BCJ「狩りのカンタータ」@東京オペラシティ

世俗カンタータプロジェクト、終了でございます。

なんだか、舞台上にいてとても幸せでした。
いや、それはいつものことなんだけど
いつもよりももっとのびのびしていられたなー。
・・・あ、合唱歌うとこが少ないからとかじゃなくて
生き生きとした音楽だったからだと思う。
もちろん、自分たちが歌ってるときもすごく楽しかったし♪

ソリストさんも皆様すばらしく。
テノールの櫻田さんの、「狩りの~」のほうのアリアで、
伴奏を雅明先生のチェンバロ1本にした曲があったのだけど
(確か名古屋では秀美さんのチェロも入ってたと思う)
伴奏をチェンバロだけにすると、とたんに室内楽的?いや
すごく親密な感じがするのはなんだろう?
ピアノ伴奏で歌うリートに通じるものがありましたね。
いいなぁ、チェンバロ伴奏の古楽の歌をもっと聴きたくなりましたし
自分も歌ってみたくなりました。
また、雅明先生の伴奏のステキなこと!
楽譜には伴奏の音(と、和声を示す数字)もかかれてはいるのですが、
それはあくまで「このメロディラインで弾いてください」という目安なのであって
実際には、楽譜に書かれた音と音の間や前後に
ふんだんに音を盛りこんで、飾って弾いているのです。
その盛り込み方が、
こんこんと湧き出る泉みたいだなぁ、と思った。
音の泉。
和声の色合いの変化も、揺らめく水面みたいに移ろって。
・・・超いまさらですが、
雅明先生がソロでオルガンやチェンバロを弾かれるコンサートに
伺いたいなと思いました。
不勉強ですみません・・・
でも確か、私が大学院修士に入学するときの入学式で雅明先生が奏楽堂のオルガンを弾かれたのです。
力強い入学祝いだなぁと思った記憶があります。


カウンターテノールのダミアン、
一見なんでもなさそうで実はしんどいアリアを担当し
本当にすごいと思いました。
あのアリア、なんであんなに長いんだろう。
しかもダ・カーポ(最初に戻って繰り返す)するし。
きっとあのアリアを聴きながら王侯貴族の皆様が
お食事されたか、姫君がお召し代えなさったか、
次の余興の準備ができるのを待ったか・・・
とにかくなにか理由があったに違いない。
聴いている側は、うっとりとした至福の時が
長く続くのは大歓迎、ではありますが・・・
ダミアンはいつも落ち着いていて、ジェントルマン。
録音で何度も歌わされても、きっちりとお仕事してました。
先月の定期と今回と、ずっとお隣で歌わせてもらって楽しかったし
勉強になりました。
またご一緒できるといいなー。

そしてソプラノのジョアン。
私たちは、舞台上ではソリストたちの「歌う背中」を見ているわけですが
ジョアンは、背中からも、後頭部からも音が聴こえる感じ。
なんか、体全体から響きが発せられる感じなんですよね。
豊穣の神のアリアでしたが、その「豊かさ」が
彼女にぴったりでしたねー。すてき。

あー、いいもの聴かせていただきました(あれ?)。
参加できて良かったです。

BCJの「世俗カンタータシリーズ」はまさに今回始まったところ。
今後の演奏会に、どうぞご期待ください☆
私も、少しでも多く参加させてもらえるといいなー。


気づいたら、今月は「バッハ強化月間」のようで。
明日もバッハ。しかも・・・わりと大役☆
詳しくは明日の日記にてご報告したいと思います。
そして月末はターフェルムジーク鎌倉の演奏会。
あさってにオケ合わせがあります・・・!
こちらも良い曲ぞろい。ぜひお出かけください!
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by takahashi_chiharu | 2011-07-15 08:45 | 演奏会記 | Comments(0)