カテゴリ:演奏会記( 139 )

アンサンブル・ヴァガボンズ第1回公演、終演!!!

なんだか・・・あれは夢だったのかな、、という気持ちです。
アンサンブル・ヴァガボンズ旗揚げ公演、大地の歌終演しました。

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下野竜也マエストロの腕に導かれ
素晴らしい共演者の方々の色彩豊かな音色に包まれ
あの場で最後まで言葉を紡ぐことができたこと
得難い経験となりました。

見守って下さった皆様、お世話になりました皆様、
本当にありがとうございました。

今回の演目は、私にとっては本当に大きな挑戦でした。
様々な方や様々なことからヒントをいただき、背中を押していただき
リハーサルから、全力でぶつかっていけたこと
一人でかたくなに頑張るのではなく、
今の自分を認めて、今の私にできることを精一杯やること

まだまだなのですが
もしかしたらやっと、スタートラインに立てたのかもしれない。

歌い手として。

今回共演させていただいた方々は、皆様ほんとに素敵な方々で

リハーサルでも、そのお人柄に心ほぐされたり、

フラフラしている私をその音色や音楽性で、または言葉でリードして下さったり
(プログラム前半の2曲もほんとにほんとに聴きたかった・・・
でも聴いてたらきっと涙腺崩壊して歌えなかった・・・っていうか全然余裕がなかった笑)

そしてマエストロには私の息を引き出し導いていただけて
皆様とご一緒させていただけて、本当に幸せでした。

私も、「この人と一緒に演奏できてよかった」と
思ってもらえる歌い手になりたいなぁと思いました。

マーラーが求めた、大きなリートとしての「大地の歌」。
私自身は、6楽章「告別」での
「私は、この世では幸せに恵まれなかった!」という歌詞に、
マーラーの抱えていたいろんなモヤモヤが凝縮されているような気がしていて。
様々なことと闘い続けてきた人生だったろうけど
病気にもなって、幼いわが子を亡くすという哀しいこともあって
どんなに成功しているように見えても、家族や、いろんな人が周りにいても、
どうにも埋まらない、空虚な?悔しい?気持ちを抱えていたのかい、マーラーよ・・・
どこまでも、何をそんなに強く求めていたんだい、愛?安らぎ?
いつか、昇華されたらいいね・・・

そんなことを思って歌っていたのですが。

マーラーが「オレの時代来たな」と思ってくれてたら、最高です。

シェーンベルクも、ライナー・リーンさん(シェーンベルクの編曲をさらに補筆した作曲家)も
いい仕事してくれて本当にありがとう。

そしてなんと言っても
素晴らしい機会を与えて下さった西澤誠治さんに大感謝!!!
カーテンコールでは、会場中が誠治さんにおめでとうを言ってましたよね。
個人的には、6楽章「告別」で、
誠治さん渾身のひくーーーいCの音の作り出す
この世とあの世の境みたいな(行ったことないですけど)しんとした空間の中で
「彼は馬を降り、別れの杯を差し出した・・・」と語る部分、
その部分こそは絶対決めたい!と思っていたのですが。どうだったかな。
誠治さんが喜んでくれて、それがいちばんうれしかったな。
本当におめでとうございます!!

リハーサルの様子。

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アンサンブル・ヴァガボンズ、実はすでに第2回公演の構想もできているようです!!!
皆様、今後も大大大注目ですぞ。
出番があってもなくても、お客としてでも行きたい♪と今から思っています。


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by takahashi_chiharu | 2017-08-10 11:06 | 演奏会記 | Comments(0)

BCJ世俗カンタータプロジェクト最終回、終演!

先週土曜日に神戸で、
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月曜日(海の日)には東京オペラシティで
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バッハの世俗カンタータ全曲演奏シリーズ、
最終回となるプロジェクトの演奏会が終わりました。
東京公演の日は、私の誕生日でもありまして、
リハーサルの最初に、メンバーの皆様に
初めて、サプライズでHappy Birthdayを演奏していただきました!
嬉しくてドキドキして震えちゃいました。感激です!
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ピンクのお花と、ピンクのシャンパンもいただいてしまいました♪
私の後ろでロビンと青木さんが見守ってくれてるのもうれしいお写真。
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私にしては珍しく、ピンクのワンピースを着ていたのですが
カラーコーディネートばっちりでした♪
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嬉しかったなぁ~~

