック倶楽部」にて


さらに、日本音楽コンクール全部門を取り上げた
ドキュメンタリー番組もあります。
 
12月18日(土) 15:00~17:00
NHK教育テレビにて


今年は何かと話題の多いコンクールでしたので
まぁ、私なぞは2~3分取り上げていただけばもう十分でございますが・・・


それと、ただいま発売中の「音楽の友」12月号
コンクールの講評が載っております。
そちらも併せてご覧いただければと思います。
今回の講評を執筆された小山晃さんは
私のリサイタルの後にも「音楽の友」誌上にリサイタルの講評を書いてくださった方でして

文章の中で、ちらりと私のことにも触れてくださいました。ありがたい。。。
今回も、聴いていてくださったのですね・・・
・・・さぞや、「おやおや」とお思いになったことでしょう。。。苦笑。


・・・実は昨日の毎日新聞朝刊にも審査員の先生方による採点表&講評が載ったのですけどね・・・
あえてお知らせしたいような内容でもなく(爆)


また、皆様に私の演奏を聴いていただける機会を作らねば!!
by takahashi_chiharu | 2010-11-20 23:42 | お知らせ | Comments(0)
節目の日
コンクールの表彰式に行ってきました。
こんなことでもないと行かないであろう、ラグジュアリーなホテルのバンケットルーム。
・・・あ、行く機会があるとすれば結婚式か☆
友人知人の皆様、ワタクシ、スピーチから1曲ご披露までなんでもやりますよ~♪

話を戻して。
コンクール全部門合同での表彰式でしたので
ヴァイオリン部門の若き才能に驚嘆し
作曲部門の方の「生みの苦しみ」のお話を伺ったり
フルート部門の方々のお美しさに
「ビジュアル系」になられるのかしらん・・・などとおばちゃん的まなざしを送ったり、と
すっかり野次馬的参加の仕方で、困ったものです。

が、
各部門の審査員の先生方からのご講評も伺うことができ
ちょっと、身が引き締まりました。
作曲家のN先生の
「このコンクールが始まって来年で80年、
技術は進歩したけれども
音楽に感動する、という人の心の動きは変わらない。
そこを目指していってほしい」
というお話が印象に残りました。

どんなにいろんなことが進化を遂げても、
人の心を打つもの、というのは
不変なんじゃないかと。
そうだよね。そうだよね。

だからこそ、これからも
音楽の力を信じて、自分を信じて
歩いていくのみです。



リサイタルの前に、私に素敵なお葉書をくださった先生にも
お会いすることができまして

・・・こんなこと書くと負け惜しみみたいですけど

2次予選までは、いいセンいっていたらしいのです。

・・・あーあ。
しかし、そのお葉書の先生は
2次予選で私が歌った課題曲「かなしくなったときは」の初演を務められた方でして
その先生に、「2次の演奏は素晴らしかった」と仰っていただけたので
救われた気がしました。

・・・そして
だからこそ、本選会でのあの滑りぶりが悔やまれる(笑)

まだまだ、歩き出したばかり。
とにかく、歩くのを止めないことが大事。
ですよね。

だから、私にとっては今日はお祝いされる日というよりは
また歩き始める、節目の日。
今日の思いを忘れずに、まずはあと2年、歩いていきたいと思います。


表彰式では、まずシャンパンで乾杯し
おいしいカナッペとともに白ワインをいただきました☆
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おいしかった♪

このあとは何がでてくるのかしらん・・・と
期待に胸を膨らませたわけですが・・・

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・・・デザートプレート。
まぁ2時間半の表彰式ですしね。
こちらもとても美味しかったです♪


シャンパン、白ワイン・・・といただいたら
やはり、赤ワインが飲みたい。。。
ということで
帰りに、スーパーでこれを買って帰りました!

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ボージョレ。
今日の夕ご飯は「ボージョレ試飲会」と銘打って。

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今日は超手抜き。駅ビルのお惣菜屋さんでの「買い食いディナー」。
ボージョレ、色もキレイで美味しかったです。若々しいさわやかさ。


天高く、歌い手肥ゆる秋。
by takahashi_chiharu | 2010-11-19 23:13 | 日々のこと | Comments(0)
ひたすらに、こがれ生きる
先ほどまで、NHK-FMでコンクールの本選会の放送を聴いていました。
本番の時には、皆さんの演奏を聴いている余裕なんて、とてもとても・・・という状況だったので
楽しんで聴かせていただきました。

