「これしかない」終演!!

昨日は、トランペット中村孝志さんによる「これしかない」の本番でした!

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過去から現在に至るまでの間に、トランペットをはじめとする多くの楽器たちは
形も大きさも変化を遂げ、一部のものは木製から金属製へと材質も変わりました。
「4世紀にわたるブラスミュージックの変遷」というのは伊達ではありませんで、
器楽奏者の皆様は、様々な時代の楽器をいろいろ持ち替えて演奏してくださり
聴きどころ満載のコンサートでした。

私は、中村さんはじめ、素晴らしい共演の方々とご一緒に
ヘンデルのオペラアリアを2曲歌いました。
どちらもカウンターテノールの方におあつらえ向きでして、
今回の機会がなければ
メゾの私がGiulio Cesareのアリアを歌うことはなかった、かもしれません。
もう1曲は「Amadigi di Gaula」というオペラから、Amadigiのアリア。

初めて歌うアリアをふたつ、バリバリ装飾をつけての演奏。
いつになく緊張しました。
リハーサルの段階から、いろんな方からたくさんアドヴァイスいただいて。
そのことがとてもありがたく、
本番ではぜひ実現させたい!とギリギリまで自分自身にチャレンジできました。
今できることはやれたと思います。
素晴らしい機会をいただけたことに感謝。

できたことを忘れないで、次に繋げよう。


それと、初期バロックのコーナー(17世紀)では
モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」に声で参加し、
ヘンデル大会のコーナー(18世紀)では
ヘンデルのオラトリオ「サムソン」の終曲の合唱をソリスト4人で歌い、
さらに、アンコールでモーツァルト「レクイエム」からTuba mirumを。
ちょこちょこと、いろいろ参加させてもらいました!


昨日は中村さんの、還暦のお誕生日でした!
その、記念の大リサイタル。
準備から(構想2年!?)、打ち上げまで全てをコーディネートしながら
素晴らしい演奏を披露してくださった中村さん。
コンサートの最初はモダンな金管五重奏で華やかに幕を開け、
そのあと、いきなり木製のコルネットに持ち替えての演奏。
その響きの違い、それぞれの楽器の持ち味の違いに
目の覚める思いをしたのは私だけではなかったはず。
私は初期バロックのコルネットの温かい音色と、
アンコールのフンメルでのキィ・トランペットの鄙びた音色が好きでした。

もし自分が還暦まで歌っていたとして、リサイタルをするとしたら
こんなに全てに目を配れるだろうか。
中村さんと演奏するために集られた素晴らしい方々…
これだけの人の繋がりを作れるだろうか。
みんなが中村さんをお祝いする気持ちで演奏する、お祭りみたいな一日でした。


中村さん、改めておめでとうございます!!
本当にありがとうございました!
「ファイナル」とは銘打ったけど…
また新たなタイトルの演奏会、できたらいいですね♪♪


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中村さんが頂いたお花の、お裾分け。
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Commented by M生 at 2016-02-02 21:12 x
いやー興味深い内容の素晴らしい演奏会だったですよ。
ちはるさんも熱演でした。
Commented by takahashi_chiharu at 2016-02-02 23:42
>M生さま
お出かけいただきありがとうございました!
充実のプログラムでしたね〜。
by takahashi_chiharu | 2016-02-01 13:21 | 演奏会記 | Comments(2)