それにしてもなんというめぐり合わせ。
BCJが、バッハの声楽を含む作品の全て(演奏可能な作品の全て、という意味ですが)を演奏し終える
という、記念すべき演奏会の日に
私にとっても節目となる誕生日を迎えることができるなんて。
今回はBWV30a「たのしきヴィーダーアウよ(Angenehmes Wiederau)」の演奏に
合唱で参加したのですが
私的には、まさに「Angenehemes Geburtstag(たのしき誕生日)」となりました。
素晴らしい場所で大好きな方々と素敵な音楽を演奏することができて、
家人が聴きにきてくれて、たくさんの方にお祝いしていただき
ほんとうに幸せでした。

もう惑わなくなるらしいのですが(お察しください)、
諸先輩方に伺ったところでは、そうでもないようですw

10年前の今日はウィーンにいました。
あれから10年経つなんて。
そういう意味でも節目でした。

今や、音楽の場とは、私の人生の大きな一部であるのを感じます。
人生そのもの、とか 人生のすべて、とか言えるほどに、この身を捧げているか・・・と言われると
ちょっと・・・努力が足りないと思いますが
私という存在を形作ってきた大きな要素のひとつであることは、もはや間違いありません。

これからも変わらず、
ひとつひとつの活動に、大切に丁寧に取り組んでいけたらと思います。
私というものに価値を与えてくださる、皆々様への感謝を胸に。

いつも本当にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします♪

そして昨日、
今回のプログラムの録音セッション1日目にして
BCJとしての、バッハの教会&世俗カンタータの合唱部分の録音が全て終わりました。
BCJが教会カンタータの録音に取り組みはじめて22年だそうです。
私が初めて録音に参加したのはいつのことだったか・・・
それほど回数は多くないのですが
録音の場でも、きっちりと様々なことに気を配りつつも
「生きた演奏」を録る、しかもポジティヴな空気の中で録る
そういう姿勢は、昨日の録音でもなんら変わることなく。
改めて、この素晴らしい音の場に自分も身を置けたことを
本当にありがたく、嬉しく誇りに思います。
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合唱の録音が終わって記念撮影。
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今回のアルトメンバー。ご一緒できて光栄です!
BWV30aのロビンのアリア、ほんとにほんとに素晴らしかったなぁ~~~
録音セッションもうまくいきますように!
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録音終了後に、乾杯!みんないい顔してますねw
こういう時間が意外と重要なのです。

BCJの次の演奏会は、
モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」です!
コンチェルト・パラティーノが来ます♪
彼らのコルネットの音がだーい好きなので、とっても楽しみです!!
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by takahashi_chiharu | 2017-07-19 12:21 | 演奏会記 | Comments(2)

天地創造!

先週末のことですが、
新日本フィル×鈴木秀美さん指揮×合唱団コーロ・リベロ・クラシコ・アウメンタートの
ハイドン「天地創造」2公演終演いたしました♪


いや〜本当に楽しかった。
まず、新日本フィルの皆様が素晴らしい!!
色彩鮮やかな音色と、柔軟なダイナミクス。
ソリスト様方による天からの歌声を聴いている間が本当に耳福でした…♪
ハイドンをよくよくご存知のマエストロは、リハーサルで
「神は細部に宿る だよ」
と仰っておいででしたが、
ハイドンってちょいと凝ってて、さりげなく面白い仕掛けがたくさんあって、かつ土臭くて
マエストロの指揮は、そのハイドンの良さを
「ほら、ここにも、ここにも面白いことあるよ、ここが美味しいんだよ、みてごらん、やってごらん!」
と我々に示して下さるかのようでした。

「光あれ」と神が言った。
すると、光があった。

この「光があった」の部分、とても感動的です。
神が「光あれ」と言ったから光があったわけだけど、その時からずっと、光はあった。
見失ったように思う時もあるけど、
世界の始まりからずっと、今もあるんだ。

そう思ったら、まだ作品の序盤なのに、ぐっと来てしまいました。
いい作品だった。

2日連続公演、どちらの日も大勢のお客様にお聴きいただけたのですが
まだ空いてるお席があったのが、もったいなかったなぁ。。
学生さんは当日券がなんと1000円で買えたらしいのです。
もっともっと活用して欲しいなぁ。。

素晴らしい演奏の一部となれたこと、本当に嬉しかったです。
また、このメンバーで、面白いことできたらいいな。

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by takahashi_chiharu | 2017-06-06 09:10 | 演奏会記 | Comments(0)

コロスタシアAnnex「花のうた」終演♪

コロスタシアAnnex「花のうた」終演いたしました!
コンサートの運営・進行、プログラミング、演出、そして演奏。
各方面において進歩の手応えを感じた公演となりました。