・・・予選の様子が放送されたときにも書きましたが
我が家はFMラジオの電波の通りが悪いんです。
が、台所の窓際付近の電波状況はかなりかなりマシだということを発見し
夕ご飯の支度をしつつ(今日は鮭とかぶの入ったホワイトシチューにしました☆)
iPod nanoでラジオを聴きました。

やっぱり、皆さん上手ー。
私は・・・

ワックス塗りたてのつるつるすべる床を足がわなわなしながら歩きつつ滑っちゃってる

そんな感じでした。。。(あくまで自分の感想ね。)
わかるかなぁ。


でもねー
私が今回、やりたいと思っていたこと、目指していたところには
かなり、近づいたみたい。
一言でいえば、「音程」ってことになっちゃうのかもしれないけれど・・・
変なクセのない、まじりっけのないところ
本当の私の声を探したかったのですよ。
・・・緊張に飲まれちゃったし、完成しきれてないけど。。。

しかしそんなもの(声)は
あくまで道具に過ぎないわけで、
最後は、歌の思いを表現する、そこに集約されるべきで。

うん。ここからだ。
がんばりますよー!!!


第1位の朴瑛実さんの演奏は、さすがにさすがでしたねぇ。
全てがクリア。あたたかく、やわらかい。

朴ちゃん(門下の素晴らしい後輩ちゃんなのです)が歌った日本歌曲
高田三郎さんの「くちなし」の歌詞に


くちなしの実のように
待ちこがれつつ
ひたすらに こがれ生きよ
と父はいう
今も どこかで父はいう



というのがありますが

ひたすらに、こがれ生きる

そんな風にやっていけたら、いいなぁ・・・
幸せなことであり、ぜいたくなことかもしれないけれど、
せめて、心の中はいつもそうありたい。
by takahashi_chiharu | 2010-11-17 21:21 | 日々のこと | Comments(0)
NHK-FM 日本音楽コンクール声楽部門本選会
旅行の余韻覚めやらず、といったところですが・・・

あさっての
11/17 午後7:30~9:10
NHK-FMで、先日のコンクールの模様が放送されます。
入賞された3名の演奏に続いて、
入選の人たちの演奏は、一人4分ずつくらい(1~2曲)
演奏順に流れるようです。
私はベルクの1曲目「夜」が放送されるみたいです。

詳しい番組内容は→こちら

どの方も、熱意こもった素晴らしい演奏だと思います!
お時間ありましたらぜひお聴きくださいね。
by takahashi_chiharu | 2010-11-15 17:08 | お知らせ | Comments(0)
美味しい思い出☆
一大シリーズとなりました今回の旅日記。
最後に、フランス&イタリアで食べた美味しかったものをアップします。
どれもこれも美味しかったのですが・・・よりすぐり☆

まず、パリ編。
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オペラ座の近くのカフェでいただいたショコラ・ショー(ホットチョコレート)。
あったかく解けているチョコレートに
お好みの濃さになるように、ホットミルクを注ぎます。
チョコレート好きな私としては、濃さを調節できるというのがうれしかったなぁ。

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サン・ルイ島のブラッセリーでいただいた豚足のロースト!
下に敷いてあるのはりんごのムースでした(りんごをすりおろしたもの)。
二人でシェアしたけど、けっこう食べ甲斐がありました。。。

フィレンツェにもたくさん美味しいものがありました。
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まず・・・なんといっても・・・このニョッキ!!!
パリからフィレンツェへ移動してきて、遅いお昼にいただいたもの。
Tさんオススメのお店。
「空腹は最高の調味料」だということを差し引いても
とっても美味しかったでーす!!

それから・・・フィレンツェらしい一品も。
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Trippa alla Fiorentina(フィレンツェ風モツ煮込み)。
トマトソースのモツ煮ですが、臭みはほとんどありません。
ふわふわぷにぷにとした食感でこれも美味しかったです♪
実家の近くのお蕎麦屋さんの定番おつまみであるモツ煮を思い出しました・・・
これと一緒にいただいた赤ワインも美味しかった・・・

それから・・・これは入れなくてはいけないでしょう。
ローマのスペイン広場近くのピザ屋さんでの昼食。
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ローマ風サラダとカプリチョーザです。
・・・実はこのピザ屋さんにはご縁がありまして、
私がウィーンに留学していたときに
帰国直前に両親と妹が遊びに来てくれて、
4人でウィーンからローマに観光にいったのです。
そのとき、4人とも観光でおなかぺこぺこで入ったピザ屋さんのピザが
焼き立てですごく美味しくて、あとから追加してさらにぺろりと平らげた、というほどだったのです。

私はそのお店の位置などは忘れてしまっていたのですが
今回たまたま入ったお店が、その以前来たお店だったと
店内に入って気がつきました。
今回もやはり美味しかったです。
なんでも出来立ては最高ですね。

フィレンツェ最後の夜に、「最後の晩餐」と称して行ったお店も
頼んだものがどれもこれも美味しかったなぁ・・・

ところで、私はフランス語もイタリア語も全然自信がないのですが
(イタリア語は大学で勉強したのに・・・!フランス語だって歌をうたうのに。。。)
今回旅をして思ったのは

言葉を覚えるには、どんどん外へ出ること!
勇気を持ってしゃべること!

