ターフェル終演!

昨日、ターフェルムジーク鎌倉の、
教会カンタータ連続演奏会シリーズが、最終回を迎えました。

最終回ということで、いつもより、ちょっと豪華なプログラムとなりました。

まず最初にカンタータ156番のシンフォニア。
オーボエのIさんがソロを吹かれました。
Iさんはターフェルの代表・吉田さんと共に、ずっとターフェルを支えてくださったメンバーさん。
この演奏は、「ターフェル」という団体がもともと室内楽のメンバーが集まって結成された、という
団体のルーツを思うものとなりました。
Iさんには、アルトのアリアで何度もお世話になりました。
アルトのアリアにはオーボエがつくことが多いのかな・・・?
Iさんは、オーボエの他にも、テニスもなさって、車もカッコイイ「フェアレディZ」に乗っていらっしゃって
30年後くらいに、こんな風になれたらどんなにいいだろう・・・という方。
この場を借りて、本当にありがとうございました。

その後は、カンタータを3曲。
今回で、一応シリーズは最終回ですが、
実際にはまだあと2公演予定していますので
特別な感慨というものはなかったのですが、
合唱曲を歌いながら、また他のソリストさんのアリアを聴きながら
オケも、合唱も、本当にいろんなことができるようになったなぁ・・・
大竹先生の指揮が何を求めているのか、
本当に汲み取れるようになって、しっくりくるようになったなぁ・・・
まとまっているなぁ・・・安定したなぁ・・・
そんなことを思っていました。
自分にしても、
ターフェルに呼んでいただけるようになって、最初のうちは
アリアはともかく、実はレチが難しかったんだよなぁ・・・
どうやったら自然に歌えるのか、最初はわからなくて。
ありがたいことに、歌う機会をいただくうちに慣れてきて、
私が途中でウィーンに行ってしまっても、
帰ってきたらまた使ってくださって。

これは打ち上げで話したことですが
アリアを歌うのだって、
歌い手だったら、「こう歌いたい、ああしたい」っていうことが
自分の中にしっかりできて、その上でオケ合わせに伺うべきだと思うんですが
最初は、曲のテンポも雰囲気も歌い方も
ついつい、オケの皆様にお伺いを立てるような歌い方・・・というか
「音楽で自分の思いを伝える」ってことができなかった。
でも回を重ねるうち、漫然と聴いていたオケの音を
もっと詳しく聴くようになって、アンサンブルできるようになってきた。
昨日の本番でも、前述のIさんのオーボエとの掛け合いをしつつ
弦の皆様の音に包まれながら、言葉を語る
そういう感覚は、昔はなかったかもしれないなぁ。。。
70番のアリアではチェロのOさんと、まさに二人三脚で
時に私の歌う旋律のほうがオブリガートなんじゃ!?というような
掛け合いをさせていただいて。

それから、ターフェルのすごいところは、
オケが、アリアなんかの練習をする際に
合唱団のメンバーの中から、ソリストの代行をおこなってくださるというシステムが
しっかり確立されているということ。
これはすごいこと。
カンタータで出てくるアリアは、難曲も少なくないのに。
ソリスト代行を務めたことのある方からみれば
「私が歌ったあのアリア、ちはるさんはどう歌うのかしら・・・」
という風に聴いているということ。
ソリスト代行してなくても、バッハの音楽を愛するメンバーはみんな
興味深々で聴いてくださる。
こういう環境だと、「プロとアマチュアの違いって何なんだろう」というところから
ぴりっと、身の引き締まる思いにさせてもらえて
果敢に、演奏にチャレンジしてこれたように思う。

こういう状態が確立されてきたのも
ここ2~3年くらいなのかな、
いろんな持ち場で、それぞれの方が頑張ってくださったおかげ。

アンコールの、30番の合唱を歌ってるとき、

こうやって、これからも歌っていければいいのになぁ・・・
楽しいときは、ずっと続いてほしいなぁ・・・
舞台上にいらっしゃる皆さんは、お仕事とかご家庭とかありながら
でも、時間をつくって、気持ちを傾けて
ここに乗ってくださってて
今の日本ってそういうこと(やむを得ず)大事にできない人もいっぱいいるから
やっぱり、幸せなことだよなぁ・・・
でも、こういう時間とか、こういうことのための余力?とか
こういうところで繋がる人との結びつき、とかが
これからの日本を動かしていくんじゃないのかな・・・
やっぱり、私もまだまだ頑張りたいな、いろんなこと・・・!

なーんて、
ノリノリで歌いつつ、ちらっとそんなことを思いました。


私の中で、これからも確実に大きな位置を占めていくであろう
ターフェルで得てきたこと。
まだまだ足りない私ですが、それでも
改めて振り返ると、やはり大きいです。

・・・おっとっと。
あんまり振り返ると、もうこれで終わってしまいそうな感じですが
あと2回ありますから!!
次回は7月。名曲147番を歌いますよ。
合唱歌うのがほんとに楽しみ♪もちろんアリアも♪

ぜひ、次回もよろしくお願いいたします!
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by takahashi_chiharu | 2012-02-19 23:55 | 演奏会記 | Comments(1)

Commented by desire_san at 2012-02-23 23:02
こんばんは。

バッハ教会カンタータ連続演奏会、大きなお仕事にチャレンジされていますね。
バツハの壮大な音楽に毎日向き合うのは大変でしょうが、また達成感も素晴らしいでしょうね。

私もバッハの声楽曲は魅力的で熱中したい気持ちもあります。一方オペラやバレエの魅力二も魅かれ、美術の魅力も捨てがたく、いくら時間があっても足りません。先ずマタイ受難曲に向き合ってからですね。