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久保田翠さん「万葉集」シリーズ新作も無事初演でき嬉しかったです。
翠さん、スタイリッシュでいながら情感溢れるアンサンブル作品をありがとう。
私自身の演奏は・・・まだまだ追い求めていきたいところです。
ヴォルフ・・・やればやるほど、よく書かれているなぁと感心してしまいます。
素晴らしい。
久しぶりの蝶々さんの花の二重唱は、
イタリア語って発音するのが気持ちいいなぁと思いながら歌っていました。

いつもお見守り下さるお客様方、ご協力頂いている方々…本当にありがとうございます。
そして
今回は身動き取り辛かった私に優しくしてくれつつも、いつも通りのわちゃわちゃぶりで
最高に楽しい時間を共有してくれた姉メンバーに、心からの感謝を。
ありがとうみんな♪


先ほど、自分の演奏のことで、ヴォルフ と書きましたが
今年は、密かに「自分におけるヴォルフ年」をやっておりまして
9月にもヴォルフを歌います。
今度は「メーリケの詩による歌曲集」から。

チラシ、初お目見えだと思います!

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めぐる想い 
9月3日(日) 16時開演
日本基督教団 代官山教会にて

出演:
生出悦子(Sop)
高橋ちはる(Mez)
東由輝子(Pf)

メンデルスゾーン:私の愛を込めたかった(二重唱)
シューマン:もし私が小鳥だったなら(二重唱)
ヴォルフ:散歩/捨てられたおとめ/隠棲
シュトラウス:子守歌
大中恩:かなしくなったときは
中田喜直:ちいさい秋みつけた
湯山昭:木犀のセレナーデ(二重唱)   他
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ソプラノの生出悦子さんとは、昨年2月に
「よろこびの調べ」で共演させていただきました。
満を持して、デュエットとソロでお送りするコンサートの第2弾です。
今回はドイツリートと日本歌曲で選曲してみました。

まだ少し先のコンサートですが、ご予定チェックしていただけましたらありがたいです♪



そして…
今日からわたしは 天地を創造するのです・・・ふふふ・・・
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すみだトリフォニーホールで♪
ハイドン「天地創造」の演奏に参加します。
新日本フィルハーモニー交響楽団さんの演奏会、指揮は鈴木秀美さんです。
私は合唱団「コーロ・リベロ・クラシコ・アウメンタート」のメンバーとして参加します!
演奏会は6月2日(金)の夜と3日(土)の午後です。
お席まだあるようですよ♪

わくわく・・・どきどき!
今日はリハーサル初日、夕方からはじまります。

光あれ。

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by takahashi_chiharu | 2017-05-29 13:16 | 演奏会記 | Comments(2)

BCJ定期プロジェクト終了!

BCJ定期、
青山学院大レクチャーコンサート、東京オペラシティ公演、神戸松蔭女子学院大チャペル公演と
3公演が終演いたしました。

BWV100、180、140と
超名曲ばかりのラインナップ。
なかでもBWV140「目覚めよ、と呼ぶ声あり」は
その作品名は知らなくとも、第1曲の合唱、第4曲のコラールのメロディは
きっとどこかでお耳になさったことのある方も多いはず。
幸福感いっぱいの作品たちと共に過ごす日々、
私も幸せでした。

プロジェクト最終日の今日は、神戸での公演。
松蔭のチャペル…やはりこの空間は特別。
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今日は演奏会冒頭のオルガン演奏もチャペル内で聴くことができました。
オルガンの音に包まれながらあれこれ想いを巡らす…
これがとてもいい時間。
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こちらはパッヘルベルのリハーサル風景。
Was Gott tut, das ist wohlgetan(神なしたもうは恵みの御業)。穏やかないい曲だったなぁ。

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リハーサル終わって、しばし寛ぎのひととき。
BCJではお人柄も素敵なメンバーの皆様と共に過ごす時間そのものがほんとに楽しくて。

青山、初台、神戸と3公演を経るうちにも
どんどん進化を遂げていったソリストや奏者の皆様…
素晴らしかったなぁ〜。
カンタータでは、合唱は冒頭と終曲に出番があるだけなので
素晴らしい演奏を繰り広げる方々のお背中を眺めて至福の時間を過ごしました(笑)

熱い拍手でのアンコールに応えて(アンコールに応えること自体珍しいことと思う)歌った
BWV140の終曲コラール。
とっても幸せな時間でした。

なんというか、
かけがえのないひととき ってあるんだなぁ。
その場にいるみんなと心ひとつになる幸せなひととき。

終演後の一枚。
ここに写っているのはメンバーの一部だけど、
とっても幸せな演奏会だったことがわかる、よいお写真♪
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お出かけ下さった皆様、ありがとうございました!
ご関係の皆様、今回も大変お世話になりました!