これに尽きるのではないかということ。
今回は、ホテル・飛行機の手配、空港から市内への移動、イタリアでの各都市間の移動など
いろんな方に教えていただきながらも、自分たちでやったので
それなりに大変ではありましたが、鍛えられた旅でもありました。
この旅の間に、とりあえずフランス語とイタリア語での食事の注文は
なんとか形になったような・・・気がするし・・・
・・・店員さんが、どんな文法でもとりあえず聞いてくれてるだけ、かもしれないけど・・・
だんだん、使っているうちに、言葉を思い出すこともあるしね。

・・・そうは言っても、

ホンヤクコンニャクがあったらなぁ・・・
と思う瞬間も、多々あったわけですが・・・

*「ホンヤクコンニャク」とはドラえもんのひみつ道具。

あと、
iPod touch大先生およびGoogleマップ大先生には
非常にお世話になりました・・・
文明の利器とは、凄いですね・・・


旅の最後に心が温まる出来事がありました。
フィレンツェのホテルをチェックアウトして、電車の駅まで路線バスに乗ったのですが
朝ということもあり、車内は大混雑。
本当は、バスに乗車してすぐにバスに乗り込んだ時間を打刻しなくてはいけなかったのですが
何しろすし詰め状態でしかも大きなトランクを抱えて・・・だったので
打刻する機械まで、とてもたどり着けず・・・
そうこうしているうちに、車内で切符の検札が始まりまして
私はまだ打刻していないバスの切符を見せたのですが
「打刻してないじゃないか」みたいなことを係の人に言われ・・・
「はい、でも・・・」みたいなことをもごもご言っていたら
周りの乗客の皆様が、口々に
「この人たち、さっきのバス停から乗ってきたところだよ」
「とてもその機械まで行けやしないよ」
みたいなことを言ってくれたのです。
で、結局は検札の係の人が私から切符を取って
打刻の機械の前に立ってたお嬢さんに
「お嬢さん、かわりに打刻してやってよ」と切符を渡し
事なきを得た、というわけ。
私が「ありがとうございました」というと
みなさん、頷いたりウィンクしてくれたり。
優しいなぁ。。。
ありがとう。


ほんとうに楽しく美味しく思い出もたくさんできて
おなかいっぱい、大満喫の旅でした!

この経験で、何かしら身についたかしら・・・
あ、体の重さとかの話じゃなくて、中身の話ね。
by takahashi_chiharu | 2010-11-14 21:13 | 旅日記2010 | Comments(2)
フィレンツェを、高みから眺める。
ピサから帰ってきて、
フィレンツェの見納めに
ジョットの鐘楼に登りました。
ええ、階段です。
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聖堂の隣の、四角い搭ね。

この1週間ちょっとで
何段、階段を登ったでしょう。。。
少しは運動不足が解消されたかなぁ。。。

じゃじゃーん!!!
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これぞフィレンツェの景色!
クーポラにも大勢の人が登っているのが見えるでしょうか?

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うわぁ~・・・たかーい!!

「鐘楼」とはその名の通り鐘がついている搭のことで、
私たちが階段を登っている間にも、鐘が鳴らされていました。
鐘の音まで歴史の重さを感じさせる街、なんですねー。

街のなかは路地が複雑に入り組んでいて、
どの道も風情がありました。
順不同ですが、おお、と思ったところを。
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通りの奥に顔を出しているドゥオーモ。

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ラベンダーを使ったコスメや雑貨を取り扱っているお店のようでした。
店先においてあるラベンダー色の自転車が可愛くてパチリ。

フィレンツェ最後の夜は金曜日だったのですが、
夜にある広場を通りがかったら、トスカーナの名産品フェアみたいなことをやってました。
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ここでたまたま試飲したワインが美味しかったので、お土産に購入。

広場にはメリーゴーランドもありました。
ヨーロッパの広場、って感じ。
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by takahashi_chiharu | 2010-11-14 20:38 | 旅日記2010 | Comments(0)
  

