OLC&CLCモーツァルト、終演!

鈴木秀美さん指揮、
オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)&コーロ・リベロ・クラシコ(CLC)の
モーツァルトプロジェクトが終了いたしました。
とても濃密に、細やかに、
アンサンブルする喜びをお腹の底から味わった一週間でした。

本番が行われたのは、2015年1月17日。
阪神・淡路大震災から20年目の日。
ホテルの部屋で見ていたテレビでは、震災関連の特別番組を放送していました。
埼玉県で生まれ育った私にはとても「わかる」とは簡単に言えない、20年の歳月。

モーツァルトが父にコンスタンツェとの結婚を認めて欲しくて書いた、
言ってみれば人生への情熱と喜びにあふれたミサ曲を、このような日に演奏する、
これってどういうことなんだろう…と思いました。
しかし、生き生きと楽しく幸せな「グラン・パルティータ」を拝聴し、
ミサ曲の練習を深めるうちに、
いまここにいる私たちは生きる素晴らしさを存分に味わって、
「生き切る」責任のようなものが課せられているのかもしれない、と
思うようになりました。
そして、思い切り集中して、楽しんで幸せに歌いました。

アンコールには「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を歌わせていただきました。
舞台上から客席を見て、
ここにおいでのお客様方のほとんどは関西圏にお住まいだと思うけれど、
今日どんな思いでここにいらっしゃるのだろう…と思うと、
とても複雑な思いになりました。
しかし、秀美さんが練習中に
「(客席を指して)音楽を楽しむのはあちらの方々だからね」
と仰ったお言葉を思い出し、
ただただ美しい声で言葉をきちんと届けられるように
と思って歌うことができました。
もしかしたら、
この「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を歌っているときがいちばん、
歌い手として貴重な勉強をさせていただけたのかもしれません。


美味しいものもたーくさんたーくさんいただき、
たくさーん笑って、
いっぱい耳を開いて、
気持ちよく歌って、
幸せでした。
・・・まぁ私の場合、
たいがいの演奏はいつも最後には幸せなんですが
(自分の出来に身悶えることはいつもなのでそれは置いておいて)。

お世話になりました皆様、お聴き下さったお客様
ありがとうございました!!!

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by takahashi_chiharu | 2015-01-18 23:41 | 演奏会記 | Comments(0)