BCJ、次に私が乗せていただくプロジェクトは7月、
楽しい楽しい世俗カンタータの最終回です♪
BWV30のパロディである「たのしきヴィーダーアウよ」を演奏するのが、とーっても楽しみ!
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by takahashi_chiharu | 2017-05-21 23:08 | 演奏会記 | Comments(0)

「胸躍るロマン派の音楽」終演♪

千葉の稲毛で地域に根ざした活動をなさっている「ぴあのっこClub」さん主催の
「胸躍るロマン派の音楽」。
ソプラノの藤崎美苗さん、ピアノの斉藤由美子さんとの共演で
とっても楽しく終演いたしました!

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プログラム前半は「地域音楽愛好家によるコンサート」と銘打たれていますが
皆様本当に素晴らしい演奏で、会場は大盛り上がり!
私達はプログラム後半を担当しました。

藤崎美苗さんは芸大での門下の先輩にあたり、BCJでも大変お世話になっています。
私にとっては、気心知れた大好きなお姉さま。
そんな美苗さんと二人で、メンデルスゾーンとドヴォルザークのデュエットと
私はソロでブラームスの歌曲を歌わせていただきました。
同じ先生について勉強したからか、BCJでアンサンブル力を鍛えられているからか、
はたまたその両方か(笑)
練習段階から本当に楽しく、打ち合わせなど特にしなくてもすっと息が合って
とーーーっても気持ちよくデュエットさせていただきました!
ピアノの斉藤さんは、私達の歌を素晴らしく支えて下さっただけでなく
素敵なピアノソロもご披露くださいました。

ソロで歌ったブラームスも、「五月の夜」をはじめ大好きな曲ばかりをチョイス。
「五月の夜」は、

月が輝く五月の夜に、私はひとり
心に浮かぶ面影(ソウルメイト ってこういう感じではないかなと思う)に
この地上で いつか出会えるだろうか・・・
すると 孤独の涙が私の頬をつたってゆく

そんな内容なのです。
ひとり。でも 悲しいばかりではなく。
生涯独身だったブラームスがこの詩にこんなにも素晴らしい音楽をつけた気持ち
なんとなくわかる気がしているのです。

そこで、MCで「ほんとはネクラな私は、ブラームスがしっくり来る」って話をしたら
それなりに笑いをとりました(笑) が、けっこう本気。
…違うかな、
「ひとりの自由も愛してる。
 でも関わってくださる方々との時間も愛しているしとても感謝している」
って感じかな。


気配り心配りの行き届いたスタッフの皆様に支えられて、
気持ちの良い方々とご一緒できたコンサート。
楽しくて幸せでした♪


お世話になりました皆様、ありがとうございました!
おいでくださいました皆様も、遠いところありがとうございました♪♪


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by takahashi_chiharu | 2017-04-30 23:59 | 演奏会記 | Comments(0)

横浜交響楽団 ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」終演!

久々の神奈川県立音楽堂で、横浜交響楽団さんで
ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」本番でした。

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私はこの半年くらい、横響合唱団さんのヴォイストレーナーとして時々練習に参加しました。
ソリストすることで、自分のことで頭が一杯でしたが、
リハで、皆様いいお顔で歌っているお姿を拝見し、
ご指導の場では、こういう日に楽しく歌って頂くために
楽しくもしつこい(笑)ご指導に、これからも邁進しよう・・・!と思いました。

本番は、反省点はありますが
指揮者の飛永先生の熱のこもった指揮に導かれて、精一杯 歌うことができました。
また、ご一緒したメンバーが素晴らしく
四重唱もとても気持ちよく歌わせていただきました。

こんな大きな編成のフルオケで独りで歌ったのは久しぶりだったのですが
ちょっと、半歩くらい 前に進めた気がします。
オケの皆様とご一緒する時の、心持ちの問題。


ドヴォルザークが3人の子供を次々に亡くしたときに書かれた「スターバト・マーテル」。
作品の最終盤、
Quando corpus morietur(たとえ肉体は滅んでも)...と歌うところ、
ドヴォルザークがこの部分をどんな気持ちで書いたのか・・・
合唱団の皆様の、思いのこもったアカペラに載せてこの歌詞が歌われる場面が
最も胸にぐっときました。

もともとは、今は亡き恩師が繋いでくださった横響さんとのご縁。
今回久しぶりにソリストさせていただけたことも、感慨深いものがありました。


素晴らしい作品の演奏に参加できて幸せでした。
ご関係の皆様、お世話になりました!!
ご来場の皆様、ありがとうございました!!