メゾソプラノ・高橋ちはるの活動をつづっていきます。(Photo:篠原栄治) *ブログ内の写真・文章の無断複写・転用はご遠慮下さい。リンク大歓迎ですが、ひと言ご連絡いただけますと助かりますm(_ _)m
by ちはる
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までどうぞ!お会いできるのを楽しみにしています♪
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★コンサート情報★

4月13-16日
【バッハ・コレギウム・ジャパン受難節コンサート2017
「マタイ受難曲」ツアー】
4/13 18:30開演
愛知県芸術劇場コンサートホール
4/14 18:30開演
東京オペラシティコンサートホール
4/15 16:00開演
彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
4/16 15:00開演
長野県・松本ハーモニーホール

4月23日(日)
【横浜交響楽団第678回定期演奏会「青少年のための音楽会」】
14時開演/神奈川県立音楽堂
ドヴォルザーク:スターバト・マーテルのソリストを務めます。

4月29日(土・祝)
【胸躍るロマン派の音楽】
13:30開演/まちスポ稲毛
BCJ等でご一緒しているソプラノ藤崎美苗さんとソロ&2重唱でロマン派リートの数々を御楽しみいただきます。

5月14日(日)
【志木第九の会第18回定期演奏会】
14時開演
和光市文化センター・サンアゼリア大ホール
ハイドン:四季 
ヴォイストレーナーとしてご指導に関わっている志木第九の会
合唱で参加します。

5月20日・21日
【バッハ・コレギウム・ジャパン J・S・バッハ教会カンタータシリーズvol.72】
5/20 15時開演/東京オペラシティ・コンサートホール
5/21 15時開演/神戸松蔭女子学院大学チャペル

5月27日(土)
コロスタシアAnnex 教会コンサートシリーズvol.3 「花のうた」】
14時開演/日本基督教団 代官山教会
ソロと女声アンサンブルで綴る花の時間。
当グループ・レジデンスコンポーザー久保田翠さんによる新作初演も。

6月2日・3日
【新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会】
ハイドン:天地創造 合唱団コーロ・リベロ・クラシコ・アウメンタートのメンバーとして参加します。
6/2(金)19時開演 すみだトリフォニーホール
6/3(土)14時開演 すみだトリフォニーホール

7月15日・17日
【バッハ・コレギウム・ジャパン J・S・バッハ世俗カンタータシリーズvol.9(シリーズ完結)】
7/15 15時開演/神戸松蔭女子学院大学チャペル
7/17 15時開演/東京オペラシティ・コンサートホール

8月8日(火)
アンサンブル・ヴァガボンズ第1回公演】
コントラバス奏者・西澤誠治さんの、読響卒業記念公演。
マーラー:「大地の歌」(室内楽版)のソリストを務めます。
19時開演/渋谷区総合文化センター大和田 さくらホール


☆リンク集☆
―ブログ―
私の叔父、落語家なんです。
八代目春風亭柳橋HP

藝大での門下の素敵な先輩、
北村さおりさんのブログ。
小さき花の詩

藝大同期のソプラノ・栗原未和さん。
ムジカクリハラのオフタイム

ウィーンで同じ先生の下で共に学んだソプラノ・篠﨑加奈子さん。演奏に指導に活躍中!
加奈子のたららん うたレシピ♪

加奈子ちゃんのお姉様であり、音楽教室を主宰なさっている篠﨑左和子さん。
ひだりわこの音楽日記

チラシ制作にご協力いただきました足利市「マツモト写真」さん。若女将の日々感じていらっしゃること。
若女将の修行日記

オランダを拠点に活躍するフルート・トラヴェルソ奏者・築城玲子さんのHP♪お写真がとても素敵。
Reiko Tsuiki

―演奏団体―
2017-18シーズンも出演させていただきます。
「未来へ紡ぐ、バッハの響き」をどうぞご一緒に。
定期会員募集中!
バッハ・コレギウム・ジャパン

次回公演を乞うご期待!
アンサンブル・ミリム

NEW!!
女声6人による新ユニット「コロスタシアAnnex」のHPができましたー!!!今後の展開をどうぞお見逃しなく!
コロスタシアAnnex

次回演奏会に向け、ハイドン「四季」に取り組んでいます♪
志木第九の会

次回演奏会は2017年5月、ヘンデル「メサイア」です。
東京バロックスコラーズ

数多くのカンタータを演奏、たくさん勉強させていただきました。
ターフェルムジーク鎌倉

熊谷女子高校出身者による演奏団体です。
つぼみの会
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