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by takahashi_chiharu | 2017-04-23 22:09 | 演奏会記 | Comments(0)

BCJマタイツアー2017、終演!

名古屋、東京、さいたま、松本 と
4日連続公演が終演いたしました。
改めて、
こうして公演に参加できたことに感謝です。
お世話になりました皆様、本当にありがとうございました!
また、どの会場でも たくさんのお客様が、我々とご一緒にあの場の空気を作ってくださったことに、感謝いたします。

4日連続でしたが、それぞれに味わいの違う公演でした。
やはり 演奏は生き物、一期一会。

私は「マタイ」を歌うと、舞台上で毎回、
いろんなことやいろんな人そして自分の中のいろんな気持ちに想いを馳せることになるのですが
(実際、音楽とテキストがそうさせるように出来ているからなのですが)
それが本当にとてもいい時間でもあるのです。

聖金曜日、オペラシティでの公演では
バスのアリア「Mache dich, mein Herze, rein(おのれを潔めよ、わが心よ)」に
眼を開かされる思いでした。
今まで長年、「清々しい曲だなぁ」と思っては来ましたが、
復活への希望の眼差しだけの曲ではなく、
人を看取る話をしている、壮絶な覚悟の歌なのだ、と
ほとんど初めて解りました。

大切な人の死を受け止める覚悟、
ひとりの人の最後の最後までもを受け入れる心を造ろう、と
自分自身に言い聞かせる歌。
それってとても辛いことだと思いますが
その肚が決まることから来る清らかさなのだと
腑に落ちたと言いますか。

また今日の松本公演では、
思いがけず、自分の心の中のかなり奥深いところと向き合う時間となりました。

私と関わって下さるすべての方に感謝して、
自分を認め、開いた心で また頑張っていこう。
そう思いながら終曲を歌いました。

いやー 凄いなマタイ。

このように、「様々なことに想いを馳せることができる」のが、
私にとってはマタイ受難曲の大きな魅力のひとつなのですが
今年は、お客様のご感想を伺った中に
私と同じように、いろいろと想いを巡らせながらお聴きになった方もいらしたようで

伝わってるんだな。
嬉しかったです。

また 来年の受難節に何を感じるか
その時を楽しみに、今年度も頑張ってまいります!

オペラシティにて。
今年度のBCJプログラム、表紙は緑の文字。好きな色♪
そしてバックステージパスは、オペラシティ20周年記念仕様!
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松本での終演ショット。
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おまけ。
お仕事を頑張るにあたり 投入したガソリン。
きしめんと、久しぶりのひつまぶし!
すごーく 元気でました♡
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そして、松本への旅では、
再び、満開の桜に会えました♪
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ミュージシャンは、旅人。
って誰かが言っていたような。




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by takahashi_chiharu | 2017-04-16 22:31 | 演奏会記 | Comments(0)

ヨコハマタイ終演♪

横浜みなとみらいホールでのBCJ「マタイ受難曲」、終演。
大勢のお客様にお立ち会いいただけて、ありがたいことです。

…今までにない感じ、だなぁ。歌い終えて。
たぶんいいことだと思う。

マタイの中で一番好きなアリアKomm, süßer Kreuzを聴きながら、
これはWolfのWunden trägst du, mein Geliebterで、
イエスが語る部分と通じる世界観だなぁと思っていた。
静かに、自らに言い聞かすように「(苦痛を/十字架を)担おう」と語る感じが。

季節の空気感を肌で感じられたこと、
そしてこんな風に関係性の高い作品同士の繋がりを見いだせること。
やっぱり「うたごよみ」やって良かったと思う。
と同時にWolfはまた歌いたいな。

素晴らしい方々とご一緒できていること、
その中に私にも役割を与えていただいていること、
いつもながら感謝です(*´꒳`*)
いろんな方の、それぞれの素晴らしいところが発揮されてるなーと思って
舞台の上で幸せでした。

一期一会のマタイ。
謙虚に、真摯に、柔軟に
自分のやるべきことをやっていきたい、と改めて思えた
横浜マタイでした。

来月も、マタイ。
4日連続公演があります。
また、新たなドラマを楽しみに。
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by takahashi_chiharu | 2017-03-26 08:43 | 演奏会記 | Comments(0)

「うたごよみ」こぼれ話。

「うたごよみ」で選曲した歌について、ちょっとだけ振り返り。

まず、コンサートのメインとして考えた
ヴォルフの「スペイン歌曲集(宗教歌曲集)」ですが
3曲目に歌った
「Mühvoll komm' ich und beladen(重荷を負い、苦労の末に私は来ました)」。
この曲は、芸大の学部を卒業するときに
卒業試験で歌った曲です。
今は亡き恩師が選んでくださった曲。

その当時は、
先生に「この曲はどう?」と仰っていただくまでこの曲のことは知らなかったのですが
歌ったとたんにものすごく好きになって
まさに「ハマった」曲。
昔のことすぎてよく覚えていないけど、
とにかく必死で歌っていた、と思う。
「ひたすらな祈り」のエネルギーに追いつこうと、必死で。

あの当時は、
この曲が「宗教歌曲」と銘打たれていることもあんまり意識できてなかったと思うし、
キリスト教では春に受難節(四旬節)があり、
春はキリストの受難に思いを馳せるべき季節である、ということもよくわかってなかったし
その後、毎年のように受難曲の演奏に関わるようになるなんて、全然思ってなかったし

そんな、あの当時の私にこの曲をくださった先生・・・
すごい。
どこからひらめいたのか(笑)
先生には何が見えてたんだろう。

その後、4曲目に歌った
「Wunden trägst du, mein Geliebter(あなたは傷を負われて、いとしいひと)」
を勉強する機会があり
いつか「スペイン歌曲集」をまとめて歌いたいという思いと、
歌うなら、やはりこの時期であろうという思いと。

いま、この年になってもう一度歌えて、よかったと思う。
何も知らなかった私に、少しずつ
ヴォルフの「宗教歌曲」の歌の世界が染みてきたのだと思います。
また、「Die ihr schwebet」と「Ach, des Knaben Augen」は、母性の歌。
昔よりは・・・そういうのも表現できるように・・・なってきたかもしれず。

クリスチャンではない私の心も、ぐらぐら揺さぶってくれた「宗教的歌曲」。
この曲たちを歌うことについて、この曲たちの基本的な背景について
お話して説明したほうがいいのかなぁ、
解説を書いたほうがいいのかなぁ とかいろいろ考えたのですが
ヴォルフは決してとても敬虔なクリスチャン というわけでもなかったようだし、
説明することでひとつの方向に導いてしまいそうでなんだか気が進まなかったのと
なーんにも知らなかった私でも心を掴まれたのだから、
「なんかアツい歌だったなぁ」と感じてもらえればそれでいいのかなぁ
と思ったりして、結局
「うたごよみに寄せて」としたご挨拶文で軽く触れるだけに留めたのですが
不親切だと思われた方がいらしたらごめんなさい。

今気付いたけど、
たしか学部の卒試は、母方の祖父母も聴きに来てくれたんじゃなかったか。
ずいぶん時がたって、もう祖父はいないけど、
祖母にはまた聴いてもらえたことになる。
昨日、祖母に
「前半はドイツ語だったけど、後半は日本語だったから聴きやすかった?」
みたいなことを言ったら
「前半も、意味はわからなくても、伝わったよ」
って言ってくれた。
すごくすごくすごくありがたい聴き手だ・・・ありがとう。

それと、「藤の花」。
こちらは、昔、こんなことを書いてました。

今では、これを書いた時とは、またちょっと違う思いもあるような・・・

今回も、歌うのは本当に難しかったですが
本番でだけ、なにかが降りてきた、ような気がします。

以前に、いろんなところで、先生やいろんな方に種を蒔いていただいたことを
改めて、あたためて、歌う。
全ては繋がっているなぁ。

こんな私と各方面でお付き合いくださっている皆々様に、改めて感謝です。


・・・さて、今日からさっそく次のこと。
今年は「マタイ」のプロジェクトが二つあります!!
まずは鈴木優人さん指揮で、横浜みなとみらいホールでの「マタイ」。
演奏はいつも一期一会。
今回はなにを感じることができるんだろう。楽しみです。

バッハさんのお誕生日である今日から、リハーサルスタートです☆

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by takahashi_chiharu | 2017-03-21 11:23 | 演奏会記 | Comments(0)